to you 〜sakura〜
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#201 [mt]
どきっとした。
冷たい幸平の声
「ご・・ごめ・・」
「目の前いるじゃん(笑)」
びっくりして辺りを見渡すと
木の下にしゃがんで電話をしている
幸平がいた。
:09/07/05 16:00
:PC
:1PuBKPKg
#202 [mt]
いつものように中腰になりしゃがみこんでいた
「よいしょっ」
そう言って幸平は立ち上がった。
「こんな夜中まで夜遊びですか?笑」
:09/07/05 16:01
:PC
:1PuBKPKg
#203 [mt]
あ…
なんでだろ…
あたしは何を言っていいのか、言葉がつまって話せなかった。
その様子に幸平が気がついた
「どしたん?」
幸平が心配そうにあたしの顔をのぞきこんだ。
:09/07/05 16:01
:PC
:1PuBKPKg
#204 [mt]
<私の意味>
「私・・・由紀子さんの代わり…?」
頭で思い浮かべた疑問が声として
幸平に問いただしていた。
顔は見てないがきっと幸平は
驚いているとなんとなくわかった。
:09/07/05 16:03
:PC
:1PuBKPKg
#205 [mt]
幸平は低い声で
「あぁ。」
一言言った。
その一言が
悲しくてたまらなかった。
あぁなんでだろ…
涙が止まらない
この人はあたしを…
誰と思ってた…?
:09/07/05 16:03
:PC
:1PuBKPKg
#206 [mt]
止まらない涙を頬に伝わせながら
走って家まで帰った。
幸平は追ってはこなかった。
:09/07/05 16:03
:PC
:1PuBKPKg
#207 [mt]
あなたは私を抱いたわけでもない
あなたは私に好きと言ったわけでもない
あなたは何も悪くないのに…
:09/07/05 16:04
:PC
:1PuBKPKg
#208 [mt]
どうしてこんなに悲しくなるの
何泣いちゃってんの…
私たち付き合ってもいないじゃない…
何も始まってやいないんだから…
走って家にかえった
勢いよくドアをあけて家に入る
そしてその場にしゃがみこんで泣き崩れた。
:09/07/05 16:04
:PC
:1PuBKPKg
#209 [mt]
どうして泣いているんだろう。
ちがう…
付き合ってほしかったわけじゃない
愛してなんておもっちゃいない。
何が悲しいんだろう?
:09/07/05 16:05
:PC
:1PuBKPKg
#210 [mt]
ただ…
一人の私として
私を見てほしかっただけよ…―
:09/07/05 16:06
:PC
:1PuBKPKg
#211 [mt]
〜♪〜♪〜♪〜
そのとき着信があった
表示されていたのは
【竹内 幸平】…
出たくなかった…
なのに…気持ちとはうらはらに
電話にでてしまう指。
:09/07/05 16:06
:PC
:1PuBKPKg
#212 [mt]
『もしもし…??』
「なによ…」
『ごめん…』
ごめん…?
この人はなんであたしに謝るの?
この人はあたしに対して悪いことしたの?
なんか一人で舞い上がって馬鹿みたい
これ以上惨めにさせないで
:09/07/05 16:07
:PC
:1PuBKPKg
#213 [mt]
「別に…」
泣いているのを隠すのに必死で
口数が少なくなった。
泣き虫な女なんて思われたくない
何こいつ。何で泣いてんのなんて思われたくないそんな気持ちでいっぱいだった。
言いたい事なんていえるはずがない
だって私は彼女でもないから…
:09/07/05 16:07
:PC
:1PuBKPKg
#214 [mt]
『ゆきこのこと・・・誰からなんか聞いたりしたん?』
「めぐ…」
『けんとの女??』
「そう…」
『そっか…』
:09/07/05 16:08
:PC
:1PuBKPKg
#215 [mt]
その後あたしは耐えられなくなり
電話を切った。
幸平が折り返しかけなおしてくることはなかった。
:09/07/05 16:09
:PC
:1PuBKPKg
#216 [mt]
何時間過ぎたんだろう
携帯をみた。
時間はもう深夜の3時だった
ただぼーっとする事しかできずにいた。
携帯を抱いて…
また彼の名前が表示されるのを
こんなときでも期待してしまう自分がいた
:09/07/05 16:09
:PC
:1PuBKPKg
#217 [mt]
