漆黒の夜に君と。U[BL]
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#63 [ちか]
「でっ電話はもう終わったんか?!誰からやったん?!」

めぐさんは話題をそらす事に必死らしい。

恭弥もめぐさんの言葉に、今思い出したかのような声をあげた。


「あぁ、そのことなんだけど‥‥、」


その続きを言おうとした時、玄関からリビングに通じていたドアが目の前でゆっくりと開いた。

⏰:09/04/20 21:08 📱:P906i 🆔:DHUcas..


#64 [ちか]
「‥‥‥だ‥れ‥?」


一枚のドアが開くとそこに立っていたのは、


肩につくかつかないかぐらいのブロンドの髪に、
長い睫毛が伸びた碧眼(ヘキガン)を持った綺麗な女の人。


周りを見渡すと、大きな目をさらに大きく開き、口をポカンと開けて固まっていた。

それを見てニヤニヤと口元を緩める恭弥。

⏰:09/04/20 21:31 📱:P906i 🆔:DHUcas..


#65 [焔枉
この小説めちゃ好きです
応援してます
頑張ってください

⏰:09/04/20 21:35 📱:SH706i 🆔:HpkNfg2A


#66 [ちか]
>>65
└→焔桙ウま*

そう言って頂けて、ほんまに嬉しいです(´;ω;`)
ありがとうございます!
これからも頑張るので、
続きも読んで頂けると嬉しいです♪
>>3に感想板があるので、よかったら遊びに来てくださいね∩^ω^∩★

⏰:09/04/20 22:09 📱:P906i 🆔:DHUcas..


#67 [ちか]
>>64

「久しぶり。
凌、背伸びたんじゃない?」

呑気な口調で話す恭弥に、凌と呼ばれたその人は不満そうに口を開いた。

「でもまだ恭には勝ってない。」

そんな返事を聞いて、ふふっと恭弥は笑う。

めぐさんは相変わらず固まったまま。


が、暫くして震える人差し指をしっかりとその人に向けながら叫んだ。

「なっ…なんでお前がココに居んねん!!!!」

⏰:09/04/20 22:17 📱:P906i 🆔:DHUcas..


#68 [ちか]
めぐさんがそう大声を張り上げると、碧眼がめぐさんを映した。


「あぁ。居たんだ。
ごめん、小さかったから視界に入らなかった。」


そんな毒づいた言葉を、単調に吐き捨てるその人


それと同時に『ブチン』と聞き覚えのある音が聞こえた。
しかし、それは恭弥のモノじゃない。


これは、

⏰:09/04/20 22:20 📱:P906i 🆔:DHUcas..


#69 [ちか]
「そこまで小っちゃないわボケ!!!!
もっぺん言ってみぃ!!」


めぐさんがキレた合図。


「だから、『小さすぎて視界に入りませんでした。』
これで満足?」


面倒くさそうな表情でめぐさんを見下ろす謎の綺麗な女の人。


3人の関係性が全く見えないんですけど…。

⏰:09/04/20 22:27 📱:P906i 🆔:DHUcas..


#70 [ちか]
「…〜〜っ!!(怒)
何しに来てん!!!!!」

「何しにって、お前に言わなきゃいけない義務でもあるワケ?」

「勝手に入ってくんなや!!」


※君もね☆
(↑冥・恭弥の心情)


「来る前に電話もしたし、インターホンも押した。
松山さんに入れてもらったんだけど文句ある?
て言うか、いつからお前が此処の出入りを制限出来るような人間になったワケ?」

「…〜〜っ!!!!!」


睨み合いながらの壮絶な口喧嘩。

⏰:09/04/20 22:35 📱:P906i 🆔:DHUcas..


#71 [ちか]
「まぁまぁ。
2人とも落ち着きなよ。」

口ではそんな事言ってるけど、恭弥絶対2人の喧嘩見て楽しんでる…

俺は口元をニヤつかせる恭弥の脇で2人の喧嘩にビクビクしていた。


「俺は落ち着いてる。
落ち着いてないのはこの猿だけだろ。」

ん?

「誰が猿じゃボケェッ!!!」

「お前以外に誰か居る?」


今この女(ヒト)、“俺”って‥‥―――

⏰:09/04/20 22:49 📱:P906i 🆔:DHUcas..


#72 [我輩は匿名である]
頑 張 っ て ね

楽 し み イ

⏰:09/04/20 23:57 📱:W52S 🆔:PKV/1AmY


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