春の希望と・・・Part2【BL】
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#50 [コロ]
>>45から

望が泣けば泣く程、鈴原は興奮した。

体を触れば触る程、望の瞳から大粒の涙が零れた。

望との会話を切り上げると、鈴原は本格的に行為を始める。

望「ひッ・・・ぅわぁぁ」
 

⏰:09/07/08 23:11 📱:SH700i 🆔:V9uGTLn6


#51 [コロ]
 
いきなり足の間に手を入れられ、自身をきつく握られた。

痛いの手前で開放され
また握られる。

もう片方の手は、胸の辺りを撫で回し、同時に鎖骨を舐められた。
 
 

⏰:09/07/08 23:15 📱:SH700i 🆔:V9uGTLn6


#52 [コロ]
 
チクリと首に痛みが走り、望は小さな悲鳴を上げる。

鈴「俺が痕付けたら
 石田が怒りそうだな」

笑いながら言われた。

何でこの人にまでキスマークを付けられなきゃならないんだ・・・
 

⏰:09/07/08 23:27 📱:SH700i 🆔:V9uGTLn6


#53 [コロ]
 
愕然と望は思った。

自分は一体、人からどんな風に見えるんだろうか。

虐めがいのある奴?
性処理に調度良い奴?

きっと両方なんだろう。

じゃあ勇気は?
勇気もそう思ってたら・・・
 

⏰:09/07/08 23:33 📱:SH700i 🆔:V9uGTLn6


#54 [みぃ]
うわぁ〜ッ!!
主さんごめんなさいッ!!

お仕事疲れますもんね
無理させてしまった


主さんのペースでゆっくりと頑張って下さい☆


貴重なスペースにすいませんm(__)m

⏰:09/07/09 17:55 📱:P905i 🆔:svtU.iIM


#55 [コロ]
みぃ様

いえっ、応援すごく嬉しいですo(^-^)o
ありがとうございます!
楽しみにしてくれてる方々のためにも頑張ります☆

⏰:09/07/09 23:35 📱:SH700i 🆔:u3o.Pq6c


#56 [コロ]
>>53から

不安に押し潰されそうで、望はこの状況が目に入らない様に、視界を瞼で覆った。

鈴「おい、目ぇ開けろ」

鈴原にそう言われても
首を横に振り、抵抗した。
 

⏰:09/07/09 23:40 📱:SH700i 🆔:u3o.Pq6c


#57 [コロ]
 
殴られのを覚悟したが、望の顔や体に痛みは来ない。

不審に思い、少し目を開けて確認したが、直ぐに後悔した。

鈴原が、今までに無いくらい気味の悪い笑みで自分を見下ろしていたのだ・・・。
 

⏰:09/07/09 23:44 📱:SH700i 🆔:u3o.Pq6c


#58 [コロ]
 
望「ぁ・・・あ」

鈴「望・・だっけ・・・?笑
 俺に逆らうんだな。」

望はすぐに謝らなくてはと口を開いたが、言葉が紡がれる前に脇腹へ衝撃がきた。


望「がっ・・・はッ・・――!」
 

⏰:09/07/09 23:49 📱:SH700i 🆔:u3o.Pq6c


#59 [コロ]
 
それは、前回の暴力が
本気ではなかったと
思える痛みだった。

息が上手く出来ない。


誰か助けてッ!


殺されちゃう・・――ッ!
 

⏰:09/07/09 23:53 📱:SH700i 🆔:u3o.Pq6c


#60 [コロ]
 
鈴「頭悪いな、お前。笑」

視界の端で、また鈴原が
手を振り下ろすのが見えた。


――――
―――

――
 

⏰:09/07/11 01:12 📱:SH700i 🆔:FwhkqoTw


#61 [コロ]
 
――

―――

磯《出掛けてるっぽい》

勇「ぽい?;」

同時刻、勇気は寮に電話をかけていた。

もちろん望と話すためだ。
 

⏰:09/07/11 01:21 📱:SH700i 🆔:FwhkqoTw


#62 [コロ]
 
しかし、電話の向こうで
磯矢さんは望の不在を告げる。

磯《外出届け出てねぇ。
 けど部屋に居ない》

各部屋に寮監室と繋がる電話があるが、コールを鳴らしても望は出ない。

磯《誰かの部屋に行って
 んじゃねーの?》
 

⏰:09/07/11 01:28 📱:SH700i 🆔:FwhkqoTw


#63 [コロ]
 
勇「寝てんのかも・・・
 部屋まで見て来てよ」

磯《は?めんどくせぇ。
 お前らの逢い引きに
 巻き込むな。》

まぁ確かに部屋まで
行ってくれるとは思ってないけど。
 

⏰:09/07/11 01:33 📱:SH700i 🆔:FwhkqoTw


#64 [コロ]
 
勇「ケチ。じゃあ、また
 かけ直すよ。
 望元気にしてんの?」

磯《・・・》

勇「ケチじゃないです。」

磯《さぁ、お前が実家
 行ってから見てねぇ。
 夏休みは点呼無いし》
 

⏰:09/07/11 01:37 📱:SH700i 🆔:FwhkqoTw


#65 [コロ]
 
何してんだ、あいつ?