……――
鳥の声がする。
まぶしい光がカーテンからもれる。
「もう朝なんだ…」
いつのまにか寝てしまっていた。
着信履歴を見ても
竹内 幸平の文字はなかった。
:09/07/05 16:10
:PC
:1PuBKPKg
#218 [mt]
もう会えない…
そう思った。
鏡で自分の顔を見る
涙のせいで少し目が腫れていて
赤くなっていた
「はは…不細工…」
なんだか悲しくなって
また少し涙が頬をつたった
:09/07/05 16:10
:PC
:1PuBKPKg
#219 [mt]
その時だった。
〜♪〜♪〜♪
携帯の画面に表示されたのは
【大森 けんと】
あたしは電話にでた。
「もしもし?」
『ごめん!!!!』
:09/07/05 16:12
:PC
:1PuBKPKg
#220 [mt]
ものすごい大きな声で
けんとがあやまり、
あたしは思わず耳から携帯を離した
「えっ…どうしたの??」
『幸平…!!あいつ許してやってくれ…
悪気はないんだよ』
:09/07/05 16:12
:PC
:1PuBKPKg
#221 [mt]
けんとははなした。
昨日の夜あの後
幸平はけんとに電話をした。
そしてすべてを話した。
幸平はあの日麻紀に出会った。
古い桜の木の下。
幸平は最愛の人を失くし
生きる気力さえもなくしかけていた。
:09/07/05 16:12
:PC
:1PuBKPKg
#222 [mt]
そんなとき麻紀と出会ったのだった。
幸平は初め麻紀を由紀子だと思った。
茶色い長い髪。
小さな身長。
顔は似ているわけではない。
由紀子は美人・綺麗という感じだが
麻紀はどちらかというと可愛いらしいという感じだった
:09/07/05 16:12
:PC
:1PuBKPKg
#223 [mt]
けれど麻紀が由紀子として
見えてしまってしかたなかった。
:09/07/05 16:13
:PC
:1PuBKPKg
#224 [mt]
そしていつの日か
麻紀を由紀子と思っていた。
いつも抱きしめたくなる寸前に
“別人”
そう思い出し、手を出す事はなかった。
:09/07/05 16:13
:PC
:1PuBKPKg
#225 [mt]
それでもやっぱり
麻紀といる時間は由紀子といる気がして
気がつくと逢いに行ってしまった。
:09/07/05 16:13
:PC
:1PuBKPKg
#226 [mt]
そして昨日
「あたし・・・由紀子さんの代わり…?」
麻紀の一言でまた我にかえり
「あぁ。」
と言った。
:09/07/05 16:14
:PC
:1PuBKPKg
#227 [mt]
幸平は違う女を自分の女として
見ていたということ。
由紀子にとっても
麻紀にとっても
ひどいことをしたということ。
麻紀の涙を見た瞬間
そういう思いがまた深まった
"ごめん…俺情けねえ
でも由紀子・・・・
いないなんて受け止められねんだわ…"
そうけんとに言ったそうだった。
:09/07/05 16:15
:PC
:1PuBKPKg
#228 [mt]
そうなんだ…」
そうとしか言えなかった
幸平は私を気にかけてくれていた
私に逢いたくて逢いにきてくれた
でも…
:09/07/05 16:16
:PC
:1PuBKPKg
#229 [mt]
本当はあたしじゃなくて
最愛の人に代えた私…
由紀子さんに代えられた私
『ごめんな。めぐから聞いたんやけど…麻紀お前幸平の事すきなんやなぁ。』
「うん…」
:09/07/05 16:16
:PC
:1PuBKPKg
#230 [mt]
『あいつ…今は本当に由紀子しか見えてねんだわ。俺、由紀子も大事やけど…でも…俺麻紀の恋、応援してるから。』
けんとは最後に
過去は過去として
今は無理でもいつかは
受け入れないかん
幸平はこれからは
由紀子のいない道を
歩かせなくちゃいかん
そう震えた声で言った。
:09/07/05 16:17
:PC
:1PuBKPKg
#231 [mt]
けんとは最後に
過去は過去として
今は無理でもいつかは
受け入れないかん
幸平はこれからは
由紀子のいない道を
歩かせなくちゃいかん
そう震えた声で言った。
:09/07/05 16:17
:PC
:1PuBKPKg
#232 [mt]
私はあなたのために
なにができる―…?
あなたの最愛の人…
由紀子さんとしてではなく
私として…
黒木麻紀として…
あなたの瞳に映りたい
私は…
わがままですか…?
