あれから…�I年…��
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#1 [M]
初めて書きます
多少実話もまぜながら書いていきます
変なとこは指摘お願いします
よろしくお願いします

⏰:09/07/12 21:03 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#2 [M]
久しぶりに、実家に帰ってきた。

そう…�I年ぶりに…。

私は、 相沢 美緒(あいざわ みお) 24歳。現在、無職。
なんでか?それは生活に不十なかったから。

実は、最近まで42歳の妻子持ちと不倫をしていた。

彼は、お金持ちで、私の為にマンションを借りてくれて、そこにコソコソと暮らしていた。

⏰:09/07/12 21:12 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#3 [M]
でも…突然、彼は消えた…。五年とゆう長い付き合いだったのにたった一言、紙切れを残して。

そこには「ごめん…美緒。」

それだけだった。

その次の日、突然、ピンポンが鳴り、出ると、大屋さんらしき人が「今日中に出ていって下さい。」と…。

私は意味が分からなかった。

なんで?

どうして?

その場に泣き崩れた。

⏰:09/07/12 21:16 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#4 [M]
仕方なく、荷物をまとめた。

今更、実家に帰れない…。

別に親が嫌いとかそんなんじゃない。

ただ、この数年、連絡を取ってなかった。

気まずい。ただそれだけだった。

何も連絡しないまま、実家に向かった。

⏰:09/07/12 21:19 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#5 [M]
彼との思い出を胸に電車に乗る。

彼との写真を見るたびになんで? どうして?そればかりだった。

一人電車に揺られ、涙を流した。

いつか忘れることができるだろうか?
そんな想いを乗せた電車が懐かしい地元へ停まった。

久しぶりだ。あまり変わらない景色。
変わったのは私なのかな?

⏰:09/07/12 21:23 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#6 [M]
駅から、歩いて�I分くらい。
久しぶりの街だから、少し寄り道をしようかな。

よく友達と遊んだ公園。

初めての彼と初キスをした場所。

ここのおばちゃん元気かな?

色んな思い出がある。

私、この�I年何してたんだろ?

不意に思う後悔。

⏰:09/07/12 21:26 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#7 [M]
不倫…。彼との出会いは意味があったのか?
何を得たのか?

全く答えは出なかった。

そんなとき、携帯が鳴った。

♪♪♪♪〜

着信 090########

知らない番号だった。

もしかして、彼かな?

⏰:09/07/12 21:29 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#8 [M]
うれしくなり電話に出た。
私「もしもし〜」

男「もしもし〜ぁれ?彩じゃないの?」

私「はぃ?違いますけど…」

男「あっ、スイマセン。間違えました。」

私「はぃ。」

切ろうとすると…

男「あっ、ちょっと待って!」

⏰:09/07/12 21:31 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#9 [M]
私「はい?」

男「あのさぁ…、間違え電話で突然で悪いんだけど、これから合コンやるから君も来ない?」

私「は?」

男「そーだよね…来ないよね?」

私「普通、行かないと想いますけど…。」

男「だよね。ただ、君、寂しそうな声してたから…」

私「は?」

男「ごめん、ごめん、気にしないで!」

⏰:09/07/12 21:48 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#10 [M]
なぜか…私は…

私「あの、行きます!」ととっさに答えてしまった。

男「ぇっ?いいの?」

私「はぃ。」

男「君、軽いね(笑)」

私「世間知らずですから。(笑)」

なぜか自然と色んな話が出来た。しかも、住んでるとこも近かった。
男の名前は優人。なんだか優しい気持ちになれた。

優人「あっ、で、場所なんだけど、〇〇駅の北口に7時なんだけど来れる?」

私「あっ、大丈夫だょ。一度家に帰ってからいくから7時過ぎちゃうかもだけど。」

優人「わかった。待ってる。着いたら電話ちょ!」

⏰:09/07/12 21:56 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#11 [M]
なぜか嬉しかった。

普通なら怖いょね。

優人は、初めて話したと思えない感じだった。

彼とのことを忘れるいいチャンス。
そう思ってしまった。

時間は16時。

⏰:09/07/12 21:59 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#12 [M]
久しぶりの実家に着いた。
この時間じゃ、だれもいない。

