春の希望と・・・Part2【BL】
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#182 [コロ]
 
秋の声で我に返った。

石「・・・俺、後悔してます」

秋「――・・・」


石「北本の事・・・
 
 こんなに好きになると
 思わなかった・・・ッ」
 
 

⏰:09/09/16 03:02 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#183 [コロ]
 
言葉にしてしまうと、今まで否定しようとしていたのが馬鹿らしいぐらいに望への思いが爆発する。

石「北本と、もっと別の
 形で出会いたかった。
 そしたら、違う未来が
 あったかも・・・・・。」

秋「―――・・・
 僕に話してくれない?
 全ての始まりから。」
 

⏰:09/09/16 03:14 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#184 [コロ]
 
そう言った秋に、先程の怯えた様子は無くなっていた。

本来の柔らかく包み込むような表情に、石田は何故か心が落ち着いて行くのを感じる。

――あぁ、この人には
大和さんがどんなに汚そうとしても汚れない何かがあるんだろうな・・・。
 

⏰:09/09/16 03:29 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#185 [コロ]
 
頭の隅で、ぼんやりと
そんな事を思った。




――――
―――

――
 

⏰:09/09/16 03:31 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#186 [コロ]
 

まず、自分が子供の頃の話しをした。

秋は静かに耳を傾けて聞いてくれている。

家族に愛されてない話しは、自分が惨めになるからあまり言いたくなかったが、秋は話しを聞くのが上手いのか、以外とすんなり言葉にする事が出来た。
 

⏰:09/09/16 03:42 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#187 [コロ]
 
暴力が痛くて辛い事を知っているのに、望に酷い仕打ちをしてしまったと話すと、秋は悲し気な表情をした。

そして、どうして望にその様な事をしなければならなかったのかを聞いてきた。

だから石田は、過去に勇気と自分の間に存在していた、確かな友情の話しをする事にした。

⏰:09/09/16 03:57 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#188 [コロ]
 

―――・・・

あれは中等部3年の春。

一つ学年が上がり、普通なら高校受験を考える年だが、ここはエスカレーター式なので教室に漂う雰囲気はどこと無くのんびりしている。
 

⏰:09/09/16 04:05 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#189 [コロ]
 
それでも自分は、その空気に飲み込まれる事なく、いつも勉強に勤しんでいた。

全て、とっくの昔に見捨てられている両親に振り向いてもらう為。

首席を誰かに奪われない為だった。
 

⏰:09/09/16 04:10 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#190 [コロ]
 
いつもピリピリしている俺に話しかけて来る奴なんて殆ど居なかったが、話しかけられても邪魔にしかならないので調度良かった。

しかし、そんな俺に無謀にも声をかけた奴が2人いる。

それが、中西勇気。
それと、古賀正人だった。
 

⏰:09/09/16 04:22 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


#191 [コロ]
 
偶然にも俺達は同じクラスになったのだ。

はじめに中西から声をかけられ、適当に返事を返したのを覚えている。

その次の休み時間に、古賀に声をかけられた。

その時、古賀は中西が俺に何と話しかけたのかを聞いてきた。
 

⏰:09/09/16 04:30 📱:SH700i 🆔:kJoWyadY


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