やっぱりあなたが
好きなんです。
:09/07/05 16:18
:PC
:1PuBKPKg
#233 [mt]
今日はここまでにします。見ている方いるのかな…。笑
<止まらない恋>
:09/07/05 16:20
:PC
:1PuBKPKg
#234 [我輩は匿名である]
泣けた(ノД`)゚.
:09/07/05 19:35
:F706i
:T9NrzVEg
#235 [mt]
>>234
匿名さん
わぁ
初めての書き込みで嬉しいです

携帯でみたら"続き"って出て読みにくいので今後気をつけますね
書き込み嬉しかったので更新します

:09/07/05 20:01
:N906imyu
:qRBE0DmQ
#236 [mt]
<止まらない恋>
“ピンポーン”
けんととめぐの住むマンションに着いた
バタバタと足音が聞こえて
扉をあけたのはけんとだった。
「いらっしゃい」
:09/07/05 20:03
:PC
:1PuBKPKg
#237 [mt]
けんとが優しく笑った
「昨日の今日で…ごめんね」
あたしは苦笑いした
「い〜よい〜よ!」
そういってけんとは入れと手招きした
:09/07/05 20:03
:PC
:1PuBKPKg
#238 [mt]
「いらっしゃい♪」
家に入ると食器を洗いながら
めぐが笑顔で声をかけてきた
:09/07/05 20:03
:PC
:1PuBKPKg
#239 [mt]
めぐがお茶を持ってきた。
「めぐ・・・私ね昨日幸平に聞いちゃったんだ。私のこと、由紀子さんの代わり?って・・」
「うん・・聞いたよ。けんとが幸平くんから聞いたって。幸平くん、あたしに止めてくれてありがとって言ったんだよね・・・ねぇ。けんと」
:09/07/05 20:05
:PC
:1PuBKPKg
#240 [mt]
「うん・・・」
思わず瞳からひとすじの涙がこぼれた。
じゃあもう・・・逢いにもこないんだ・・・
電話もかけてこないんだ・・・
:09/07/05 20:06
:PC
:1PuBKPKg
#241 [mt]
「あ!!でも麻紀・・・幸平が最後でもいいから逢いたいって逢ってあやまりたいって言ってた」
「あやまりたい・・・か。」
「麻紀・・?嫌だったら行かなくてもいいんだよ・・?
無理しなくていいんやけね・・・?」
「うん・・・」
:09/07/05 20:06
:PC
:1PuBKPKg
#242 [mt]
「じゃあ、麻紀が好きなようにしていいからさ、
今日の5時に桜の木で待ってるって。行くなら行ってやって。俺はお前の意思に反対したりしねえからさ」
けんとが携帯を机に置きながら言った
:09/07/05 20:07
:PC
:1PuBKPKg
#243 [mt]
「ありがとう・・・」
めぐは笑ってテイッシュをくれた
あたしは笑って受け取り涙をふいた。
「ごめん!帰る!」
「お・・?おう!!」
:09/07/05 20:08
:PC
:1PuBKPKg
#244 [mt]
けんとがわざとらしくコケて
少し場を和ませた
「行ったりきたりしてごめんね!あたし・・・話してくる!!自分の気持ち伝えてくる!!」
めぐとけんとは驚いた顔をした。
"麻紀らしいね"
:09/07/05 20:09
:PC
:1PuBKPKg
#245 [mt]
「でもそんなに麻紀が夢中なのはじめてだね。けんと」
「あぁ。」
二人は笑った
「はは♪じゃ!ばいばい!!」
あたしは走った
:09/07/05 20:10
:PC
:1PuBKPKg
#246 [mt]
早く伝えたくて。走った。
「がんばれよ〜〜!!」
けんとが叫んだ
振り返りにこっと笑った
:09/07/05 20:10
:PC
:1PuBKPKg
#247 [mt]
時間はまだ昼前。
"好き"
あなたのこともっと知りたい
:09/07/05 20:10
:PC
:1PuBKPKg
#248 [mt]
どこがすきなのか全くわからない
あなたの何かに惹かれたんだ
容姿が好きなわけじゃない
あなたの性格を全て知ってるわけじゃない
:09/07/05 20:12
:PC
:1PuBKPKg
#249 [mt]
きっと考え方もなにもかも
正反対なふたりだけど
理由なんて必要ないよ
あたしはあなたを愛してます
ねぇ神様やっぱり
走り続けてもいい?
