春の希望と・・・Part2【BL】
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#397 [コロ]
一人ではどうする事も出来ない。
後ろを見ると拳を握って、ぴくりとも動かない石田が居るだけだ。
望の泣き声は部屋の外にまで聞こえそうな大きさで、いずれ誰かが気付いてしまうだろう。
:10/01/22 12:10
:N08A3
:EexGDYpA
#398 [コロ]
そうなる前になんとかしたいが、解決方法なんて古賀にはわからない。
望もだが、古賀は石田も守ってやりたかった。
石田だけが悪いわけじゃない。
他に原点があるのに、石田に全ての責任があってはおかしい。
:10/01/22 12:14
:N08A3
:EexGDYpA
#399 [コロ]
古「北本!よく見ろ!
俺が誰か分かるか?」
望「ビクッ―――・・・」
古「古賀だ・・・・・ォィ・・
わかるだろ?」
望「――――・・・」
古「・・・北本・・・・?」
:10/01/23 08:59
:N08A3
:AGAQ64AQ
#400 [コロ]
望は古賀の声に急に泣き止み、息をしてるかも分からないくらい静かになってしまった。
また異様な空気が辺りに立ち込める。
古「ッ・・・・・・ォィ・・;」
そんな時、石田が小さく望に声を掛けた。
石「――・・・北本・・・・。」
:10/01/23 09:03
:N08A3
:AGAQ64AQ
#401 [コロ]
その呼び掛けに望の心臓ははち切れそうになる。
呼吸もちゃんと出来ているのかわからない。
ただ、石田の声がとても恐ろしく感じた。
あの時間が、また始まるのではないかと恐怖で体が震える。
:10/01/27 01:13
:N08A3
:6Bfh9Rws
#402 [コロ]
石「俺はお前に、もう
酷い事をしない・・・
・・・・だから―――ッ」
古「・・・―――ッ!」
古賀も見ている目の前で、石田は望に向かって土下座をした。
古賀だけじゃなく望までその状況に驚いた。
:10/01/27 17:34
:N08A3
:6Bfh9Rws
#403 [コロ]
石「もう俺に怯えないで
くれ・・・ッ・・。」
最後の方は声を振り絞って言った。
古「石田ッ、今は誤るより
先に北本の事を考えろ」
石「今言わないと前と
何も変わらないッ!」
古「・・・・・。」
:10/01/27 17:39
:N08A3
:6Bfh9Rws
#404 [コロ]
石「許せとは言わない。
ただもう怖がらないで
ほしいんだ・・・。」
望「――――・・・。」
そんな事を言われても
望の中の石田に対する
恐怖は変わらない。
望は石田から目を反らした。
:10/01/27 17:43
:N08A3
:6Bfh9Rws
#405 [コロ]
古「何も変わらないかも
しれないけど、すぐに
変わるわけない。
石田。分かってるだろ」
石「ッ・・・・・・。」
古賀の言葉が、石田の胸に突き刺さる。
分かっている。
:10/01/27 17:46
:N08A3
:6Bfh9Rws
#406 [コロ]
望「――・・・ここ、から
・・・・・出して・・・・。」
石「ッ・・・・もちろん」
望「・・・ヒック・・ふぇぇッ」
この空間から解放される。
その事に望は安心して涙が溢れてきた。
やっと終わる・・・。
:10/01/27 17:52
:N08A3
:6Bfh9Rws
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