スイレンカ
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#1 [A]
君がカラオケに行くと
いつも歌ってくれる歌。
大好きだったんだ…
―ありがとう。
わすれないよ―
:09/04/15 03:43
:SH01A
:PYZ4HbUc
#2 [A]
―1月―
年も明けてまだ冬本番の季節。
この寒い時期に
あなたと出会ったね…
偶然のようで
運命みたいな
そんな出会い。
初めて会った訳じゃないのに
とても新鮮だったのを
覚えてる。
まだ20になったばかりの頃…
:09/04/15 03:49
:SH01A
:PYZ4HbUc
#3 [A]
成人式を無事に終えた
次の日の朝。
泊まりに来ていた親友[ゆき]と
昨日2人で行ったボーリングが
楽しかったからまた行きたいね。
なんて話しをしていた。
その時ちょうど良く遊んでいた
(実は私の事が好きらしい)元中の[圭吾]からメールが入った。
圭吾【何してんの?】
これはちょうどいいと思い圭吾をボーリングに誘った。
:09/04/15 03:57
:SH01A
:PYZ4HbUc
#4 [A]
圭吾【わかった。じゃあ誰か誘ってく】
圭吾は私からの誘いわめったに断らない。
ゆきと準備しながら昨日の成人式についてあーだのこーだの言い会った。
そんな事してるうちにもうすっかり時間が過ぎていたらしく外わ暗かった。
まだ待ち合わせまでには時間があった。
:09/04/15 04:02
:SH01A
:PYZ4HbUc
#5 [A]
取りあえず待ち合わせ近くのファミレスで朝から空腹だったお腹を満たしていた。
その時携帯が鳴り相手はもちろん圭吾だ。
私(摩耶)「はい?」
圭吾「もう着いたけど.何処?」
摩耶「まじ?今ご飯食べてたからすぐ出るね!!」
そう言って電話を切り残りのご飯をゆきと掻き込むようにして食べた。
:09/04/15 04:09
:SH01A
:PYZ4HbUc
#6 [A]
摩耶「いたいた」
待ち合わせ場所には既に圭吾の車があった。
中にいるのわ圭吾と…
誰だろう。
サングラスをかけていて顔が良くわからない。
私とゆきわ後部座席に乗り込んだ。
摩耶「待たせてごめんね」
圭吾「お〜」
私はそれより助手席の人が一体どんな人なのか気になってしかたなかった
:09/04/15 04:15
:SH01A
:PYZ4HbUc
#7 [A]
それを察したのか圭吾が助手席のその人を指さした。
圭吾「覚えてる?純の事」
純?
純って…あの?!
中学時代悪ガキだった純?!!
口をぽかんと開けて考えているとその純らしき人がサングラスを外しこちらに振り向いた。
純「久しぶり!!」
:09/04/15 04:22
:SH01A
:PYZ4HbUc
#8 [A]
照れ臭そーにはにかんだ笑顔をこちらに向けている。
摩耶「うそ〜…大人っぽくなったね」
同様に隣にいたゆきも少し驚いていた。
とわ言っても私と純.中学時代一言も話した事もないし同じクラスになった事もない。
純は目立ってるグループにいたしそりゃ知ってたけど。
ゆきは3年の時に同じクラスだったみたいだけど。
まさかこんな形で会うなんてね。
:09/04/15 04:27
:SH01A
:PYZ4HbUc
#9 [A]
ボーリング場に着くまでの車内には中学時代の話しやら成人式の話しで花が咲いていた。
ボーリング場に着いて改めて明るい場所で純を見ると本当に大人っぽくなったと感じた。
知ってる人なのに本当に初対面みたいな感じで新鮮だった。
なんだか純を目で追ってしまいそうだ…
:09/04/15 04:34
:SH01A
:PYZ4HbUc
#10 [A]
皆でボーリングを楽しんだ。
純が私の隣に座った時すごくドキドキした。
笑いかけてくれた時すごくドキドキした。
これって恋なの?
純の優しい笑顔のせいで目の前がクラクラした。
:09/04/16 20:36
:SH01A
:Eu8RDOJw
#11 [A]
3ゲーム終えてボーリング場を後にした。
次行く場所わもちろん居酒屋。
皆昨日の飲み会で二日酔いなはずなのに皆乗り気だ。
居酒屋に着いて取りあえず生で乾杯。
いろんな話しをして
たくさん笑った。
途中で尚も追加され5人で馬鹿騒ぎをした。
:09/04/16 20:40
:SH01A
:Eu8RDOJw
#12 [A]
今日わ呑みすぎたな…
そんな事を考えながら一人悶々とタバコを吸い続ける。
お酒のせいでやけにトイレが近い。
摩耶「ちょっとトイレ…」
重い腰を上げてふらつく足取りでトイレに向かう。
便座に腰掛けると酔いを冷ますようにふーっと深呼吸をして目を閉じた。
:09/04/16 20:45
:SH01A
:Eu8RDOJw
#13 [A]
しかし目を閉じた事が逆効果だったようだ。
目を閉じると真っ暗な瞼の中がぐるぐると回っている。
それと同時に吐き気がする…
まずい…
嫌な予感がしてそのまま地べたに座りこんだ。
コンコン…
数分してトイレのドアを誰かがノックしているのがわかった。
:09/04/16 20:48
:SH01A
:Eu8RDOJw
#14 [A]
ゆき「摩耶?大丈夫?」
ドア越しにゆきが心配そうに問い掛けてきた。
私わ床から立ち上がり鍵を開けまたそのままトイレの床に座りこんでしまった。
ゆき「摩耶大丈夫?気持ち悪いの?立てる?」
ゆきが背中をさすってくれていた。
摩耶「う〜ん……むり…」
もう目も開けていられない状態だった私わ微かな声しか出なかった。
:09/04/16 20:54
:SH01A
:Eu8RDOJw
#15 [A]
ゆきが水を持ってきてくれたがそれすらも口にする事が出来なかった。
純「どうした?大丈夫?」
純や尚も心配そうに様子を見に来てくれた。
きっと私わぐったりしていたのだろう…
ゆき「摩耶立てないみたい…」
ゆきの声わ心配そうだった。
純「ちょっと待ってて」
そういい残して純達わトイレから出ていった
:09/04/16 20:58
:SH01A
:Eu8RDOJw
#16 [A]
数分もしないうちに純が戻ってきた。
純「おいで」
純の優しい声がしてうっすら片目を開けると目の前に決して大きくわないけれど暖かそうな純の背中があった。
私わその背中に吸い込まれるように純の背中に身をまかせた。
純「よしっ」
そう言って圭吾の車まで私をおぶってくれた。
:09/04/16 21:06
:SH01A
:Eu8RDOJw
#17 [A]
車で私を下ろすとそのまま店に戻っていった。
既に運転席にわ圭吾がいた。
圭吾「お前何やってんだよ……おい?大丈夫か?」
呆れているようだ。
しかし私わ何も言える状態でわなかった。
会計を済ませたゆきや純達も車に乗り込んだ。
:09/04/16 21:11
:SH01A
:Eu8RDOJw
#18 [A]
圭吾「取りあえず先に摩耶送ってくから」
そう言って車を走らせた。
その時の車内の会話わ覚えていない。
一刻も早くこの車から降りてトイレに駆け込みたかった。
気持ち悪くてしかたなかった。
家に着いて純と尚そしてゆきに支えてもらいながら家に入り
摩耶「ごめん…ありがとう」
そう伝えてトイレに駆け込んだ
:09/04/16 21:18
:SH01A
:Eu8RDOJw
#19 [A]
次の日の朝までトイレで過ごしたらしい…
気分も良くなり自分の部屋のベッドに倒れこみ眠りについた。
目が覚めた時既に夕方だった。
携帯を開くと圭吾から着信とメールが来ていたがまずゆきに謝罪のメールを送った。
次に純…
昨日呑んだ時にアドレスを交換していた。
昨日の事が頭によぎりドキドキした。
次に尚にメールを送った
:09/04/16 21:23
:SH01A
:Eu8RDOJw
#20 [A]
ゆきから返信の返信を見ているともう一通メールが届いた。
純かもしれない…
そう思うとさらにドキドキした。
メールを見ると予想通り純だった。
[昨日わ飲ませすぎちゃったね

