悪 魔 の 誕 生 日
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#140 [七瀬]
 
『どこ行くんだよ。』

「んー?こーえん!!」


公園?

やっぱり
こいつ3歳児か?


…じゃなくて、

『もうとっくに通り過ぎてるし!』


ほんとに昨日と同じ状況。 

⏰:09/04/16 21:34 📱:N703iD 🆔:5v6a24gA


#141 [七瀬]
 
 
「そ。
じゃ、回れぇー右!」


そう言って
いきなり方向転換するもんだから、
少しこけそうになった。


なーにが
“回れぇー右!”だよ!!


そう思いながらも
“これから”
にワクワクしている。

⏰:09/04/16 21:44 📱:N703iD 🆔:5v6a24gA


#142 [七瀬]
 
 
“これから”


“これから”
なにが起こるんだろう…






が、その“これから”で
俺の身に待ち構えていたのは悪夢だった。

一度ハマったら最後、
抜け出せない甘くて恐ろしい夢…

⏰:09/04/16 22:37 📱:N703iD 🆔:5v6a24gA


#143 [七瀬]
 
 
『えーと…
で、なにしに来たの?』

俺は上がったテンションを必死に押さえようと
少し素っ気なく接した。


が、彼女は
そんなのにはちっとも気をくれなかった。

「ボーイフレンドに
会いに来ただけよ。」
 
 
その余裕がムカつく。
 

⏰:09/04/16 22:56 📱:N703iD 🆔:5v6a24gA


#144 [七瀬]
 
『だから…』

少し間を開ける。


『俺はお前のボーイフレンドになった覚えはない。』


「あなたに拒否権はないのよ、悪魔さん。」


なに?命令かよ。


拒否権ないって…
俺はペットじゃねぇし。
 

⏰:09/04/16 23:00 📱:N703iD 🆔:5v6a24gA


#145 [七瀬]
 
 
それに…



その澄ました横顔、
落ち着いた声
遠くを見つめる瞳…




なんだか
壊したくなった。


その余裕な彼女の
戸惑う姿が見たい。
 

⏰:09/04/16 23:04 📱:N703iD 🆔:5v6a24gA


#146 [七瀬]
 
 
 
俺は







気付いたら
彼女の唇と自分の唇を重ね合わせていた。
 
 
イチゴのような赤い彼女の唇に。
 

⏰:09/04/16 23:08 📱:N703iD 🆔:5v6a24gA


#147 [七瀬]
 
 
今、目を開けたら

唇を離したら

この女の少しは焦る姿を見れるのだろうか。


緊張が俺を襲う。

ゆっくりと目を開ける。



『…!!?』
 
 

⏰:09/04/16 23:12 📱:N703iD 🆔:5v6a24gA


#148 [七瀬]
 
目を開けたと同時に
唇を離そうとしたのに
それは出来なかった。


彼女の手が俺の首にしっかりと回っていて、
俺の唇をしっかりと捕らえていたから。

もちろん彼女の唇で。


『んん…んっ…』

彼女は何度も深く深くキスをした。
 
息が出来なくなるほどに。

⏰:09/04/16 23:16 📱:N703iD 🆔:5v6a24gA


#149 [七瀬]
 
『ハア…ハァハァハア…』


息の限界という時に
やっと離してくれた。

ほんと酸欠になると
思ったぜ…


息が整はない俺に



「ちゃんと責任とってよね悪魔さん?」

まだ手を俺の首に回したまま言った。

⏰:09/04/16 23:21 📱:N703iD 🆔:5v6a24gA


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