春の希望と・・・Part2【BL】
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#391 [コロ]
 
古賀が部屋のすみにある冷蔵庫へ向かい、望の瞳がぼんやりそれを追って動いた。

石田は望の顔を冷やしていたタオルをまた汲んできた水で濡らし、しぼって頬と目元にあてた。

冷やっとした瞬間、望の瞳がゆっくり見開かれる・・・
 

⏰:10/01/11 21:26 📱:N08A3 🆔:bhp3G9gg


#392 [コロ]
 
石田は、急に空気が凍り付いたと気付く。


同時に古賀がベッドの方へ戻ってきた時、思わず耳を塞ぎたくなる様な望の叫び声が部屋中に響きわたった。

望「あ゙ぁぁぁ―――ッ!」

石「北本っ・・・!」
 

⏰:10/01/11 21:35 📱:N08A3 🆔:bhp3G9gg


#393 [コロ]
 
望「嫌ぁぁ゙ッ、ぅわぁぁ!」

古「北本落ち着けッ
 もぅ大丈夫だから!」

石田と古賀が暴れ出した望の体を押さえるが、怯えきった望には逆効果で、余計に泣き叫び始める。

石「北本ッ、ごめん・・・」
 

⏰:10/01/11 21:41 📱:N08A3 🆔:bhp3G9gg


#394 [コロ]


応援励みになります☆
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⏰:10/01/11 21:45 📱:N08A3 🆔:bhp3G9gg


#395 [コロ]
 
酷い状態になった望に石田は、これ以上触れる事も声を掛ける声も出来なくなった。

望「うわぁぁッ!嫌ぁ!!」

古「北本っ、古賀だ!
 分かるか?北本・・・ッ」

何を言っても、望は泣くか叫ぶか、何か聞き取れない言葉を発するだけで、状況を理解しようとしない。

⏰:10/01/14 23:01 📱:N08A3 🆔:hPySGYEk


#396 [コロ]
 
古賀の知ってる北本望とは明らかに違う。

虚ろな瞳は何処を見ているのか焦点が合わず、何も映そうとしていない。

傷ひとつなかった顔は今は痣だらけで、勇気の隣を笑顔で歩く姿は想像も出来ない様な状態だ。

 

⏰:10/01/17 22:33 📱:N08A3 🆔:GFtyK1Us


#397 [コロ]
 
一人ではどうする事も出来ない。
後ろを見ると拳を握って、ぴくりとも動かない石田が居るだけだ。

望の泣き声は部屋の外にまで聞こえそうな大きさで、いずれ誰かが気付いてしまうだろう。
 

⏰:10/01/22 12:10 📱:N08A3 🆔:EexGDYpA


#398 [コロ]
 
そうなる前になんとかしたいが、解決方法なんて古賀にはわからない。

望もだが、古賀は石田も守ってやりたかった。

石田だけが悪いわけじゃない。
他に原点があるのに、石田に全ての責任があってはおかしい。

 

⏰:10/01/22 12:14 📱:N08A3 🆔:EexGDYpA


#399 [コロ]
 
古「北本!よく見ろ!
 俺が誰か分かるか?」

望「ビクッ―――・・・」

古「古賀だ・・・・・ォィ・・
 わかるだろ?」

望「――――・・・」

古「・・・北本・・・・?」

 

⏰:10/01/23 08:59 📱:N08A3 🆔:AGAQ64AQ


#400 [コロ]
 
望は古賀の声に急に泣き止み、息をしてるかも分からないくらい静かになってしまった。

また異様な空気が辺りに立ち込める。

古「ッ・・・・・・ォィ・・;」

そんな時、石田が小さく望に声を掛けた。

石「――・・・北本・・・・。」

 

⏰:10/01/23 09:03 📱:N08A3 🆔:AGAQ64AQ


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