春の希望と・・・Part2【BL】
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#467 [コロ]
>>464

―――――
―――


橋野からの連絡を受け
勇気はすぐに寮へ帰る
準備をし始めた。

こっちの予定は全て
キャンセルだ。
今の勇気に望より上の
優先事項は無い。


――――・・・・
 

⏰:10/07/13 21:50 📱:N08A3 🆔:Vny4cLFE


#468 [コロ]
 
―――――
―――


石田の部屋では、あの後なにかが切れたみたいに気を失った望がベッドで眠っていた。

ケガの具合から、一刻も早く医者に見せたいが、古賀は頭を抱えている。

事態は何故ここまで悪化してしまったのか・・・
 

⏰:10/07/13 22:58 📱:N08A3 🆔:Vny4cLFE


#469 [コロ]
 
きっと少しずつ悪いことか重なっていった結果だ。

どこかで誰かが気付いていたら・・・。

中西と石田がこじれてしまったあの時でもいい。
あの時、無理矢理にでも自分が二人の仲を戻してやっていたら。

古賀は今さら後悔した。
 

⏰:10/07/13 23:04 📱:N08A3 🆔:Vny4cLFE


#470 [コロ]
 
ベッドに目線を向けると、石田が静かに望を見つめていた。

ただぼんやりて見ているのではなく、何かを考えているような雰囲気だ。

そして、ふと顔を上げた。

その視線は窓から見える空へと向けられている。

石「――・・・なぁ古賀。」
 

⏰:10/07/13 23:13 📱:N08A3 🆔:Vny4cLFE


#471 [コロ]
 
ゆっくりと古賀の方へ振り向き、いくぶんか穏やかな表情になった石田が、ぽつりと呟くように話した。

石「磯谷さん・・・呼ぶよ。」

古「!・・・しんちゃん・・
 俺は今回の事ッ
 全部がお前の責任だと
 は思っていない・・・。」

石「俺が原因だ。」

自分が原因だと言った石田は、普段の生意気なぐらい大人びた石田だった・・・。

⏰:10/07/13 23:24 📱:N08A3 🆔:Vny4cLFE


#472 [コロ]
 
どうなるかは分からない。

ただ、どうせバレてしまうのは明らかだ。

この金持ち学校の事だから、もしかすると・・・奇跡的に警察ざたは避けられるかもしれないが、石田は退学になるだろう。

どうなろうと古賀は最後まで石田を守ろうと思った。

―――・・・
 

⏰:10/07/13 23:30 📱:N08A3 🆔:Vny4cLFE


#473 [コロ]
 
――――
――

石田が部屋に備え付けてある、寮管室へつながる電話に向かう。

古賀はそれを止めたかった・・・。

ただ、目の前のベッドに横たわる望の事を思うと、それも出来ない。

 

⏰:10/07/14 22:59 📱:N08A3 🆔:w091etdE


#474 [コロ]
 
どんなに石田が傷ついていたとしても・・・

一番の被害者は望。

心も体も、一番傷つけられたにちがいない。

――――・・・

静かな部屋に受話器から
響くコール音。

事件の結末を告げるカウントダウンの様だった。
 

⏰:10/07/14 23:17 📱:N08A3 🆔:w091etdE


#475 [コロ]
 
――――――

寮管室――・・・


 望の部屋から管理人室に戻った磯谷と橋野は、寮生の名簿と外出届けを調べていた。

人数の多い学校なだけに、調べるのは時間が掛かりそうで、二人はため息を吐きたくなる。
 

⏰:10/07/14 23:24 📱:N08A3 🆔:w091etdE


#476 [コロ]
 
そんな時、部屋の電話がけたたましく鳴った。

夏休みに掛かってくる電話は、大抵が寮に残っている生徒の身内か、部屋の電球の交換申請だ。

磯谷は持っていた名簿を橋野に渡し、電話に向かった。

カチャリと音をたてて、受話器を取る。
 

⏰:10/07/15 00:01 📱:N08A3 🆔:9LPh/9uo


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