ごめんね

また飲もうね

お大事に

]
そんな内容だった。
なんだか嬉しくて一人にやけていた。
:09/04/16 21:28
:SH01A
:Eu8RDOJw
#21 [A]
自分でもこの気持ちが恋なのか今だにわからない。
でも…
昨日純がいった“おいで”という優しい言葉を思い出すだけで顔が赤くなる気がした。
昨日の余韻に浸っていると携帯がなった。
圭吾からだ。
摩耶「もしもし」
圭吾「お前もう大丈夫なの?」
圭吾の声からして少しテンションが低いように思えた。
昨日の今日だし疲れているのだろうか
:09/04/17 02:35
:SH01A
:YGLicOg2
#22 [A]
摩耶「うん.大丈夫。ごめんね」
圭吾「そっか。ってゆーかお前そろそろ俺と付き合えば?」
摩耶「はっ?何言ってんの?」
冗談かと思いその時わ笑ってしまった。
圭吾「今から会える?」
圭吾に会うべきなのか少し迷った。けど今わ会う気になれない。
摩耶「ごめん…ちょっと疲れてるから…じゃあね」
そう言って電話を切った。
:09/04/17 02:41
:SH01A
:YGLicOg2
#23 [A]
圭吾に告白された事に全く驚きわない。
前にも何回かそんなような事を言われている。
けど圭吾と付き合う気わない。
なんてゆーか友達としてしか見れないから。
圭吾にわ申し訳ない気持ちだったがそのまま純にメールを返してまた眠りについた。
:09/04/17 02:45
:SH01A
:YGLicOg2
#24 [A]
深夜2時に目が覚めた。
携帯を開くとゆきからのメール。
純からわきていなかった。
少し淋しいような気持ちになった…
そしてその日から純から連絡が来る事わなかった。
次第に純にまた会いたい。そんな気持ちだけが先走るようになっていった。
これわ恋…?
:09/04/17 02:48
:SH01A
:YGLicOg2
#25 [A]
いてもたってもいられずにまずゆきに相談する事に。
今の気持ちを正直に全部話した。
ゆき「そっか〜。好きなんだ!!いーじゃん♪あたし応援する!」
摩耶「でも…連絡ないし…あたしからわ連絡しずらいよ」
ゆき「なんで?メールしてみなよ!!大丈夫だから!!!」
摩耶「うん…」
その日わ丸一日考えた。
メールするかどうか…
ゆきの後押しもあるし
してみようかな…
:09/04/17 02:54
:SH01A
:YGLicOg2
#26 [A]
取りあえず携帯を手に取り文章を打ちはじめる。
でもなんて打てばいいの?
そんな気持ちと葛藤しているうちにどんどん時間が過ぎてゆく。
1時間…
そして2時間と…
もうこうなったら一か八か!!
そう思ったらなぜだか思い切ってしまった。
[遅くにごめんね