私が帰ること伝えてない。玄関はいつもあいている。
静かにあける。

久しぶりの実家。
あまり変わらない。

静かに「おじゃまします」と言って自分の部屋へ。

�I年前と変わらない私の部屋。

ホコリ一つなかった。

きっと、お母さんは、ずっとキレイにしてくれていたんだ。

⏰:09/07/12 22:02 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#13 [M]
そう思ったらふと、涙が出てきた。

とりあえず荷物を置いて、着替える。

居間に、置き手紙を残す。

「久しぶりです。美緒です。今までごめんなさい。またしばらくお世話になります。」と…。

私はそのまま、家を出て待ち合わせ場所へ向かった。

⏰:09/07/12 22:05 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#14 [M]
彼と付き合ってから一度も、他の男の人と遊ぶことのなかった私、約五年ぶりだった。かなりの緊張。

待ち合わせ時間よりも、30分も早く着いてしまった。
すると電話が♪♪♪〜

着信 優人

私「もしもし。」

優人「あっ、美緒ちゃん?」

私「うん。どーしたの?」

優人「あのね、急で悪いんだけど今日、合コンなくなったんだ。」

私「えっ?どーして?何かあったの?」

優人「恥ずかしい話、メンバーが集まんなかった(笑)」

私「そーなんだ。大丈夫だょ。」

私はちょっとショックだった。

⏰:09/07/12 22:11 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#15 [M]
優人「それで、せっかくだし、美緒ちゃんが嫌じゃなかったら二人で会わない?」

私「えっ?」

優人「だって、もう、俺着いちゃったし。」

私「えっ?どこどこ?」

優人「美緒ちゃんも?」

私「ぅん。△薬局前にいるょ。」

優人「あっ!わかった!今行くよ!」

私「えっ!」

そのまま切られた…。

⏰:09/07/12 22:14 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#16 [M]
ドキドキドキドキ………………………ドキドキ……

前から、男の人が近づいてきた。

男「美緒ちゃん?」

私「はぃ、優人くん?」

男「うん。(笑)」

私「はっ、初めまして。」

男「緊張してるの?やっと会えたね。」

私「ぅっ、ぅん。」

すごい緊張して汗が…。

⏰:09/07/12 22:17 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#17 [M]
第一印象は、わぁ、めっちゃカッコイイ!
オシャレさんだぁ。

優人「どうした?キョトンとしてるょ。ガッカリしたとか?」

私「ぅぅぅん」首を横に振った。

優人「じゃあ何?」

私「何でもないよ。」

優人「本当に?」

私「うん。ちょっと緊張してるだけだょ。」

⏰:09/07/12 22:21 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#18 [M]
優人「さ、いこっか!」

私「うん!」

優人「今日は、連れていってあげたいとこがあるんだ!」

私「えっ?どこ?」

優人「まあまあ、ついてきて!」

私「あっ、うん。」

優人は大人な感じだ。

新鮮だった。
デート。
久しぶりな感じ。
彼とのデートはほとんど家だったから。

⏰:09/07/12 22:24 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#19 [M]
優人は、先を歩く。

優人「ゴメン、早過ぎるよね。」

手を差し出した。
大きな手。
でも、優人は軽いのかな?誰とでも繋ぐのかな?
そんな想いが頭をよぎる。
優人は無理矢理、私の手を繋いだ。

強引。だけど嫌じゃなかった。なんでだろう…。

⏰:09/07/12 22:27 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#20 [M]
ドキドキが増す。

着いたのは夜景が綺麗な公園だった。

優人「キレイでしょ。」

私「ぅん。」

優人は涙ぐんでいた。

私「どうしたの?」

優人「ん?なんでもないょ。ただ…昔のこと思い出しちゃって…。」

私「昔のこと?」

優人「昔、中学三年生の頃付き合ってた彼女のこと。あっ、ゴメンネ。」

私は優人の元カノが羨ましくなった。

優人「未練タラタラなんて恥ずかしいよね。」

私「そんなことないよ。幸せものだね。そんなに愛されて。」

⏰:09/07/12 22:33 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#21 [M]
優人「そうかな。」