:09/07/05 20:12
:PC
:1PuBKPKg
#250 [mt]
<片思い >
「はぁっ・・はぁ・・・」
桜の木まで走った
そこには幸平がいた。
え・・・
:09/07/05 20:13
:PC
:1PuBKPKg
#251 [mt]
時計を見るとまだ
待ち合わせまでに5時間以上ある
しかしそこには幸平がいた。
「よ。」
:09/07/05 20:13
:PC
:1PuBKPKg
#252 [mt]
「え・・なんで・・?まだ早・・・」
「落ちつかんくて。」
幸平は下をむいた。
:09/07/05 20:14
:PC
:1PuBKPKg
#253 [mt]
「あの海・・・行ってくれませんか?」
そう言ったのは幸平だった
耳を赤くしてヘルメットをしてる頭をかいて
幸平はバイクにまたがった
:09/07/05 20:14
:PC
:1PuBKPKg
#254 [mt]
私はうなずいて
渡されたヘルメットをだまってかぶった
”ブゥン”と音をたてて
あの海・・相田海岸へむかった
:09/07/05 20:15
:PC
:1PuBKPKg
#255 [mt]
行くまでの時間二人は一言も言葉を交わさなかった
こんなときでも私の胸は高鳴った
そんな音が聞こえないように
幸平の背中から少し離れた。
:09/07/05 20:15
:PC
:1PuBKPKg
#256 [mt]
海に近づくと
しょっぱい風が通り抜け
波のきれいな音が
耳に響いた
―――・・・
:09/07/05 20:15
:PC
:1PuBKPKg
#257 [mt]
見覚えのある場所に辿り着くと
二人で砂浜におりた
まだ肌寒い春。
昼間でも人が少なかった
:09/07/05 20:16
:PC
:1PuBKPKg
#258 [mt]
「よいしょ」
前と同じような所で幸平は腰をおろした
少し距離をおいて隣に私も腰をおろした
私は何も話さずにただまっすぐに
海のむこうを見ていた。
:09/07/05 20:17
:PC
:1PuBKPKg
#259 [mt]
幸平がやっと口をひらいた。
「俺・・」
「はぁ〜っ。」
幸平の言葉を遮った私のわざとらしいため息。
:09/07/05 20:18
:PC
:1PuBKPKg
#260 [mt]
「自分の彼女が突然いなくなってさみしいよね。
きっと私にはわからないくらい辛いよね。
でも少しでも私が由紀子さんの代わりになれるなら
私・・・
そのままでいいよ。」
:09/07/05 20:18
:PC
:1PuBKPKg
#261 [mt]
幸平は驚いて、
まっすぐ前を見ている私を見つめた
私はそのまま続けた
:09/07/05 20:19
:PC
:1PuBKPKg
#262 [mt]
「ははっ。なんか少し調子のってた。
ごめんね。
勝手に舞い上がって勝手に泣いて。
いい迷惑だよね〜!!ははっ」
思わず涙はこぼれた。
:09/07/05 20:19
:PC
:1PuBKPKg
#263 [mt]
「俺さ・・由紀子の事、本気で好きやった。今でも本気で好きやな。
それなのに俺お前の事を少し由紀子と重ねてしまって。ほんとにごめん
俺が番号聞いたのも逢いに行ったのもお前は何もわるくない。お前は・・悪くないから
:09/07/05 20:20
:PC
:1PuBKPKg
#264 [mt]
もう・・・これで最後だから逢いに行かないから。」
幸平は目に涙をためていた。
:09/07/05 20:20
:PC
:1PuBKPKg
#265 [mt]
「ほれ。
こんな時でも麻紀との最後じゃなくて由紀子の最後としてみてしまいそうな最低な男。
ほんとごめん」
:09/07/05 20:21
:PC
:1PuBKPKg
#266 [mt]
幸平は涙が落ちないように空を見上げた。
「・・・ってば」
「え?」
:09/07/05 20:21
:PC
:1PuBKPKg
#267 [mt]
「・・・だから・・・いいって言ってんでしょ!?
あたしがいいって言ってんの!!」
あたしは思わず幸平の腕をつかんだ
:09/07/05 20:21
:PC
:1PuBKPKg
#268 [mt]
「代わりでもなんでもいいの・・!!
彼女にしろなんて言ってないじゃない・・・!!
