星とぽんず。
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#297 [七瀬]
 
「‥やっぱり、貸しましょうか?」

ムンクになったあたしを見て、はづきちゃんは気を遣ってくれたよう。

でも

『いいよ、いいよ!
おとなしく怒られます!笑‥ってか、長江でしょ!?怖くなさそうだし、よゆーよゆー!』

にかーって
ブイサインをすると、

「ふふっ、わかりました」

⏰:09/07/27 21:24 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#298 [七瀬]
 
控えめに、
ブイって返してきた。



か、か‥


かーわーいー!


な‥なんて、女の子なのかしら‥‥。


女のあたしも、
クラッとしてしまった。
 

⏰:09/07/27 21:28 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#299 [七瀬]
 
 
ってか、今ぜぇったい
フェロモン出てた!


ふわーって!
やつの周りにだけ、
バラが舞ってた!!

ふわーってふわーって!


一人で興奮していると、

キーンコーン
カーンコーン

二時間目開始のベルが鳴った。

⏰:09/07/27 21:31 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#300 [七瀬]
 
 
やばー!
次、視聴覚室じゃんっ!

『ごめんっ!次、移動教室みたいだから、行くね!
ありがと、はづきちゃん!また後で!』

なんとも、あわただしい
あいさつをして、

1ー5の教室を出た。



――はぁ、はぁ‥―

全力疾走!全力疾走!
 

⏰:09/07/27 21:35 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#301 [七瀬]
 
視聴覚室は、3階にある。

一気に長ーい階段を上って、激しく息を吐いた。



「松田」

『‥はあ、はぁっ
‥‥??‥‥林原ぁ‥?』

そこには、のんびりと階段を降りてくる林原のすがたが。


「なにやってんの?」
 

⏰:09/07/27 21:39 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#302 [七瀬]
 
 
なにやってんの、って‥。


『‥‥急いでんの!
見たらわかるじゃんっ!』

息を整えて言った。


「そう」

『‥そうですとも』


「そりゃ、ごくろーさん」

『‥ありがとう‥‥ございます‥』

⏰:09/07/27 21:42 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#303 [七瀬]
 
 
なんか‥


『‥はぁ』

あきれた。

新学期早々、忘れ物、遅刻――しかけだったけど、今は急いでも完全遅刻―


それプラス、相変わらずの林原に相変わらず流されちゃうあたし。
 

⏰:09/07/27 21:45 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#304 [七瀬]
 
 
「急がなくていいの?」

でも、いやじゃないんだよなー。


『‥いや‥急いでも遅刻だし、なんか気ぃ抜けたよ。あんたとしゃべってたら』

「そう」


むしろ、うれしいと思う
自分がいることを

やすやすと
認めてしまった。

⏰:09/07/27 21:49 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#305 [七瀬]
 
 
『‥ん?林原も移動教室なの?』

あたしの横を並んで歩く
林原。


「ん。視聴覚室。松田もだろ?」


あ、そっか。

2学期から、
学科別の授業が始まる。

あたしと林原と歩志は、 電気工学。

⏰:09/07/27 21:54 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


#306 [七瀬]
 
1〜3組は、その授業についての説明があるから、

今、視聴覚室に集まっている。


『ってか、林原が授業遅れるなんて珍しい。なにしてたの?』

「トイレ」


と、

『トイレって‥』
 

⏰:09/07/27 21:57 📱:N703iD 🆔:tagz6t3s


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