私「そうだよ。」

優人「あはっ(笑)」

私達は、この景色をしばらく見ていた。

静かな夜に私のお腹が鳴り、優人が笑った。

⏰:09/07/12 22:36 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#22 [M]
優人「お腹空いたよね!何か食べよっか!」

私「うん!」

優人「何がいい?」

私「なんでもいいよ!じゃあ優人くんのオススメのとこ行こうよ!」

優人「オススメかあ、じゃあ、この近くのパスタ屋さんにいこっか!」

⏰:09/07/12 22:39 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#23 [M]
私「うん!」

優人に手を引っ張られ、私達は歩く。

着いたのは見覚えのあるパスタ屋さん。

私は誰と来たか必死に思い出す。

でも、思い出せない。

⏰:09/07/12 22:42 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#24 [M]
まっ、いっか、今日は楽しもう。

店員さんに案内されて、席に着く。

優人「今日は出会った記念に俺のおごりだから何でもたべな!」

私「えっ、いいの?なんか悪いなあ。」

優人「いいょ、いいょ。」

私「じゃあ、遠慮なく。(笑)」

彼とのデートはいつも、当たり前のように、出してもらっていた。
でも、優人には申し訳なかった。
これが普通なんだよね。

⏰:09/07/12 23:28 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#25 [M]
優人「決まった?俺、ペペロンチーノにしようかなあ。」

私「ペペロンチーノ好きなの?」

優人「うん、たまには食べたいなって…。」

私「じゃあ私は、クリーム系にしようかなあ。」

優人「OKきまりだね!」

優人は店員を呼び、頼んだ。

私はデザートも食べたかったけど、なんか遠慮しちゃった。

⏰:09/07/12 23:32 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#26 [M]
そしたら優人が、「デザートは食べないの?」 って聞いてきた。

私は、ニコッと笑って「大丈夫だよ」と言った。

優人「遠慮しなくていいんだょ。デザート頼んでいいからね。」

私「なんか察してるね(笑)」

優人「えっ?(笑)」

私「食べたいと思ってたのばれてたかな?」

優人「ぁっ、ただデザートって女の子好きだからさ。」

私「あっ、そっか。確かに好きだねー。」

優人「じゃあ、食べな。」

私「じゃあ、遠慮なく。食べよっかな。」

私は嬉しそうに選んでいた。

⏰:09/07/12 23:36 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#27 [M]
優人「(笑)なんか可愛いね(笑)」

私「えっ?」

優人「美緒ちゃん素直なんだもん。」

私「あっ、(笑)そうかなあ?」

優人「うん、おごりがいがあるょ。」

私「恥ずかしいな。」

久しぶりに言われた【可愛い】の 言葉。
なんか嬉しかった。

⏰:09/07/12 23:39 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#28 [M]
デザートを頼んでパスタを待っている間。

私は、一番気になることを聞きたかった。

なんで間違え電話で、私を合コンに誘ったのか。

でも、聞けずにいた。

だから違う会話にした。

私「ところで、優人くんは仕事何してるの?」

優人「あっ、俺?俺は、不動産屋さんの営業だよ。」

私「営業なんだ。大変じゃない?」

優人「うん、もう慣れたよ。二年目だからねー。」

私「そっか、大学卒業してから?」

優人「うん、大学卒業して、就職した。」

私「頭いいんだね。」

優人「そんなことないよ。頑張れば誰でもできるよ。」

私「じゃあ、頑張りやさんなんだね(笑)」

⏰:09/07/12 23:46 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#29 [M]
優人「そんなことないょ。美緒ちゃんは?」

私「私?私は…」

優人「ゴメン、なんか訳ありっぽいもんね。聞かないほうがいいかな?」

私「大丈夫。嘘つきたくないから話すよ。」

優人「無理しないでね。」

私は優人になら、話たいと思った。

⏰:09/07/12 23:48 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#30 [M]
私は彼のことを話した。

