漆黒の夜に君と。U[BL]
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#608 [ちか]
「おし!昼飯作ったるからそこで寝とき!」


そう言ってめぐるは急に腰をあげた。

「え、ちょ…!!ゴホッ
お前料理なんか出来…、ゴホゴホッ」


大きな声を出すとすぐに咳払いしてしまう。
わりと風邪は重症らしい。

「出来るわそれくらい!
お前は大人しく寝てたらええねん!!」

母親のようなその叱り口調に不安を覚えながらも、相当身体は疲れきっていたからその言葉に甘えることにした。

⏰:10/05/28 23:20 📱:P906i 🆔:r2c5aQB2


#609 [ちか]
― めぐる side.―


凌がぐっすり眠ったのを確認して、ため息をついた。


「無理ばっかするから、体壊すんやろ…。
恭弥と喧嘩って慣れへんことするから、………、」


そこで口は止まった。
単なる喧嘩とはちょっと違うと思ったから。


「‥‥‥大切やから、か。」

零れた単語と凌を見合せて、いつからそんな強くなったんやろって少し羨ましくなった。

⏰:10/05/29 10:33 📱:P906i 🆔:.rkY4LLw


#610 [ちか]
キッチンでお粥を作りながら、辺りを見回す。

高層マンションなだけに景色のいいその部屋は殺風景にもほどがあった。

必要最低限の物しか置いていない、そんな感じや。


なんとか飯が出来たところで、不本意ながらも凌を揺する。


寝ぼけたままのソイツに向けて大袈裟にお粥を突き出してみせた。

⏰:10/05/30 00:43 📱:P906i 🆔:99cLzqjg


#611 [ちか]
「………………うま。」


一口食べてからそんな言葉が聞こえた。

お互いそんな言葉が出るなんて思ってなかったから、間抜けな顔を合わせるハメになった。


「…あ、当たり前やろ!
俺様が作ったんやから美味いに決まってるやろ!!」


慌てていつもの調子に戻してみせた。
今日のコイツと居ると、さっきから調子狂わされっぱなしや。

⏰:10/05/30 16:54 📱:P906i 🆔:99cLzqjg


#612 [ちぇりー]
お忙しいとは
思いますが
更新頑張ってください
\(^O^)/

毎日毎日楽しみに
してます

⏰:10/06/01 20:58 📱:N04A 🆔:G12ijp02


#613 [ちぇりー]
下がってきたので
あげ\(^O^)/

⏰:10/06/11 22:22 📱:N04A 🆔:mAFDyCKA


#614 [めお]
あげ

ちかさんのペースでいいので頑張って下さい♪

⏰:10/07/02 02:20 📱:SA001 🆔:7B9czQzc


#615 [なー]
あげます!\(^O^)/

Tから一気に読みました。
この小説大好きです!(●´ω`)

ちかさんのペースでこれからも頑張ってください(^ω^)

⏰:10/07/11 21:49 📱:SH905i 🆔:hNPDhhmY


#616 [ちぇりー]
あげます(^^)

⏰:10/07/20 13:57 📱:N04A 🆔:tITTDnoE


#617 [ちか]
>>612
>>613
>>616  ちぇりーさま
>>614  めおさま
>>615 なーさま

ありがとうございます!!
不定期で本当に申し訳ないです…
もっと更新出来るように頑張ります(´;ω;`)
地道に更新していくので、これからもよろしくお願いしますm(__)m

⏰:10/08/15 00:46 📱:P906i 🆔:clmDe0Hc


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