悪 魔 の 誕 生 日
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#312 [七瀬]
いきなりのことで
ビクッとなる俺。
あ〜、カッコわりぃ。
「そんな心配すんなよ。
昨日のこと。」
その言葉に
余計に反応する。
「ねえちゃんには言わないから。昨日のことは。」
“昨日のこと”を強調していう小さな悪魔に小さくなる元悪魔。
:09/04/27 17:35
:N703iD
:27ivcG1M
#313 [七瀬]
見ると、意地悪な笑顔。
そういうとこ…
ほんっと姫にそっくり!!
やっぱり姉弟だと
思った瞬間。
昨日のこと
昨日のこと…
:09/04/27 18:30
:N703iD
:27ivcG1M
#314 [七瀬]
昨日、俺は姫のクローゼットの中を見た。
というのは嘘で
詳しくいうと
“見よう”とした。
なぜこんな言い方かというと実際見てないから。
あの時、俺は
テンション上がり過ぎててなんの見境もなかった。
…がコイツに邪魔された。
:09/04/27 18:33
:N703iD
:27ivcG1M
#315 [七瀬]
姫といい感じになった時と同様。
俺は邪魔されたんだ!
…でも、
今思うと逆に
ありがたかったかも。
だって、あのまま開けてたら…なあ。
俺の失態を食い止めてくれてありがとう!
シスコン野郎。
:09/04/27 18:37
:N703iD
:27ivcG1M
#316 [七瀬]
『ありがとね、真王くん』
するとアイツは少し驚いたように俺を見た。
「ま、まーな。
黙っててやる俺に感謝しろよ。」
『そうじゃなくて。
あの時、止めてくれてありがとう。』
「………」
何も言わず、俺を見る
真王くん。
:09/04/27 21:38
:N703iD
:27ivcG1M
#317 [七瀬]
『もう少しで犯罪者になるとこだったよ。』
ハハッと
軽く笑って見せた。
『真王くんが
止めてくれてなかったら、俺、姫の顔を
見れなかったと思う。
あ、あの後、結構見れなかったけどね。』
体育座りして顔埋めてた
くらいですから。
:09/04/27 21:43
:N703iD
:27ivcG1M
#318 [七瀬]
「ふ、ふーん。」
俺を相変わらず見ない
真王くん。
『あ、あと
姫には言っていいよ。』
すると背けた顔を
バッと上げた。
「い…いいのか?」
目を丸くする真王くんに
苦笑いしながらいう。
:09/04/27 21:46
:N703iD
:27ivcG1M
#319 [七瀬]
『うん。仕方ないじゃん?俺が悪いんだから。』
「でも…ねえちゃんきっと怒るぜ?」
『うん。怒るだろうね。
姫、あんなの特に嫌うし』
「じゃあなんで…」
『だって姫が好きだもん』
格好つけてるわけでもなく口から自然に出てきた。
:09/04/27 21:50
:N703iD
:27ivcG1M
#320 [七瀬]
『俺は姫が好き。
だから、姫の嫌われるようなことして黙ってるのも罰が悪いじゃん。』
ペロッと舌を出した。
『それにどんなに姫が怒っても謝って許してもらう。
…でも、そうなったら
結構時間かかりそうだから毎日ここ通わなきゃなあ。だから真王くん。』
目をジッと見た。
茶色い目が俺を映してる。
:09/04/27 21:57
:N703iD
:27ivcG1M
#321 [七瀬]
『これからも
よろしくなっ!!』
「ふあぁ〜あ。雷?真王?」
お姫さまはやっと
目を覚ましたご様子。
『おはよ、姫。』
:09/04/27 22:01
:N703iD
:27ivcG1M
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