悪 魔 の 誕 生 日
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#261 [七瀬]
 
その理由は


ドアから顔を覗く
小さな悪魔。


「…なにやってんだよ」


“なにやってんだよ”ってそっちこそ、なにやってんだよ!


ああ〜!
もうちょっとで姫と
いい感じになれたのに〜!! 

⏰:09/04/25 22:21 📱:N703iD 🆔:4ro5iMrI


#262 [七瀬]
 
「真王、
いつからそこにいたの?」
残念感でいっぱいの俺とは反対に
いたって冷静な真姫。


「ってか、こんなとこで…まだ父ちゃんたち起きてるし、下にいるぜ?」

バカにしたように言う
姫の弟。


「お盛んだな…」
 

⏰:09/04/25 22:26 📱:N703iD 🆔:4ro5iMrI


#263 [七瀬]
 
「そんなこと言ったって、ねえ…」

チラっと俺を見た真姫。


「男と女なんだから、そういうこともあるに決まってるじゃない。
中三にもなるんだから
真王も、それくらい分かるでしょ?」


こんな真王くんの態度にも真姫は同じず平然と言う。 

⏰:09/04/25 22:30 📱:N703iD 🆔:4ro5iMrI


#264 [七瀬]
 
「あのな、ねえちゃんたちはいいかもしんねーけど、俺は勉強があんだよ。
大切な受験勉強が!
変な声が
隣から聞こえてきたら
こっちが堪らない。」

吐き捨てるように言う
真王くん。


「そっか。そうね、真王。お姉ちゃんが
間違ってたわ…」

いきなり
しおらしくなる姫。

⏰:09/04/25 22:38 📱:N703iD 🆔:4ro5iMrI


#265 [七瀬]
 
「でも安心して!
変な声出さないように、
お姉ちゃんが雷を怒っとくから!」


その瞬間、俺と真王くんがずっこけたのは言うまでもない。

姫〜!!




「アホくせ。」

そう言って小さな悪魔は
出ていった。

⏰:09/04/25 22:42 📱:N703iD 🆔:4ro5iMrI


#266 [七瀬]
 
 
とりあえず、萎えた。


俺の気持ちも
なにもかもが。


「どうしたの?雷。」

あなたとあなたの弟の
せいですよ。


『なんでもないよ…
お風呂入りたい。』

笑って流すことにした。

⏰:09/04/25 22:44 📱:N703iD 🆔:4ro5iMrI


#267 [七瀬]
 
「そう…」

姫は不思議そうに
俺を見てたけど


「じゃあ姫はお風呂長いから先に入って。」

とりあえず
了承したみたい。




俺は
お風呂に入ることにした。 

⏰:09/04/25 22:48 📱:N703iD 🆔:4ro5iMrI


#268 [七瀬]
 
 
「ここ。」

姫に案内され、
風呂場へやって来た。


「パンツ、着替え、
バスタオルはここにおいとくから。
あと歯ブラシはそこ開けたら、入ってるから。
好きなの使って。」

『…ありがと。』


姫の指示を受け終え、
やっとシャワーへ。

⏰:09/04/25 22:53 📱:N703iD 🆔:4ro5iMrI


#269 [七瀬]
 
シャー


シャワーの流れる音が
心地よい。

今までの疲れを流してくれたみたいだ。


シャワーを浴びて浴槽へ。


ちゃぽん

シャワーでは流しきれなかった疲れを溶かしてくれてる気がした。

⏰:09/04/25 22:56 📱:N703iD 🆔:4ro5iMrI


#270 [七瀬]
 
今日、
初めて姫の家へ来て

初めて本当に気を休めた
気がする。

やっぱ初めて来る人の家って緊張するけど、
それ以上に気を使った。


なんかなあ〜

厄介な弟もいるし…


でも、さっきは
本当に惜しかった。

⏰:09/04/25 23:02 📱:N703iD 🆔:4ro5iMrI


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