勇気は少し胸騒ぎを感じたが、司も実家に帰っているのを思い出し、あまり部屋の外に出る用事が無いんだろうと思った。

勇「・・・わかった。
 ありがとうございます」

磯《まぁ、見掛けたら
 電話あったの伝えとく》 

⏰:09/07/11 01:44 📱:SH700i 🆔:FwhkqoTw


#66 [コロ]
 
最後に磯矢と一言二言
言葉をかわし、電話を切った。

勇「はぁ・・・望に会いてぇ」

少し離れただけなのに
望に会いたい気持ちで
いっぱいだ。

早く寮に帰りたい。
 

⏰:09/07/11 01:50 📱:SH700i 🆔:FwhkqoTw


#67 [コロ]
 

その時、まだ左手に握りしめている携帯が鳴った。

着信はつい先日番号を
交換した相手・・・
三波海斗(ミナミ カイト)だ。

父に連れられて行った
パーティーの主催者
三波社長の息子。
 

⏰:09/07/14 00:35 📱:SH700i 🆔:JfSijqKA


#68 [コロ]
 
世界でも有名な大会社の
トップ三波社長は、かなりの美丈夫で、感じの良い男性だった。

その息子も目を奪われる程整った顔で、10歳と言う年齢なのに色気すらある。

何が良かったのか、勇気は三波社長に気に入られた様で、海斗の家庭教師を頼まれたのだ。
 

⏰:09/07/14 00:52 📱:SH700i 🆔:JfSijqKA


#69 [コロ]
 
自分は普段、寮で暮らしてるからと断ったが
週に1.2回程度で良いと言われた上に、向かえを寄こすとまで言われ、さすがに断りきれなかった。

まぁ三波家の本宅と寮は
車だとそんなに離れてないし、週に1.2回なら・・・

と渋々(心中)ながら承諾してしまった。
 

⏰:09/07/14 01:02 📱:SH700i 🆔:JfSijqKA


#70 [コロ]
 
その時、海斗と携帯の番号を交換していた。

しかし、今電話が掛かってくる意味がわからない。

家庭教師は8月に入ってからの約束だ。

不思議に思いながら、勇気はピッとボタンを押し、携帯を耳にあてた。
 

⏰:09/07/14 01:08 📱:SH700i 🆔:JfSijqKA


#71 [コロ]
 
勇「はい、勇気です。」

一応、大会社の未来の
社長候補No.1だ。
なるべく丁寧に声のトーンも落ち着かせてみる。

海《勇気さん?海斗です》

勇「うん、どうしたの?」

海《パーティーの時は
 父が無理言ったのでは
 ないかと思って・・・》

⏰:09/07/14 01:18 📱:SH700i 🆔:JfSijqKA


#72 [コロ]
 
いきなりそんな事を言われてはビックリだ。

まぁたしかに強い押しに負けて承諾してしまったが、海斗が心配するほど自分は嫌そうな顔でもしていたんだろうか?;

海《勇気さん?》

勇「いや、大丈夫だよ。
 8月から よろしくな」
 

⏰:09/07/14 01:24 📱:SH700i 🆔:JfSijqKA


#73 [コロ]
 
あ、よろしくな・・・って
友達ノリになっちまった;

しかし、勇気の心配をよそに海斗はホッとした様子で、「こちらこそ」と返事を返して来た。

じつに良く出来た子だ。

流石、三波社長の息子やってるだけある。
 

⏰:09/07/14 01:30 📱:SH700i 🆔:JfSijqKA


#74 [コロ]
 
パタンと携帯を閉じ
自分とは住む世界の違う
海斗に勉強を教える自分を想像してみた。

進学校でいつも10番内
に入っているだけあり
勉強はわりと出来る自覚はある。

しかし海斗は自分の通う学校より、さらに上のレベルの超進学校に行って、成績も常にトップだとか。

⏰:09/07/17 00:49 📱:SH700i 🆔:XlqbX22I


#75 [コロ]
 
自分が教える意味は
あるのだろうか・・・?

