漆黒の夜に君と。U[BL]
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#189 [ちか]
長い間の放置すいません;;
今日少し更新出来そうなんですが、今月はかなりのスローペースになりそうです(´;ω;`)
ですが!絶対に絶対に完結させるので、どうか暇な時は読んでやってください
>>185みさま
>>186のんさま
>>187のぉさま
>>188ゅかさま
まとめてしまってすいません…応援してくれてありがとうございます(´;ω;`)
:09/07/06 18:15 :P906i :xjEUiyCM
#190 [ちか]
>>184続き
「…っるさい!!///黙っ…」
『黙ってろよ』
そう言おうとしたその一瞬、
視界が急に一回転して
気がつけば立場は逆になっていた。
「ちょ…ッ恭‥や…っ!?//」
「下から見るのも良いけど、やっぱり僕苛める方が好きみたい。」
そう言って笑う黒い瞳は
悪魔のように意地悪だった
:09/07/06 18:26 :P906i :xjEUiyCM
#191 [ちか]
「やぁっ///きょ、恭弥!!だめ…んあっ///」
「ん、締めすぎ…。もっと力抜いて。‥‥そう。」
「だめだって!!!///
出る…!!!あぁっ//」
快楽の波が全身を巡って、俺は欲を吐き捨てた。
「ん…ハァハァ///あ‥ハァ..」
乱れる呼吸が部屋中に響く。
:09/07/06 19:00 :P906i :xjEUiyCM
#192 [ちか]
「クスクス…早かったね。
そんなに気持ち良かった?」
恭弥は俺の太股を伝う白濁色のソレを指で絡めとると、そう言って舐めた。
「ハァハァ..恭弥が強引だからだろ…っ!!///」
力ない声で抵抗する俺を見て恭弥はクスリと微笑む。
そんな表情も愛しく思えてしまう。
二度目の頂点を迎え、余韻に浸りながらぐったりとしている俺の耳元で恭弥は囁いた。
「まだ寝かさないよ?」
窓からは漆黒の夜を照らす真っ白な満月が美しく見えた。
:09/07/09 21:41 :P906i :oVQig.fk
#193 [ちか]
― めぐるside.―
「んあ…///」
ギシギシとベッドが軋む。
「あ‥も…だめッ///イっちゃう!!//」」
首元にかけられた両腕が
鬱陶しいくらい熱い
「めぐる君…ッ///」
呼ぶな
「愛してる///ンあ…ッ//」
嘘を
「…俺も愛してるよ。」
つかないで
:09/07/10 12:46 :P906i :sMvEJb6E
#194 [ちか]
熱っぽく荒い呼吸が室内の温度をあげる。
「めぐる君、上手すぎ…//私シャワー浴びてくるね。」
そう言って足早にベッドを去る後ろ姿を見つめて、俺はまた一つため息を吐(ツ)く。
.
:09/07/10 12:55 :P906i :sMvEJb6E
#195 [ちか]
真夏の熱帯夜とギンギンと冷えた部屋はまさに俺みたいだ。
触れ合えば
身体は熱くなる
だけど、胸の奥の、
一番大切なところは
どこか冷めていて
自分が分からなくなる
:09/07/10 12:58 :P906i :sMvEJb6E
#196 [ちか]
「“愛してる”…とか、簡単に言うなよ。」
この夜だけで終わりの関係に、“愛”なんて
そんなもの無い。
だけど、一瞬でも孤独を
忘れたくて俺は求める。
偽物の愛を。
:09/07/10 13:07 :P906i :sMvEJb6E
#197 [ちか]
差し込む満月の光が眩しくて、
その光に照らされると、自分の陰が浮き出てしまうから、
逃げるように目をそらす
「なんで俺、こんなんしてるんかなぁ…。」
なぁ、教えてや。
誰か…
見上げた満月は、哀しいくらい美しかった。
:09/07/10 13:11 :P906i :sMvEJb6E
#198 [ちか]
──────────
──────‥
漆黒の夜に
弦の音色が響く
それは美しく、
そして寂しい
同じ空の下、
それぞれが感じるのは
愛なのか孤独なのか
いつになれば呪縛から
解放されるのか‥──
‥‥──────
──────────
:09/07/13 18:37 :P906i :7MvgArVw
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