星とぽんず。
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#31 [七瀬]
林原はやっぱり笑ってた。目を反らしたくなる。


少し胸が痛んだ。

でも、昔の面影は残ってるみたい。

その証拠に、相変わらず、ほわんとしてたし、

なにより、林原が話している最中にも時々、
あの茶色い犬のような瞳が、あたしの目と合った。

そのことが、
痛みを軽くした。

⏰:09/05/29 20:29 📱:N703iD 🆔:9TMx6ROY


#32 [七瀬]
 
「ゆっず〜、
ひさしぶりぃ〜!」

『わ、み、みさき〜』

三咲が抱きついてきた。

三咲はまりと同様、
特に仲良しだった友達。

「まりとなに話してたの?」

『ん〜、別にたいした話じゃないよ』

「えー、なになに?気になるじゃん。
あ、もしかして恋バナとか!?」

⏰:09/05/29 20:30 📱:N703iD 🆔:9TMx6ROY


#33 [七瀬]
 
 
『ゲホッゲホッ‥ゲホ…』


「ちょっと柚子〜、汚い〜」

『ごめ‥』

「ああ〜もう。なにやってんの。はい、おしぼり。」

『ありがと‥』

まりに手渡されたおしぼりで机と手を拭いた。

三咲が、そんなこと言うから吹いてしまったではないか。

⏰:09/05/29 20:31 📱:N703iD 🆔:9TMx6ROY


#34 [七瀬]
 
「も〜、柚子はほんとわかりやすい。図星?」

呆れ半ば、三咲が笑う。

「見事に的中だね、まったく…」

『そんな‥まりまで…』


ハハハと3人の間に笑いが起きた。


「で?」

三咲のにっこり笑顔があたしに向けられる。

⏰:09/05/29 20:33 📱:N703iD 🆔:9TMx6ROY


#35 [七瀬]
 
 
『え?』

「だーかーら!
詳しく話なさいっ!詳しく!!」



‥オーマイガーっ!


三咲の好奇に満ちた目は、恐ろしく輝いていた。


どうなるの‥あたし‥‥
 

⏰:09/05/29 20:34 📱:N703iD 🆔:9TMx6ROY


#36 [七瀬]
 
 
「ふ〜ん、そういうこと」

「そういうこと」


『ちょ、
ちょっと待って‥』

あれから、三咲の拷問に合ったのはいいものの、
ほとんどってゆーか全部まりが答えてた。

おかげで、かなりフィクション入ってましたけど?

フィクションというか、そこまでいくと嘘なんじゃ…

⏰:09/05/29 20:36 📱:N703iD 🆔:9TMx6ROY


#37 [七瀬]
 
「でも、ミサはもうとっくに、柚子と林原くんは付き合ってると思ってた〜」

あたしの言葉を遮った上に爆弾発言ですよ、三咲さん。


「だよねー、私も見ててじれったいじれったい」

こら、まり。
便乗すんな。



『違うってばっっ!』
 

⏰:09/05/29 20:37 📱:N703iD 🆔:9TMx6ROY


#38 [七瀬]
 
思わず、叫びに近い声を上げてしまった。


「おいおい、なにが違うんだよ。松田」

当然、みんながあたしに注目したと思ったら、
この男子の発言でドッと笑いが起きた。


チラッと林原を見ると、

「相変わらず、松田はおもしろい」

クスクス笑っていた。

⏰:09/05/29 20:39 📱:N703iD 🆔:9TMx6ROY


#39 [七瀬]
 
林原まで〜!


ガタッ

また座りなおした。


「ほんと柚子は最高」

『まりと三咲が、そんなこと言うから‥』

すると、
2人がまた笑いだす。


もう!知んない!
 

⏰:09/05/29 20:40 📱:N703iD 🆔:9TMx6ROY


#40 [七瀬]
 
「ごめんごめん。
怒んないで、ゆず」

そんな含み笑いで、
言われて、誰が怒りを鎮めるかっつーの!


フイとそっぽを向いた。

と、その時

ピリリリリ…


「あれ、
誰か携帯鳴ってない?」
 

⏰:09/05/29 20:41 📱:N703iD 🆔:9TMx6ROY


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