優人から間違い電話が来る前、いきなり消えた彼のこと。不倫を五年間してたこと。
�I年間、実家に帰ってないこと。
仕事も、五年前に辞めてから無職なこと。

優人は黙って聞いてくれた。

⏰:09/07/12 23:51 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#31 [M]
私は全部を話したあと、来たパスタを食べた。

優人はしばらく黙ったままだった。

いわなきゃよかったかな。嫌われたかな。
すごく胸が苦しかった。

優人は、今までとは違う表情で、パスタを食べている。
異様な空気が流れた。

すごく嫌だった。

⏰:09/07/12 23:54 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#32 [M]
しばらくして優人が口を開いた。

優人「俺は引いたりしないから大丈夫だよ。」

私には無理してる気がした。
不倫…。
私は五年もの間、仲のいい友達は一気にいなくなったから。
信頼できるのは唯一、中学の時の親友 野田 南だけだった。

だから正直、慣れていた。

⏰:09/07/12 23:56 📱:SH05A3 🆔:FhQvNIQg


#33 [M]
優人は信じよう。そう思っていたけど、優人も結局同じ、そう思ってしまった。

早くこの場から離れたい。そう思った時、閉店の時間になった。

結局デザートは食べないまま、帰ることに…。

ごちそうさまを言い、店を出た。

そしたら優人が、何やら、白い箱を持って店から出てきた。

⏰:09/07/13 00:00 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#34 [M]
優人「美緒!」

呼びすてされた。
優人が私に、近づく。

優人「忘れてるよ。」

私に、箱を渡す。

私は中を開けた。

そしたら、中に、食べれなかったケーキが…。

私「なんで?」

優人「好きなんでしょ、それ!」

⏰:09/07/13 00:03 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#35 [M]
優人「あー、もぅ、せっかくの楽しいデート台なしじゃんかあ。」

私「えっ、ごめん。」

優人「俺、軽いやつとか思われるかもしれないけど、なんか、美緒ちゃんのこと、ほっとけないから。さっき聞いたことも、全然、嫌とかじゃなくて、俺が幸せにさせたいって思った。」

私「無理して…」

優人「無理なんかしてないよ。よくわかんないけど、気になるから。もう、悲しい顔なんか見たくないから。」

⏰:09/07/13 00:07 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#36 [M]
これって告白なのかな?

でも、すごく嬉しかった。
涙が止まらなかった。

優人は抱きしめることはせず、しばらく、私の手をずっと握っていた。

その日は、優人にタクシーで送ってもらい、家に帰った。

着いたらもう家は真っ暗だった。

部屋にはお母さんからの置き手紙。

⏰:09/07/13 00:09 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#37 [M]
美緒へ

おかえりなさい。
やっと、帰ってきたんだね。いつまでもいていいんだからね。何があったかはきかないけど、元気そうでよかった。明日は夜、ご馳走よ。おやすみ。
母より

私は、涙した。

さっき、優人にもらったケーキを食べながら、涙した。

⏰:09/07/13 00:12 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#38 [M]
とりあえず荷物の整理をして、お風呂に入る。

お金がないわけじゃないけど、明日から仕事探さないとなと思っていた。

お風呂から上がると、誰かからかメールが来てた。
開いてみると…。

優人からだった。

⏰:09/07/13 00:15 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#39 [M]
優人メール

ただいま家に着いたよ今日は本当にありがとね楽しかったよ明日からまた仕事頑張れそうだよ
久しぶりの家なんだし、ゆっくりして、おやすみな

⏰:09/07/13 00:18 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#40 [M]
普通のメールだった。

でも、嬉しかった。
優人のこともっと知りたい。そう思った。

捨てることは出来ない彼との写真。
私は、写真を押し入れにしまった。
早く忘れるために。

そしたら、押し入れから、懐かしいものが…。

⏰:09/07/13 00:20 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#41 [M]
それは、親友、野田 南と中学生の時に二人で近くの神社で撮った写真だった。何枚もあった。
その中に、気になる写真が。

親友、南と写ってる男の子、誰だったかなあ。

あっ、南が片思いしてた子だ。
クラスメイトだった。

懐かしくなり色々と見ていた。

そーいえばこの時、私と中学のとき付き合ってた彼も一緒だったような…。
でもその写真は見つからなかった。

捨てちゃったんだっけ?