少々疑問だ。

まぁ、引き受けてしまったし、小学生の勉強なら簡単なので「いいか」なんて思い始めている。

しかし、望と会える時間が少しでも減ってしまうのは残念だ。
 

⏰:09/07/17 00:56 📱:SH700i 🆔:XlqbX22I


#76 [コロ]
●きります●

感想、ご意見はこちらへ

[感想板]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:09/07/17 00:59 📱:SH700i 🆔:XlqbX22I


#77 [コロ]
 
付き合い始めの今が
一番甘くて盛り上がる時期だって言うのに・・・。

勇気は一つ溜め息をついた。

寮に帰ったら真っ先に
望に会って抱きしめて
キスしよう。

あわよくば、それ以上も。
 

⏰:09/07/19 05:04 📱:SH700i 🆔:ecQAUxNM


#78 [コロ]
 
勇「明日また電話して
 みるか・・・心配だし。」

早く声聞きたいし。

まさか自分がこんなに
望を大切に思うなんて
想像がつかなかった。

いつもツルむ仲間の
ただのルームメイトだったのに・・・。
 

⏰:09/07/19 05:10 📱:SH700i 🆔:ecQAUxNM


#79 [コロ]
 
いつの間にか、すごく愛しく感じる様になって、望に愛されたいと思った。

自分が一番最初に望を抱きたいと感じたし、そうなる様な気がしていた。

だから、望が襲われたと分かった時は、相手を殺したい程の怒りが込み上げた。
 

⏰:09/07/19 05:21 📱:SH700i 🆔:ecQAUxNM


#80 [コロ]
 
同時に、それと同じぐらいの悲しみも感じた。

一番辛いのは望なのに、
あの時、自分は・・・

泣き叫びたかった。

大切な人が汚されて、傷付けられて、今まで感じた事が無い程の胸の痛みが襲った。
 

⏰:09/07/19 05:33 📱:SH700i 🆔:ecQAUxNM


#81 [コロ]
 
望にあんな思いは、もう二度とさせたくないから、望の側に居て守ってやりたいし、自分も二度とあんな悲しみを感じたくない。

望を5cmぐらいに縮めて
ずっと自分のポケットに入れておきたいぐらいだ。

無理だけど・・・。
 

⏰:09/07/19 05:41 📱:SH700i 🆔:ecQAUxNM


#82 [コロ]
 
勇「あれ以上縮んだら
 小学生だな・・・」

言って少し笑いが込み上げてくる。

望の事を考えるだけで
こんなに気分が上下する。

気持ちを振り回されるってのもイイかもしれない。
なんて思う。
 

⏰:09/07/22 17:13 📱:SH700i 🆔:QVfZzx/E


#83 [コロ]
 
寮に一人で自分の帰りを待っている望を想像しながら、バフッとベッドにダイブする・・・。

寮のベッドは柔らかくて良いけど、やっぱり実家のベッドが一番だ。

自然と瞼も下がってくる。

眠りに落ちそうになった時、扉を叩く音が部屋に響いた。

⏰:09/07/22 17:20 📱:SH700i 🆔:QVfZzx/E


#84 [コロ]
 
 「勇気!昼飯食うか?」

今日仕事が休みの父だ。

勇「・・・あー行く。」

寮では望が自分の帰りを待っているが、実家では父が自分の帰りを待っていた。

少しでも一緒に食事をとる時間を作りたかったから、眠気を我慢してベッドから出る事にした。

⏰:09/07/22 17:26 📱:SH700i 🆔:QVfZzx/E


#85 [コロ]
 
父「冷やしうどん だぞ」

部屋を出ると父が本日の
メニューを言うので
「食べる」とだけ返して
リビングに向かう。

前に会ったのは春休み。
父より少し低かった身長は、今では追い抜くか追い抜かないかのせとぎわだ。
 

⏰:09/07/22 17:36 📱:SH700i 🆔:QVfZzx/E


#86 [コロ]
 
背が高いのは父譲り。
顔は母に似たので、父には昔から「身長だけは俺に似て高くなれよ!」と言っては牛乳や魚を食べさせられた。

お蔭様でズボンの裾上げ要らずだ。

父「眠そうだな。
 墓参りの日はちゃんと
 起きろよ」
 

⏰:09/07/22 17:57 📱:SH700i 🆔:QVfZzx/E


#87 [コロ]
 
勇「お−・・・」

なんとなく心配性なのは、父に似たんじゃないかと思う。

そんな事を思いながら
父特製の冷やしうどんを
二人で食べた。

――――
―――
――
 

⏰:09/07/22 18:01 📱:SH700i 🆔:QVfZzx/E


#88 [コロ]
―――
――

――

 コンコン・・・

磯「おーい、北本。」

勇気の為じゃないが
磯谷は望の部屋まで
様子を見にきていた。
 

⏰:09/07/25 15:41 📱:SH700i 🆔:JYH1MRfg


#89 [コロ]
 