そばにいるくらい・・
いいじゃない・・!!!」
:09/07/05 20:21
:PC
:1PuBKPKg
#269 [mt]
空を見上げた幸平の瞳からは
もう涙がこぼれ落ちていた
わかってよわかってよ
これ以上望まないのに
:09/07/05 20:22
:PC
:1PuBKPKg
#270 [mt]
それぐらい叶えてよ
伝わってよあたしの気持ち・・・
「好きなの!!」
:09/07/05 20:22
:PC
:1PuBKPKg
#271 [mt]
気づけばその言葉を言ってしまっていた
幸平はさらに驚いた顔をした。
「ごめん・・・」
顔を真っ赤にしたまま私はつい小さく下をむいた
幸平は黙ったままだった
:09/07/05 20:23
:PC
:1PuBKPKg
#272 [mt]
「もっ・・・もう帰ろ!わかった。もう逢わない!!ごめんね!困らせて!!」
とびきいりの笑顔も当たり前のようにひきつる。
一人で立ち上がってバイクのほうへ向かった
幸平も立ち上がりかえる準備をはじめた。
:09/07/05 20:24
:PC
:1PuBKPKg
#273 [mt]
とうとう無言のままあたしの家についた。
「最後に話せてよかったなっ!・・じゃーばいばい!!」
あたしは赤くなった瞳をこすって精一杯の笑顔を見せ、家にはいろうとした。
:09/07/05 20:24
:PC
:1PuBKPKg
#274 [mt]
「聞けよ。」
幸平の低い声
「なに?」
あたしは幸平に背中を向けた
:09/07/05 20:25
:PC
:1PuBKPKg
#275 [mt]
「ごめん。
こんな俺でいいなら付き合うことはできないけど・・友達になってくれるなら・・・これからも・・」
「これからも?」
「仲良くしてほしい」
:09/07/05 20:25
:PC
:1PuBKPKg
#276 [mt]
あたしの胸は高鳴った
”最後じゃない”
あたしは振り返り笑顔で
幸平に言った
「またね!」
:09/07/05 20:25
:PC
:1PuBKPKg
#277 [mt]
幸平はバイクに乗って帰っていった
幸平は最後に少し笑って
”またな”と言った
私はすぐめぐに電話をかけ
すべてを話した
:09/07/05 20:26
:PC
:1PuBKPKg
#278 [mt]
けんともめぐも頑張れと言ってくれた
その言葉だけで頑張ろうと思った
付き合えなくても好きでいたい
:09/07/05 20:26
:PC
:1PuBKPKg
#279 [mt]
きっとこの恋は
頑張っても頑張っても
走っても走っても
一番にはなれない
そんなレース
:09/07/05 20:27
:PC
:1PuBKPKg
#280 [mt]
ゴールが何メートル先かなんて
知らされていない
気がつけばスタート地点に立っていて
気がつけば走り出していた
見えないゴールに向かって
:09/07/05 20:28
:PC
:1PuBKPKg
#281 [mt]
無理だとわかっていても
些細なことばが嬉しかった
単純女にもなるし
馬鹿女にでもなるよ
それでも今は
君が好き
:09/07/05 20:28
:PC
:1PuBKPKg
#282 [mt]
<友達>
あれから二ヶ月が過ぎた
最初は幸平もきまずいようで
電話をしてこなかったが
けんとやめぐのおかげで
雄ちゃんや純くんそして幸平、
あたしの6人で遊ぶようになって
幸平も徐々に自然に接してくれるようになった。
:09/07/05 20:29
:PC
:1PuBKPKg
#283 [mt]
幸平もまだ立ち直りはできてないが、
仕事にもでるようになり
しだいに笑顔も増えていった
―――・・・・
:09/07/05 20:30
:PC
:1PuBKPKg
#284 [mt]
あたしは仕事を終わらせめぐの家にむかった
今日は雄ちゃんの誕生日。
みんなでめぐの家で
お祝いをすることになった
:09/07/05 20:30
:PC
:1PuBKPKg
#285 [mt]
ピンポーン
「麻紀〜!!はいってはいって」
そう言ってきたのは純くんだった
「お前の家じゃねーよ」
幸平が頭をばこっとたたいた。
:09/07/05 20:31
:PC
:1PuBKPKg
#286 [mt]
みんな近い年の為いつもこんな感じですっかり仲良くなった
