まにまに
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#274 [あお☆まる]
そう思い
身支度をする花の横顔を
ちらりと盗み見る
花はその
視線に気づき手を止める
「…?どうした?」
「あのね、昨日ー…」
:10/01/02 02:56
:932SH
:☆☆☆
#275 [あお☆まる]
意を決して発した言葉は
豪快に開けた
ドアの音によって
掻き消されてしまった
「はぁ〜〜なちゃ〜〜ん」
そしてその音の出所は
いつもの如く
花に抱きつこうと
勢いよく花に近づく
:10/01/02 03:00
:932SH
:☆☆☆
#276 [あお☆まる]
そんな大を
片手で受け止める花
「近寄んな。変態」
「変態?!ひど〜
本当に変態か確かめる?」
「…キモい」
そう花は言っていたが
美穂には二人が
痴話喧嘩をしてる風にしか
見えなかった
:10/01/02 03:06
:932SH
:☆☆☆
#277 [あお☆まる]
それと同時に
美穂の頭には、
今は花には大がいる
あんなに傷ついた花だが
今は大の存在で
良い方へ向かっている
そしてタケとの事は
言わないほうがいい…
今更タケの事で
花を惑わせたくない
そんな思いが浮かぶ
:10/01/02 03:10
:932SH
:☆☆☆
#278 [あお☆まる]
「…そういえば、さっき
何か言いかけてなかったか?」
「……ううん。何でもないの」
「そっか。んじゃ帰ろ」
美穂はタケと会った事は
言わない事に決めて
花と帰るのだった
:10/01/03 04:04
:932SH
:☆☆☆
#279 [あお☆まる]
「じゃあ、私は此処で」
結局三人は
学校の近くのカフェで
暫く喋っていたのだが
そろそろお開きと言うことで
近くの駅まで来ていた
美穂はそう言うと
ホームに向かう
「うん。みぽりん又ね!」
:10/01/03 04:09
:932SH
:☆☆☆
#280 [あお☆まる]
花の隣に立ち
笑顔で手を降る大に
冷たい眼差しを送る。
「…お前も帰り
あっち(ホーム)だろ」
そう言うと
ホームを指差す花
そうなのだ。
美穂と大は乗る路線は
違うが電車組で
花は駅から出るバスに乗って
家に帰るのが帰宅ルートなのだ
:10/01/03 04:15
:932SH
:☆☆☆
#281 [あお☆まる]
「危ないから送る」
「阿保か、真逆だろ」
「でも。送るから」
花は大きく息を吐き出す
少しの付き合いとはいえ
大はこうなると
聞かないと言うことは
もう花にも分かっていた
:10/01/03 04:19
:932SH
:☆☆☆
#282 [あお☆まる]
「…勝手にしろ」
吐き出すように
そう告げると
大は返事の
代わりなのか花の手を握る。
花は不意に触れられ
ビクっと肩を揺らす。
:10/01/03 04:31
:932SH
:☆☆☆
#283 [あお☆まる]
花は手を離そうとするが
大は決して
手を緩めようとはしなかった
帰りのバスの中
手を繋いだまま、
二人は終始無言だった
花は困惑していた
:10/01/03 04:33
:932SH
:☆☆☆
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