星とぽんず。
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#327 [七瀬]
 
 
『え』

「あのバカにしたような目とか、見下ろしてる感とか」

支離滅裂。
どっちが、ほんとのことを言っているのか‥。


「ってか、松田」

『は、はい!?』


「なに吹き込まれたの?」 

⏰:09/07/31 14:34 📱:N703iD 🆔:Hvrvfru.


#328 [七瀬]
 
 
『な‥なにって‥』

さっきの、昼休みのときの歩志との会話を説明した。


『林原が"負けない"って、宣戦布告したとか、どうとか‥』


「した」

‥したんかーいっ!!
 

⏰:09/07/31 14:37 📱:N703iD 🆔:Hvrvfru.


#329 [七瀬]
 
『ほ、ほほ‥ほんとにしたの!?林原が!??』


少し詰め寄ると、

「うん‥した」


ちょっと、
目を反らした林原。


な‥

『なんでっ!なんで、そんなことしたのよーっ!』
 

⏰:09/07/31 14:40 📱:N703iD 🆔:Hvrvfru.


#330 [七瀬]
 
 
「だって‥」

口籠もる林原。


『"だって"!?』


「林原ー。もうそろそろ休憩おわりー」

あたしが般若になったとき剣道部のコーチの声が聞こえた。


タイミング悪ーい‥。
 

⏰:09/07/31 14:44 📱:N703iD 🆔:Hvrvfru.


#331 [七瀬]
 
 
「あと松田!お茶なくなった!」

え、さっき炊いたばっかなのに。


『わ、わかりましたー』


半泣きになりながら、
講堂裏にいる林原を放ってコーチのもとへ向かった。 
 

⏰:09/07/31 14:48 📱:N703iD 🆔:Hvrvfru.


#332 [七瀬]
 
 
こちらは
一人残された林原くん。


「お前が好きだからに決まってんじゃん」

顔が真っ赤です。笑


―――――――――
―――――
―――

「柚子ちゃん!」

『あ、はづきちゃん』

⏰:09/07/31 14:50 📱:N703iD 🆔:Hvrvfru.


#333 [七瀬]
 
「部活の帰り?」

『うん。
 はづきちゃんも?』

はづきちゃんは、あたしが剣道部のマネージャーをしてることを知っている。


「うん」

ちなみに、はづきちゃんはクッキング部の副部長。

ふわふわした髪からは
甘いバニラエッセンスの
香りが微かにした。

⏰:09/07/31 14:54 📱:N703iD 🆔:Hvrvfru.


#334 [七瀬]
 
 
「あ、これ」

カバンから、白いものを
取り出したはづきちゃん。


「今日、作ったの」

キッチンペーパーに
包まれたそれは、はづきちゃんの髪と同じ香りがした。


「柚子ちゃん、食べて」

『え、いいの?』

⏰:09/07/31 14:58 📱:N703iD 🆔:Hvrvfru.


#335 [七瀬]
 
「うん。部活終わりって、お腹空くでしょ?」

にこっとほほえんだ。


はづきちゃん‥。
あなたは神です。


『ありがとう!』

紙を開くと、香りがより一層、濃くなった。


「これはね、紅茶のスポンジケーキ」
 

⏰:09/07/31 15:01 📱:N703iD 🆔:Hvrvfru.


#336 [七瀬]
 
それから、はづきちゃんはそのケーキの作り方を説明し始めた。


『へー、おいしー』

正直、食べるのに夢中で、はづきちゃんの話をあまり聞いていなかった。


が、次の瞬間
いやでも、耳に入ってしまうことになる。


「あゆの大好物なの」
 

⏰:09/07/31 15:10 📱:N703iD 🆔:Hvrvfru.


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