bl、タイトル無し
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#1 [聖夜美月]
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タイトル通り、ボーイズラブの要素が入っております。
中には性行為の場面もありますので、小説を読むにあたり、気分を害されるという方は読むのをお辞め下さい。
尚、初めての執筆ですので、至らない点が多々あると思いますが宜しくお願い致します。

こちらの小説版はオーダーにより、主以外の者は書き込みが出来ないようになっています。
ご意見、ご感想をくださる方はお手数ですが感想版に足をお運び下さい。

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4346/

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⏰:09/04/11 04:24 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#2 [聖夜美月]
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放課後の第二理科室。
そこは僕ら二人の秘密の園だ。

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⏰:09/04/11 04:33 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#3 [聖夜美月]
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帰りのHR。
必ず、一通のメールが僕の携帯に届く。

「放課後、いつもの場所」

毎回、同じ文面の愛想の無いメール。
だけど、この瞬間が僕はなによりも好きなんだ。
メールに返事はしない。
しなくても良いんだ、僕の答えは決まってるから。

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⏰:09/04/11 04:34 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#4 [聖夜美月]
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HRが終わり、帰り支度を済ませて足早に第二理科室へと向かう。
そう、メールにあった「いつもの場所」というのは第二理科室のこと。
この学校には理科室は二つある。
新館にある第一理科室と旧館にある第二理科室。
放課後の旧館は薄暗く気味が悪いと誰も近寄らない。だから、僕らが二人っきりで逢うのには都合が良いんだ。

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⏰:09/04/11 04:35 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#5 [聖夜美月]
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教室の前に着くとやっぱり緊張するなあ。
辺りを見回して誰もいないことを確認すると静かに戸を開け、中に入る。
そこには、先に着いていた僕の愛する人。

「よお、誰にも見られてねーか?」

「‥うん」

二人揃ったら暗幕を閉めて、後は思うまま求め合う。

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⏰:09/04/11 04:38 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#6 [聖夜美月]
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僕は、相模楓(サガミカエデ)。彼は、緒方大和(オガタヤマト)。
僕らは同性愛者。
つまり、ホモとかゲイってこと。
僕らの関係は、恋人同士。そして、教師と生徒。

行為を終えると暗幕を開けて月明かりの中で話をする。

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⏰:09/04/11 04:39 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#7 [聖夜美月]
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「お前さあー、今日の昼休みに誰といた?」

行為の後、大和は僕を抱きながら必ずと言って良いほど、昼休みの様子を聞く。

「誰って…C組の倉木といたけど?」

倉木は僕の幼なじみ。
大和との関係も全部知ってる、僕の良き理解者だ。

「あいつ、やめとけ。」

「何で?」

大和の唐突な言葉に疑問を問う。
まあ、たぶん…

「見てて、気分わりいから。」

ヤキモチだ。

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⏰:09/04/11 04:56 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#8 [聖夜美月]
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「ヤキモチ?」

と、僕が聞くと大和は決まって

「そうだ!」

と、開き直る。
でも、そんなとこが好き。

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⏰:09/04/11 07:12 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#9 [聖夜美月]
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僕は少しだけ笑って、それから真顔で

「僕は大和だけ。」

と言った。
大和は照れ臭そうに口端を上げて笑い、頭をかいた。これは、大和の癖。
僕より八つ年上の大和、25歳にして今時こんなベタな照れ方をする人は他にいないな。
なんて、毎回思う。

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⏰:09/04/11 07:20 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#10 [聖夜美月]
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薄暗い旧館の教室は正直、不気味で大っ嫌いな僕だけど窓から射す月の明かりと大和の存在のおかげで毎日の日課がこんなにも大事な時間になっている。

ふと、時計を見た大和が僕から離れて立った。

「楓、そろそろ服着ろ。身体冷たい。」

行為後、二人揃って上半身裸だったからすっかり冷えてしまった。
抱き合ってるときは温かくてよかったんだけどね。
今が真冬じゃなくて良かった。

「もう、こんな時間か。」

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⏰:09/04/11 07:35 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


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