春の希望と・・・Part2【BL】
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#212 [コロ]
 
秋に、家族のこと?と聞かれ、石田は小さく頷いた。

石「だから話した・・・。
 でも、話すべきじゃ
 なかったんだ。」

秋「・・・大切な友達には
 なんでも話したいって
 思うよ。」
 

⏰:09/09/18 00:06 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#213 [コロ]
 
秋の言葉に石田は、友達でも自分の生きてきた環境は、やはり話すべき内容ではないと思う。

石「中西は、俺の話しを
 聞いて鼻で笑いました」

秋「・・・そんな」

石「虐待受けてんのに
 そんな親に振り向いて
 貰う為に勉強する俺が
 馬鹿だって・・・」

⏰:09/09/18 00:13 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#214 [コロ]
 
秋「ぇ・・・でも、それって」

石「そんな無駄な所に
 努力使うなら、セックスの
 テク磨いて恋人作った
 方が愛情得られる
 なんてふざけた事言い
 やがったッ」

秋「ぁ、ぅん;それは少し
 ふざけてるけど・・・
 中西くんが石田くんに
 言いたかったのは・・」
 

⏰:09/09/18 00:29 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#215 [コロ]
 
石「秋さん・・・・」

秋「ッ―――」

石「わかります。中西が
 言った意味も、いま
 秋さんが言いたい事も」

秋「・・・石田くん」

石田は、はぁ と一つ息を吐き出した。
 

⏰:09/09/18 00:33 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#216 [コロ]
 
石「わかるんですけど、
 ガキだった俺が親の
 愛情を一度ぐらい・・・
 貰っても良いと思いま
 せんか・・・?」

秋「・・・ぁ・・」

石「たった一度でいい
 ・・・・そんな気持ちで
 頑張ってた努力なのに
 あっさり中西は俺に
 馬鹿だって言った。」
 

⏰:09/09/18 00:42 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#217 [コロ]
 
秋「・・・うん・・」

石「俺が殴られても、蹴り
 飛ばされても、耐えて
 生きてきた人生をッ
 アイツは冗談交えて
 汚い言葉で馬鹿にした」

秋「ッ・・・でも、 でも、
 中西くんが“友達”の
 石田くんに対して言い
 たかった事・・・・
 ちゃんとわかってるん
 だよね?」

⏰:09/09/18 00:55 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#218 [コロ]
 
石「―― あぁ」

秋「嘘だ・・・言葉は少し軽
 かったかもしれない、
 けど中西くんは自分の
 大切な友達を傷つける
 石田くんの家族に
 怒ってたんだよ・・・ッ
 だからもう親の為に
 努力なんてするなって
 言いたかったんだよッ」
 

⏰:09/09/18 01:06 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#219 [コロ]
 
石田はぐっと拳を握り
秋を見据えた。

石「わかってます・・・ッ
 逆の立場だったら俺も
 中西と同じ事を言いた
 かったと思う。だけど
 ・・・許せなかったッ。」

虐待を耐えてまで貫いた
願いと努力は、友達の言葉すら心に届かないほど俺を縛っていた。
 

⏰:09/09/18 01:18 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#220 [コロ]
 
石「最低な親だけど、
 二人の為に捧げてた
 俺の人生は、俺から
 すれば、数少ない家族
 との思い出なんだ。
 その思い出を軽い言葉
 で否定した中西を俺は
 許せないッ・・・
 俺を思っての言葉だと
 しても、もっと言い方
 があったはずだ。」
 

⏰:09/09/18 01:33 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


#221 [コロ]
 
友達なら、もっと真剣に話しを聞いてくれたって良いじゃないか・・・?

俺の高望みなのか?

中西は、あの言葉に
どれ程の気持ちを込めて
俺に言ったんだ?

伝えたい事はわかったけど、気持ちは全然伝わって来なかったよ・・・。
 

⏰:09/09/18 01:40 📱:SH700i 🆔:ajOb6hWE


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