悪 魔 の 誕 生 日
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#102 [七瀬]
 
ガサゴソとカバンを漁っている。 


「あった!
これのこと?」

そう言って、
白い粒を取出し口へ入れた。


「甘〜い。」

その手には


“ラムネ”
 

⏰:09/04/14 20:39 📱:N703iD 🆔:iZekniZY


#103 [七瀬]
 
 
もう、止めだ。


やっぱり、
こんな変な女、関わらない方が身のためだ。

俺は、悪魔でいよう、
いつものとおり。





『アホらし。』 

俺はつぶやく。

⏰:09/04/14 21:04 📱:N703iD 🆔:iZekniZY


#104 [七瀬]
 
ラムネに頬を緩めていた
彼女の動きが止まった。


『もう
観光案内はおしまいだ。
じゃーな、真姫ちゃん。』


そうやって
すぐ近くの遊園地の出口へと歩く。




「待ちなさい。」
 

⏰:09/04/14 21:07 📱:N703iD 🆔:iZekniZY


#105 [七瀬]
 
俺は止まることなく
足を進めた。

それでも、
続けて言う彼女。


「おしまいなんてないのよ、悪魔さん。

だって、
あなたは姫の“ボーイフレンド”だもの。」
 
 
知るかよ、そんなの。
 
俺は無言で遊園地を出て、帰った。

⏰:09/04/14 21:11 📱:N703iD 🆔:iZekniZY


#106 [七瀬]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「これからも、
よろしくね……悪魔さん」 
 
 
 

⏰:09/04/14 21:24 📱:N703iD 🆔:iZekniZY


#107 [七瀬]
 
  
 
翌朝


「よ、雷。」

『京介、はよ。』


「ってか昨日はサボった後、なにしてたんだよ。
メールしても返って来ねぇし。」

ああ…そういえば、
メール一件入ってたっけ。 

⏰:09/04/15 11:40 📱:N703iD 🆔:1kyD36ys


#108 [七瀬]
昨日は、家に着いた途端に眠気が襲って来て…

よっぽど疲れてたんだな、久しぶりに遊園地なんか
行って。

しかも変な女と。



『わりぃ。』

「まあ、いいけどよ。

…また女でも引っ掛けてたんだろ。」

京介はニヤニヤしながら
俺を横目で見た。

⏰:09/04/15 11:44 📱:N703iD 🆔:1kyD36ys


#109 [七瀬]
 
『引っ掛けるどころか、
逆に引っ掛けられたし。』

「逆ナン?」


『う〜ん、分かんね。』

「なんだよ、それ。」


『さあな。』

昨日のことは、
もう思い出したくもない。


俺は適当に流した。

⏰:09/04/15 11:49 📱:N703iD 🆔:1kyD36ys


#110 [七瀬]
 
 
「えーと、それでхが2乗するから、こうなって…」


『ふあ〜ぁあ…』

おっきな欠伸がさっきから止まらない。

この授業、終わったら
またサボろっかな。

と考えてたら、


コツン

頭になにか当たった。

⏰:09/04/15 22:48 📱:N703iD 🆔:1kyD36ys


#111 [七瀬]
 
『…んだよ。』


「昨日は学校サボって、
なにしてたのよ。」

頭に当たったのは
大して痛くないところからノートの切れ端を丸めたものだろう。


そして、それを投げた
犯人はうしろの席の美里。


『別に…
関係ないじゃん。』
 

⏰:09/04/15 22:52 📱:N703iD 🆔:1kyD36ys


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