⏰:09/07/13 00:26 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#42 [M]
思い出せないまま、私はいつの間にか寝ていた。

ベッドではなく、押し入れの前で(笑)

朝が来て、お母さんの声が聞こえた。

私はびっくりして、すぐに起きて、一階にいった。

みんながびっくりしていた。

⏰:09/07/13 00:27 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#43 [M]
でも、何も聞かず、ご飯を用意してくれた。

お父さんも、弟も何も聞かず、黙っていた。

お父さんが涙をこらえていたのがわかった。

私はその時、もう、結婚するまで家を出ないで、これからは親孝行するって決めた。

ずっと彼に甘えてきた。
もう、いい加減大人にならないと。
いい機会だと思った。

⏰:09/07/13 00:31 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#44 [も]
めっちゃおもろいな
続き書かんの????
楽しみにしてるで

⏰:09/07/13 00:33 📱:SH906i 🆔:Mt8oLOTk


#45 [M]
私は、ご飯を食べ、涙をぐっとこらえた。

お母さんが「今日はご馳走作るから7時には家にいてね」と言った。

私「うん、わかった」と言って、家に一人になった。

今日は、職安にでも行こうかと、準備をした。

⏰:09/07/13 00:34 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#46 [M]
もさん
ありがとうございます
誰も見てないかと思いました
眠くなるまで今日は書きますのでヨロシクです

⏰:09/07/13 00:35 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#47 [M]
職安に着くと、たくさんの人。
そして、なんだか惨めになった。
職がない人がたくさん。私もその中の一人。
五年ものブランク。

初めてだったから専用の用紙に書く。
今までの職歴も。

ただ五年の間をどうするか…。

嘘はやめよう、正直に書こう。

⏰:09/07/13 00:38 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#48 [も]
がんばってな
楽しみにしてんで

⏰:09/07/13 00:41 📱:SH906i 🆔:Mt8oLOTk


#49 [M]
私は正直に記入して受付に出した。

名前呼ばれるまで待った。

担当者が私の名前を呼んだ。

私は、担当者のとこへ行った。

無愛想なおじさんだった。
担当者「相沢美緒さんね。仕事は、ずっとしてなかったのかな?約五年間?どうしてかな?親のスネかじって生きてたのかな?」

質問ぜめだった。

⏰:09/07/13 00:43 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#50 [M]
正直逃げたかった。

でも…ここで逃げたら何も変わらない。そう思った。

私はこの人と戦う。そう決めた。

私「私は五年間、仕事はしてません。ただ親のスネは、かじっていません。五年間のブランクはありますが、以前は事務職でした。今回も…」

担当者は私の話を聞かず、「甘ったれてるね、君は!高校も行ってないでしょ。不良だったのかな。今の子は甘ったれだよなあ。」


私はだんだんと腹が立った。

堪えきれず「もういいです。」
逃げてしまった。

⏰:09/07/13 00:49 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#51 [M]
私は職安を飛び出した。
そんな私はずっと見ていた人がいた。

それは、さっきの担当者の隣にいた女の人だった。

私は呼びとめられた。

女の人「あの…、よかったら私が聞きますよ。あなた困ってるのよね。」

私「えっ?」

女の人「私、高橋美知子って言います。」

名刺を渡された。

美知子「よかったらいつでも相談に乗るんで連絡下さいね。」

⏰:09/07/13 00:52 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#52 [M]
そういうと、職安に戻っていった。

私はしばらく、名刺を眺めていた。

高橋美知子さん…。

彼女との出会いで私は大きく変わることになる。

時間は、昼過ぎだった。これからどこ行こう?
彼といた今までは昼間はのんびり、週に2回、料理、教室、音楽教室に通っていた。

とりあえず、歩いた。
行く当てもなく。ただひたすら。

⏰:09/07/13 00:58 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#53 [M]
そういえば…昨日の、写真を思い出す。

親友 南と撮ったあの神社。

久しぶりに行ってみようかな。

歩くこと5分。

木が少ないけど、確かにここだ。

懐かしい…。

階段を上がると、おみくじ発見!