「ふふっはいるよ〜おじゃましまぁす」
二人を通り過ぎてリビングにむかった
:09/07/05 20:32
:PC
:1PuBKPKg
#287 [mt]
「真紀お仕事おつかれ〜
ご馳走作ったから今日は期待してて♪」
「本当♪あ!あたしケーキ買ってきたよ!あと店で花束もつくってきたから♪」
:09/07/05 20:32
:PC
:1PuBKPKg
#288 [mt]
「花束まじ可愛い〜♪さすが花屋★主役はもうすぐくるからね♪」
雄ちゃんがくるまでみんなで他愛のない会話をしながら待った
:09/07/05 20:33
:PC
:1PuBKPKg
#289 [mt]
ピンポーン
『お〜いあけて〜あらっ?鍵あいてる?はいるぞ〜?』
みんなで電気を消して
静かにリビングにはいってくるのを待った
:09/07/05 20:34
:PC
:1PuBKPKg
#290 [mt]
『うわっ真っ暗!?誰もいねえの〜??』
雄大は真っ暗な部屋を携帯の画面で照らした
ガチャっ・・・
:09/07/05 20:34
:PC
:1PuBKPKg
#291 [mt]
電気がぱっとつき
『パンパーンッパパーンッ』
クラッカーの音と共に
「雄ちゃん誕生日おめでと〜♪!!」
みんなが一斉に言った
「おっ・・・おぉ。お〜?!うあっ」
:09/07/05 20:34
:PC
:1PuBKPKg
#292 [mt]
雄大の言葉が言葉になってなかったことに
みんなは大爆笑
「日本語しゃべれよ〜!!笑」
みんながつっこんだ。
「お前らいいやつだなぁ〜っ俺は嬉しいよ〜」
:09/07/05 20:34
:PC
:1PuBKPKg
#293 [mt]
雄大はとても喜んだ様子でけんとやみんあの肩をバンバンたたいた
「も〜いたぁ〜い!!」
めぐが何倍もの強さで叩き返した
「いってっごめんごめん♪笑」
「はいはい!!食べようよ〜♪♪」
:09/07/05 20:35
:PC
:1PuBKPKg
#294 [mt]
「雄ちゃんが一番お兄さんなったね〜」
「麻紀よく気づいたそのとおり!」
「お前が一番おっさんやなぁ顔も歳も」
「あーん!?もういっぺん言え糞幸平!ごら、あん?」
「テンションうぜーよ笑」
「まっお誕生日で皆に祝えてもらえたんでご機嫌なんで許したるよ幸平ちゃん〜♪」
「はいはい」
――-・・・・・・
:09/07/05 20:38
:PC
:1PuBKPKg
#295 [mt]
お酒もはいってみんなテンションが
あがってて話はとても盛り上がった
そしてみんなでケーキや
めぐがつくったデザートなどを食べた
:09/07/05 20:39
:PC
:1PuBKPKg
#296 [mt]
「あ!そうそうめぐとけんとで雄大に誕生日プレゼント買ったよ〜♪じゃーんッ!!」
そういってめぐがだしたのは
帽子とサングラスだった。
:09/07/05 20:39
:PC
:1PuBKPKg
#297 [mt]
「おぉ〜っ!サンキュー!かっこいいじゃん!」
「どう?♪」
と、雄大は帽子とサングラスを
かぶってキメポーズをした。
「ぷっヤクザみたぁ〜い★笑」
:09/07/05 20:39
:PC
:1PuBKPKg
#298 [mt]
「なんだと麻紀〜!笑
でもありがとな〜♪」
「雄大雄大!!俺らからもあるよ〜♪ちょっと来て♪」
幸平と純はニヤニヤしながら
雄大を手招きした。
:09/07/05 20:40
:PC
:1PuBKPKg
#299 [mt]
「何なに〜?♪」
「はいよっ」
純はプレゼントを雄大のポケットにいれた。
「ん・・?なんだ〜?」
「あ〜!!!だめだめ!!帰ってからみろよ!!」
:09/07/05 20:40
:PC
:1PuBKPKg
#300 [mt]
あわてて笑いながら幸平が言った
「なによ気になるじゃん」
めぐがひょいっとポケットからそれをうばった
少し雑だが箱にリボンが結ばれていた
:09/07/05 20:41
:PC
:1PuBKPKg
#301 [mt]
「なによこれ〜!!いや〜信じらんな〜い!!笑」
それはコンドームだった
:09/07/05 20:42
:PC
:1PuBKPKg
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