星とぽんず。
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#211 [七瀬]
『ほんとにありがとうございました‥』
少し、しゅんって
なりながら、お礼を言って
その場を
あとにしようとすると、
「待って!」
歩志が引き止める。
:09/07/07 15:19
:N703iD
:C.9r4c4g
#212 [七瀬]
「まだ金魚数えてない!」
あたしが、キョトンとした顔をしたのか、
「勝負!勝負!」
歩志はムッとする。
『あぁ〜‥忘れてた』
だって、まつりさんと
夢中になって話してたんだもん。
:09/07/08 16:29
:N703iD
:yq2OZnQI
#213 [七瀬]
『ごめんごめん〜』
「しっかりしてよ、ぽんずちゃーん」
一匹ずつ、一匹ずつ。
慎重に数える歩志。
「1、2、3、4、5‥」
まるで、小学生。笑
:09/07/08 16:33
:N703iD
:yq2OZnQI
#214 [七瀬]
「‥‥19、20、21‥‥‥22匹!!」
『‥あたしと同じ』
輝かせていた目は、
瞬く間に、沈んでいく。
「ええ〜‥引き分けとか、つまんない‥」
「まぁ、ええやん!ええやん!二人でタコせんとかき氷食べれば」
:09/07/08 16:37
:N703iD
:yq2OZnQI
#215 [七瀬]
まつりさんのことばに
「ま、しょうがないか‥。勝負は勝負だし」
しぶしぶ
歩志も納得したよう。
『じゃあ、まつりさん』
今度こそ、別れのとき。
:09/07/08 16:40
:N703iD
:yq2OZnQI
#216 [七瀬]
『また!』
大きく手を振った。
瞬間
「待って待って!」
もぉ〜、次はなに〜!!
:09/07/08 16:42
:N703iD
:yq2OZnQI
#217 [七瀬]
「ちょっと柚子ちゃん!」
手招きをする
まつりさんに近寄ると、
こっそり耳打ちされた。
「歩志くん‥ゆーん?
彼、柚子ちゃんのこと、そーとー好きみたいやなぁ」
まつりさんの言葉に
耳が熱くなる。
:09/07/08 16:45
:N703iD
:yq2OZnQI
#218 [七瀬]
「さっきから‥ずーっと前から、柚子ちゃんとしゃべってたら、目ぇ合うねん」
チラッと
歩志のほうを見ると、
タイミングよく通った
おみこしを見ていた。
「‥最初はなんでかなぁ、思たけど‥」
おみこしの音がうるさくてよく聞こえない。
:09/07/08 16:48
:N703iD
:yq2OZnQI
#219 [七瀬]
クスッと笑った
まつりさんの息が、耳にかかってくすぐったい。
「柚子ちゃんのこと、気にしてたみたい」
なんでかなぁ。
こういうとき、
周りがもっとうるさくて
聞こえなかったら、
よかったのに。
:09/07/08 16:52
:N703iD
:yq2OZnQI
#220 [七瀬]
‥恥ずかしくって、
アイツの顔、まともに見れないじゃん。
「えーな。愛されてて。
うらやましぃ〜」
でも、助かった。
歩志がおみこし見ててくれて。
きっといま、あたし、
リンゴ飴状態だから。笑
:09/07/08 16:54
:N703iD
:yq2OZnQI
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