久しぶりにおみくじを…。一人寂しいけど…。

恐る恐る見る。

☆小吉☆

⏰:09/07/13 01:02 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#54 [M]
ここのおみくじは当たるって有名だった。
今はどうかわからないけど。

全体運
信じた道を進めば道は開けるはず。

恋愛運
悲しいことがあってもそれは幸せになれる嬉しい出来事。

仕事運
あなたを心配してくれる人が現れる。

⏰:09/07/13 01:07 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#55 [M]
でも…なんか当たってる気がする。

思わずうれしくておみくじの写メを撮った。

懐かしさに浸ってると、携帯が鳴った。

着信♪♪♪〜優人

優人からだった。

私「もしもし。」

優人「ゴメンネ、突然。」

私「どーしたの?」

優人「特にないんだけど、昼休みで電話してみた。」

私「あはっ(笑)そっか。」

優人「美緒は何してたー?」

⏰:09/07/13 01:11 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#56 [M]
優人「なんか声が明るいょ!何かいいことあったの?」

私「ん?今近くの神社にきてて、おみくじ引いたら、なんか当たってて(笑)」

優人「近くってもしかして、〇●神社?」

私「えっ?なんでわかるの?」

優人「美緒ちゃんちの近くの神社で有名なとこ言ってみただけだよ。俺、地理詳しいから。ま、営業マンだしね(笑)」

私「そっかそっかあ、びっくりしたあ。」

⏰:09/07/13 01:14 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#57 [M]
優人「でも、そこの神社、夜になるとライトアップされててキレイだよなあ。」

私「えっ?なんで知ってるの?来たことあるの?」

優人「あっ、昔ね。」

私「あっ、ゴメン、もしかして、元カノだった?」

優人「二人きりじゃないけどね。行ったことある。」

私「そっか、意外と有名なのかな?ここ。」

優人「どーだろーね。ところで職安行ったの?」

⏰:09/07/13 01:18 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#58 [M]
その質問は…。

私「あっ、うん、行ったよ。」

優人「なんかあった?聞いちゃまずかった?」

私「ん?大丈夫。世の中、甘くないってことだょね。」

私は今日あったことを話した。高橋美知子さんのことも話した。

優人「そっかあ、確かに、ひどく言う人、いるよね。でもさ、高橋さん?その人は親身になってくれそうじゃない?信じてみたら?」

優人の言葉が胸にしみた。

⏰:09/07/13 01:22 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#59 [M]
優人の言う通り、あの女の人を信じてみようかな。
明日、電話しようと思った。

優人「じゃあ、そろそろ、行かなきゃだからまた、終わったらメールしていい?」

私「いいよ。頑張ってね。ありがとう。」

電話は切れた。

そう、彼といた時はこんなにメールを待ち望んだり、電話をするのが楽しみなんて、おもわなかった。
マンションにいればいつでも会えたから。

でも、今は、気になる。
恋なのかな?そんな気持ちが芽生え始めていた。

ただ、突然、消えた彼。
また次も?
その不安もあった。

⏰:09/07/13 01:27 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#60 [M]
感想版作りましたよかったらこちらに感想よろしくですp(^^)q
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4465/

⏰:09/07/13 01:32 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#61 [M]
そんな時、後ろから、美緒ちゃん?
おじさんの声がした。

ここの神社の神主さんだった。

神主さん「久しぶりだねー、わかる?」

私「はい!分かりますよ!神主さんも私覚えてるなんて!」

神主さん「覚えてるよー。全然変わってないし、なあんて、声は変わってないね。大人になったねー。中学生だったもんねー。」

私「はい!」

神主さん「俺は親父になったでしょ。」

私「そんなことないですよー。」

実は神主さんは私のお父さんの飲み仲間。

⏰:09/07/13 01:38 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#62 [M]
神主さん「帰ってきてたんだね。」

私「しばらく、いますよ。」

神主さん「それはよかった。お父さん、寂しがってたよ。」

私「そーなんですか?」

神主さん「うん、ああみえて、心配して、あっ、絵馬みてごらん。」

私「絵馬?」

神主さん「うん。」

⏰:09/07/13 01:41 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#63 [M]
絵馬を見る。
なんだろ?

