春の希望と・・・Part2【BL】
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#11 [コロ]
 
気付けば石田は、鈴原の腕を掴んで、名前を叫んでいた。

鈴「あ−・・・石田。よぉ」

鈴原の声はまるで何の悪気も感じていない。

石「何してるんですか・・・」

 

⏰:09/06/29 18:58 📱:SH700i 🆔:W7R3Ts9Y


#12 [コロ]
 
視線を望へ移すと、目が覚めた望と目が合う。

その瞳は、再び溢れた涙で濡れており、いきなり殴られた恐怖で体は奮えていた。

鈴「触っても起きねーし
 ちょっと殴ったんだよ」
 

⏰:09/06/29 19:07 📱:SH700i 🆔:W7R3Ts9Y


#13 [コロ]
 
へらっと笑いながら
鈴原は答えた。

石「どうやって入ったん
 ですか・・・?」

鈴「怒ってんのか?笑
 そんなもん鍵開けて
 入ったんだよ。」

聞きたい事はいっぱいあったが、石田は質問を止めて、鈴原を見据えた。

⏰:09/06/29 19:13 📱:SH700i 🆔:W7R3Ts9Y


#14 [コロ]
 
ここで鈴原の機嫌を損ねるのは避けたい。

石「取りあえず・・・
 何か飲みますか?」

鈴「あぁ、コーラある?」

石「わかりました」

―――
――
 

⏰:09/06/29 19:15 📱:SH700i 🆔:W7R3Ts9Y


#15 [コロ]
 
コーラを出した後も
鈴原はまるで自分の部屋
に居る様な態度だった。

石田は無表情だが
心の中では、早く帰ってくれと思っている。

頭の中でいろいろ考えていると、鈴原が望の方を一瞬見てから話し始めた。
 

⏰:09/06/29 19:48 📱:SH700i 🆔:W7R3Ts9Y


#16 [コロ]
 
鈴「お前相当コイツの事
 気に入ってんだな?笑
 何だよ・・・あの首の
 キスマークの量」

石田に向かってニヤついた笑みを浮かべながら言った。

石田も望も気付いてなかったが、望の首にはたくさんの鬱血が花びらのように散っている。

⏰:09/06/29 19:56 📱:SH700i 🆔:W7R3Ts9Y


#17 [コロ]
 
石田は、はっと望を見るとその首にある自らがつけたキスマークを見つけ、苦い顔をした。

望は先程からずっとベッドの端で身を守る様にまるまっている。

頬が真っ赤で、口の端にいくにつれ、紫色になっていて痛そうだ。
 

⏰:09/06/29 20:34 📱:SH700i 🆔:W7R3Ts9Y


#18 [コロ]
 
やはり小さな望には
手を差し延べて、殴られた頬と目元を見てやりたくなってしまう。

奮える体を抱きしめて
背中を撫でてやりたい。

自分にそんな事を出来る
資格はないが・・・
 

⏰:09/06/29 20:40 📱:SH700i 🆔:W7R3Ts9Y


#19 [コロ]
 
石「キスマークには、別に
 何の意味も無いです」

だから石田は、鈴原に
そう一言だけ返した。

鈴「どうだか・・・
 あーそうだ、石田。」

疑っている様だが
鈴原はすぐに別の話題を
話し始めた。
 

⏰:09/06/29 20:44 📱:SH700i 🆔:W7R3Ts9Y


#20 [コロ]
 
鈴「なぁ、このチビ
 抱かせろよ。笑
 そのかわり俺の貸す」

石「は?」

鈴「秋だよ秋。
 今日一日さ、交換」

秋と望を一日交換しよう
と鈴原が言いだした。
 

⏰:09/06/29 20:49 📱:SH700i 🆔:W7R3Ts9Y


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