まにまに
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#145 [あお☆まる]
「約束が違う!」
「撮っても
プリクラんやるとは
言ってねーだろ?
これは私が預かるから」
「……ひどい……」
肩をうなだれる
大をよそに
花はそそくさと
プリクラを鞄にしまう
:09/09/29 04:04
:932SH
:☆☆☆
#146 [あお☆まる]
「さ、帰れんぞ。」
「え?!」
「なんだよ。」
「早くない?」
「時間は
契約に入ってねーからな」
:09/10/18 03:40
:932SH
:☆☆☆
#147 [あお☆まる]
ふぅーとため息を
吐き出すと
諦めたように花を見る
「分かった、でも
危ないし送らせて?」
「いい。
一人で平気。私強いしな」
そう。
結構喧嘩には強いんだ
もし襲われかかっても
蹴りでも食らわせてやる
:09/10/18 03:44
:932SH
:☆☆☆
#148 [あお☆まる]
「じゃあな」
と大に背を向けた
瞬間に腕を掴まれる
「な!離せよ!!」
抗議の眼差しで
振り返り大を見遣ると
真剣な顔にぶつかり
思わず息をのむ
:09/10/18 03:47
:932SH
:☆☆☆
#149 [あお☆まる]
「強いんだろ?
離してみろよ。」
カッとした花は
腕をブンブン振る
が、全然ビクともしない
「…分かったろ?
強いって言ったって
結局花ちゃんは女の子
男の力には適わない。
黙って送られて?」
:09/10/18 03:50
:932SH
:☆☆☆
#150 [あお☆まる]
悔しいが
この手を離す事が
出来なかった花は、
言うことを聞くしかなかった
「…分かったよ」
花がそう呟くと
大はいつもの
柔らかい笑顔に戻る
「お姫様を無事に
送り届けるのがナイトの
役目だからねぇ〜」
:09/10/18 03:53
:932SH
:☆☆☆
#151 [あお☆まる]
「ま、お前は
王子様ってより
バカ殿って感じだよな」
「ちどぉい!」
そんな言い合いを
しながら
大は花の家まで
ちゃんと送っていった
:09/10/20 04:34
:932SH
:☆☆☆
#152 [あお☆まる]
その間ずっと
花の手を離さなかった大に
花は猛烈に抗議したが
大は知らんぷりを決め込み
結局、そのまま
手を繋いで帰ったのだ
大と別れて
誰も居ない家に入る
まだ手には
大の温もりが残って
いるようだった
:09/10/20 04:38
:932SH
:☆☆☆
#153 [あお☆まる]
その温もりは
冷たいこの家で
唯一花を温めていた
「…変なやつ」
そうぽつりと呟くと
まだ熱さのひかない
頬っぺたに
ジャックのぬいぐるみを
引き寄せて
眠りにつく
:09/10/22 04:05
:932SH
:☆☆☆
#154 [あお☆まる]
ベットに横になると
脱力感が花を襲う。
その脱力感は
プールを出た後の
興奮と疲労感が入り混じった
独特の気持ち良さに
似ていた
その独特の心地良さに
花はそっと瞳を閉じた。
目を閉じた瞳の裏に
無意識ではあるが
大の笑顔を
映し出していた事に
熟睡している花は
気づかずにいた
:09/10/22 04:12
:932SH
:☆☆☆
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