もう寝てるよね

あのね…実は純の事好きになっちゃったんだ…]
:09/04/17 02:59
:SH01A
:YGLicOg2
#27 [A]
時刻わ4時を回っていた。
意を決して送信ボタンを押す。
摩耶「送信……」
送り終えた後何故だかため息が出た。
少し後悔していたかもしれない。
このまま眠りに着こうと思ったが気持ちが高ぶっていてなかなか眠れずにいた…
どうしよう…
展開早過ぎるよね…
あたし何やってんだろう…
:09/04/17 03:03
:SH01A
:YGLicOg2
#28 [A]
1時間程が過ぎ午前6時近く。
ブー.ブー
携帯が鳴った。
ハッとして急いで携帯を開く。
相手わ純だった。
あまりの嬉しさに自然と笑顔になっていた。
でもメールを開くのが怖かった。
ボタン一つ押すのに随分と時間がかかった。
深く息を吸ってメールを開いた…
:09/04/17 03:08
:SH01A
:YGLicOg2
#29 [A]
[おはよ


普通に寝てたよ

好きになっちゃったの

すごい嬉しい

今から仕事だから終わったら電話するね

]
ほっとした.と同時に嬉しすぎた。本当にどうしていいのかわからないくらいうれしかった。
安心したのかいつの間にか眠りについていた。
:09/04/17 03:13
:SH01A
:YGLicOg2
#30 [A]
翌日目が覚めたのはお昼すぎだった。
今日純から電話が来る…
そう考えると緊張してそわそわした。
4時頃から夕食の買い出しに行く為の準備を始めた。
そして一時間が過ぎた頃電話がなった
:09/04/20 03:26
:SH01A
:./ah6jAs
#31 [A]
着信:純
画面を見てドキドキした…
この時がきた。
摩耶「はい……」
純「あ。もしもし?ご飯食べに行こうよ」
この言葉が予想外ですごく嬉しかった
一気にテンションが上がっていく。
摩耶「いく!!!」
純「じゃあ後10分後に迎えにいくね」
摩耶「わかった」
:09/04/20 03:31
:SH01A
:./ah6jAs
#32 [A]
:09/04/20 21:58
:SH01A
:./ah6jAs
#33 [A]
うわ〜…
どうしよう。
ご飯誘われた……
そんな事を考えながら鏡に向かい会う。
最終チェック…
化粧とかしといてよかった。
髪を整え上着を羽織って家を出た。
緊張しすぎて待ち合わせ場所に向かう足取りが重い。
:09/04/21 04:25
:SH01A
:A9a6XtEk
#34 [A]
もうすぐで待ち合わせ場所。
はあ…
気持ちを落ち着かせるための深呼吸。
純の車どれだろう…
まだ来てないのかな。
辺りには一台の白いセダンがあるだけだ。
ライトとエンジンがついている。
もしかしてこれ?
:09/04/21 04:29
:SH01A
:A9a6XtEk
#35 [A]
ライトが眩しいせいで中が確認できなかった。
違ったら気まずいよな〜
電話してみようかな。
携帯を取りだしながら少しづつその車に近づいていった。
徐々に人の姿がみえてくる…
あれ…
純だ。
:09/04/21 04:32
:SH01A
:A9a6XtEk
#36 [A]
純と目が会う。
二人してニコリと笑い合い助手席のドアを開けた。
摩耶「待たせてごめんね」
純「大丈夫」
摩耶「お邪魔します」
ちょこんと助手席に座るもまともに純の顔が見れずにいた。
車内には少しだけ気まずい空気が流れたが純が発した一言ですぐに打ち解けた気がした
:09/04/21 04:36
:SH01A
:A9a6XtEk
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