春の希望と・・・Part2【BL】
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#511 [コロ]
 
俺が家族に認められようと必死で努力していた事を、馬鹿だと言った・・・

そんな家族のために・・・

そんな家族ってなんだ?

家族の誰にも認めてもらえず、暴力しか与えてもらえなかった自分にとって、そんな家族でも唯一の家族だ。

母からの電話で参っていた・・・そんな時に言われた中西の言葉は思いのほか深く胸をえぐった。

⏰:10/08/25 22:21 📱:N08A3 🆔:A0GUNP1w


#512 [コロ]
 
石「中西に話すべきじゃ
 なかったんだ・・・。
 アイツは俺の事を思
 って言ったんだろう
 けど・・・・―――ッ
 あの時の俺に中西の
 言葉はキツすぎた・・」

橋・磯「―――・・・・・。」

石「だから、中西も同じ
 思いをすればいいと
 思った・・・大切な思い
 出も、唯一の存在も
 消えてしまえばいい
 んだって―――。」
 

⏰:10/08/26 03:07 📱:N08A3 🆔:aImDGG5U


#513 [コロ]
●きります●

[感想板]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/
 

⏰:10/08/26 03:09 📱:N08A3 🆔:aImDGG5U


#514 [コロ]
 
橋野も磯谷も言葉にならなかった。

たしかに勇気は言葉が悪かっただろう・・・

しかし石田と勇気のやりとりは、二人がもう少し年齢を重ねて大人になってからの出来事なら、こうはなっていなかった。

子供だから言葉を選べなかった、子供だから心が不安定だった・・・。
 

⏰:10/08/27 22:18 📱:N08A3 🆔:QMdaIKyo


#515 [コロ]
 
とても、やるせない。

どこかで誰かが気付いて、止めてやるべきだった。

もしくは、虐待を受けていた石田に気付き、大人が守ってやれていたら・・・。

少しでも何かが違っていたら、こんな事にはなっていなかっただろう。

磯「ッ・・・―――石田。」

石「はい・・・」
 

⏰:10/08/27 22:27 📱:N08A3 🆔:QMdaIKyo


#516 [コロ]
 
磯「中西が今こっちに
 向かってる・・・」

石「そうですか。」

磯「・・・中西が実家に帰る
 1週間前、俺に北本の
 事を話してきた。
 俺は夏休み前から北本
 の様子がおかしい事
 には気付いていた。」

石「・・・・。」

磯「その時、中西は北本
 が誰かに襲われたっ
 て言ってきた。」
 

⏰:10/08/27 22:32 📱:N08A3 🆔:QMdaIKyo


#517 [コロ]
 
橋「中西は知ってたのか」

磯「北本の様子が変で
 聞き出したらしい。
 でも、北本は相手が
 誰かは分からなかった
 と言ったみたいだ。」

石「俺が口止めした。
 それで北本は中西に
 俺だって言わなかっ
 たんだ。」

磯「・・・じゃあ、お前が
 夏休み前に北本を呼び
 出した時の出来事が
 北本が言った襲われた
 と繋がるんだな?」

⏰:10/08/27 22:43 📱:N08A3 🆔:QMdaIKyo


#518 [コロ]
 
石「・・・そうです。」

内側で見えなかった色んなことが、次々見えてくるようだ。

それは、ずっと昔から仕組まれた罠のように、ゆっくりと今の状況を作り上げてしまった。

被害者が加害者になる事件は沢山ある。

今まではどんな理由でも、加害者は加害者だと思っていたが・・・
 

⏰:10/08/27 22:55 📱:N08A3 🆔:QMdaIKyo


#519 [コロ]
 
被害者が加害者になる事ほど、悲しいことはない。

橋野も磯谷もそう思った。

石「今話したのが、昨日
 までの俺がやった
 出来事です・・・。」

含みのある石田の言い方に、橋野と磯谷は顔を見合わせた。

どうやらまだ何かあるみたいで、ずっと沈黙していた古賀が反応する。
 

⏰:10/08/27 23:06 📱:N08A3 🆔:QMdaIKyo


#520 [コロ]
 
古「そうだアイツだよ!
 北本の怪我はアイツ
 がやったんだろ!?」

石「俺も殴ってる。」

古「うるせぇ!お前が
 ここまで酷いこと
 するわけねぇだろッ」

橋「おい、何の話しだ。
 誰だアイツって・・・」

橋野の問いかけに二人がそちらへ目をやると、磯谷も石田と古賀の様子を伺っていた。
 

⏰:10/09/02 01:31 📱:N08A3 🆔:z8aSVoqk


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