 コンコン・・・

いくら扉を叩いても沈黙しか返ってこないが、寝ているかもしれないと磯谷は、暫く扉の前でノックを続けた。

そうしていると、大半の生徒が帰郷して静かな廊下の先から、誰かが一人歩いてくる気配に気付く。
 

⏰:09/07/25 15:47 📱:SH700i 🆔:JYH1MRfg


#90 [コロ]
 
近付くにつれて人物がはっきり見えて、2年の学年首席の石田だとわかった。

古賀絡みで問題があると
大体石田の名前も出てくるし、見た目も大人しいとは言えないから、印象に残っている。

この学園は何故、不良に限って成績が良いのか・・・
 

⏰:09/07/25 15:55 📱:SH700i 🆔:JYH1MRfg


#91 [コロ]
 
と思いつつ、磯谷が
学園の生徒だった頃
磯谷も橋野も成績は常に
上位だったので、人の事
言えないのだが・・・。

磯「おー石田。・・・?」

だいぶ近付いたので
磯谷は声をかけたが、
石田の様子がおかしい。
  

⏰:09/07/25 16:02 📱:SH700i 🆔:JYH1MRfg


#92 [コロ]
 
磯「オイ。大丈夫か?」

石「ぇ?・・・ぁ、磯谷さん」

磯「お前、顔色悪い」

石「ぃゃ、大丈夫です。
 何してんの?」

そんな所で、と言おうとしたが、誰の部屋の前か気付き、石田は指先から体が痺れていくような感覚に包まれた。

⏰:09/07/25 16:09 📱:SH700i 🆔:JYH1MRfg


#93 [コロ]
 
磯「北本が部屋いるか
 見に来たんだよ。
 彼氏からさっき電話
 あったんだ。笑」

石「中西から・・・」

磯「あぁ、知ってんのか。
 あいつ北本にデレデレ
 だろ?笑」
 

⏰:09/07/25 16:14 📱:SH700i 🆔:JYH1MRfg


#94 [コロ]
 
面白そうに話す磯谷の話しを、石田はまともに耳に入れる事が出来なかった。

北本見なかったか?と聞かれたが、奮えそうな声をなるべく落ち着かせて、見てないと応える。

自分が動揺しているのが
手にとる様にわかり、早く一人になりたかった。
 

⏰:09/07/25 16:21 📱:SH700i 🆔:JYH1MRfg


#95 [コロ]
 
磯谷に、見かけたら教えるとだけ言い、足早にその場を離れた。

探している北本は、先程
自分が部屋に置いてきた。

鈴原大和と共に。

石田をまた罪悪感が襲うが、もうどうする事も出来ない・・・。
 

⏰:09/07/25 16:24 📱:SH700i 🆔:JYH1MRfg


#96 [コロ]
 

石田が去った後、磯谷もすぐに部屋に戻った。

誰も居なくなった廊下には、遠くから聞こえる蝉の鳴き声だけが響いている。

石田が口を閉ざすかぎり
望の所在を知る術は無い。

しかし、それに気付く者は居なかった。
 

⏰:09/07/29 18:18 📱:SH700i 🆔:tm3F2Cl6


#97 [コロ]
 
――――
―――

――

磯谷と別れた後
石田が向かった鈴原の
部屋には、「中村 秋」
が居る。

不本意だが、会わなくてはならない。
 

⏰:09/08/01 00:04 📱:SH700i 🆔:qKhgzgDI


#98 [コロ]
 
鈴原は今まで秋を誰かに
貸したりした事は無かった。

だから今回の事には
驚いたが、そんな事より
望の事が気になってしかたない。

石田は、鈴原の部屋の
前に来ても、しばらく
中に入らず廊下に座り込んでいた。
 

⏰:09/08/01 00:12 📱:SH700i 🆔:qKhgzgDI


#99 [コロ]
 
この状況で、自分が部屋に入った事によって、怯える秋の姿なんて見たくない。

静かな廊下で、時間だけがゆっくり過ぎていった。


―――・・・
 
 

⏰:09/08/01 00:19 📱:SH700i 🆔:qKhgzgDI


#100 [コロ]
●きります●

仕事が忙しく、なかなか
更新が進みませんm(__)m
ご了承下さい。。。

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/
 

⏰:09/08/01 00:21 📱:SH700i 🆔:qKhgzgDI


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