まにまに
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#224 [あお☆まる]
 
高鳴り続けるその音を
聞かれたくなくて
花は大の胸板を押しのける


「は、離せっ!
大丈夫だから!!」

「そ?でも心配だから
手つないでおくね」


そういって
繋がれた手が温かくて
花は不覚にも
そのまま繋いでいたいと
思ってしまった
 

⏰:09/11/29 04:11 📱:932SH 🆔:☆☆☆


#225 [あお☆まる]
 
だから
「勝手にしろっ」
と言ってそっぽを向く


そんな
花の様子を大は
微笑みながら
見ていたのだった。






 

⏰:09/11/29 04:14 📱:932SH 🆔:☆☆☆


#226 [あお☆まる]
 
長い長い列を経て
やっと乗る順番が来る

長い列での待ち時間も
不思議と苦ではなかった

それは、やはり
ディズニーの腕である
待ち時間も楽しめる工夫
そんな仕掛けのお陰だ


でも花は、隣で
優しく笑いながら
自分に気遣う大のその
気持ちもまた、
楽しめた要因にも思えた
 

⏰:09/12/01 04:19 📱:932SH 🆔:☆☆☆


#227 [あお☆まる]
 
自分の中での
大への位置づけが
最近少しずつ

だけど

確実に代わっていっている
そんな事実に
花は戸惑っていた



「花ちゃん、
やっと順番だよ。」

「…おう。」
 

⏰:09/12/01 04:22 📱:932SH 🆔:☆☆☆


#228 [あお☆まる]
 
そして乗り物に乗り込む
その時にふいに
離された手

寂しいと思う気持ちを
気づかない
フリをして乗りこむ花



なんなんだよ
こんなの
こんな気持ち…
私は要らない。


 

⏰:09/12/01 04:26 📱:932SH 🆔:☆☆☆


#229 [あお☆まる]
 
花達が乗りこんだ
その乗り物は
二人乗りになっていて

クルクルと回ったりしながら
場内を進んでいく


アトラクションの
名前どおり
場内は、ホーンテッドマンションを
再現しており辺りは薄暗い
 

⏰:09/12/01 04:29 📱:932SH 🆔:☆☆☆


#230 [あお☆まる]
 
進み始めて
調度中盤にさしかかった
そんな時、2階から
1階部分を見渡す

そんな作りに
なっている所に出た

ふと1階を見渡すと
愛しいのジャック様が
サリーと仲良く踊っていた

 

⏰:09/12/01 04:32 📱:932SH 🆔:☆☆☆


#231 [あお☆まる]
 
「…ジャ、ジャック様だ…」


感動しながら
その光景を見ていると

普段は、ジャック達じゃなく
幽霊が踊っているんだよ。

と大が小声で教えてくれた


食い入るように
ジャックを見ていると
大に呼びかけられる
 

⏰:09/12/01 04:35 📱:932SH 🆔:☆☆☆


#232 [あお☆まる]
 
「…花ちゃん」

「なんだよ。今は
ジャック様に集中してんだ
話しかけんなよな。」



いつもの様に
軽くあしらうと
顔を強引に大の方へと
向きを返られる

思わぬ至近距離に
怒るのを忘れる花。
 

⏰:09/12/01 04:38 📱:932SH 🆔:☆☆☆


#233 [あお☆まる]
 
ふと我に返り
顔を背け様と力を入れるが
それを花の
両頬に添えられた大の手が
許そうとはしない



「…そっちばっか見ないで
俺を見ろよ、花。」


初めて呼ばれる
“花”と言う響きに
思考が鈍る
 

⏰:09/12/01 04:42 📱:932SH 🆔:☆☆☆


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