神主さんがいくつかの絵馬を見せる。

そこにはお父さんの字らしき文字が。

1999年1月
美緒が家を出た。心配。でも父として、娘を信じるだけだ。ガンバレ!

2000年1月
美緒は元気にやっているようだ。安心した。いつまでも応援してるよ。

2001年1月
美緒に会いに行きたかった。信じるのみ。幸せを願っている。ガンバレ!

私は涙が止まらなかった。
�I年間ずっと、お父さんは私に対して絵馬を書き続けていたのだ。

⏰:09/07/13 01:49 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#64 [M]
神主さんが「よかったよかった」と頷いていた。
きっと、いつも話を聞いてくれていたのだろう。

神主さんありがとう(^_^;)
私は神社を後にした。

お父さんに何かしてあげたい。そんな気持ちでいっぱいだった。

私は、走って、デパートへ向かった。

⏰:09/07/13 01:52 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#65 [M]
お父さんがいたから、私は生きてこれた。そんな気がした。

私は父の日でも、誕生日でもないのに、腕時計を買ってあげた。

小さい頃、腕時計を集めるのが趣味だったお父さん。それを思い出し、店員さんと相談して、選んだ。

喜んでほしかった。

ただそれだけ。

⏰:09/07/13 01:55 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#66 [M]
なんだかんだで、時間は6時を過ぎていた。

まだお父さんは帰ってこない。
お母さんはパートから帰ってきて夕飯の支度をしていた。

私は手伝おうか?と言ったけど危ないからいいと断られた。

お母さんはどうやら私が料理できないと思っているようだった。

私「お母さん、私、料理できるよ。ずっとしてたし、料理教室通ってたから。」

お母さん「えっ?そーなの。じゃあ、手伝ってもらおうかな?」

お母さんはすごくびっくりしていた。

今日は私が大好きなグラタンと、エビチリだった。

⏰:09/07/13 02:03 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#67 [M]
夕飯の支度も終わり、あとはお父さんと弟を待つだけだった。

私はマッタリしてると、お父さんと弟が二人揃って帰ってきた。

弟「ねぇちゃんがいるとなんか変な感じ。」

帰ってきていきなりその台詞かよ!

お父さん「確かに(笑)」

お母さん「まあまあ、とりあえず、ご飯にしましょ!」

家族揃って食べるのは、本当に�I年ぶり。

なんなんだろ?この感じ。

⏰:09/07/13 02:07 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#68 [M]
いっただきまーす♪♪♪
早速食べる。

うまい!本当においしい!なんで今まで食べなかったんだろう。

お父さんがいてお母さんがいて弟がいて、こんな幸せないのに、私は妻子持ちの人と不倫して…涙が止まらなかった。

お母さんは、私の肩をポンポンと叩いた。

⏰:09/07/13 02:11 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#69 [M]
今日は泣いてばかりだ…。

お母さん「美緒、辛かったんだね。」
私はお母さんの一言、すごく安心した。

私は隠したくなかった。今までのこと。だから全部話した。

そしたら気持ちがスーツて楽になった。

でも意外なことをいわれた。

⏰:09/07/13 02:13 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#70 [M]
お母さん「実はね、不倫してたことは知ってた。美緒が二十歳の成人式で、うちには来なかったけど、式に行くのにこっちに帰ってきてたでしょ。その時に、南ちゃんが私には話てくれたのよ。南ちゃん、凄く心配してて。でもね、お母さんもお父さんも美緒のこと信じるって決めたから、止めることはしなかった。なんでかわかる?いつか自分で不倫はいけないことだって、分かる日がくるって信じてたからなのよ。」

私「お母さん…。私ね、彼が好きだった。でもいつか終わるのわかってた。いつか彼は、いなくなるって。いなくなった時は辛かった。なんにもなくなったって思った。ずっと彼に甘えてきたから突然いなくなって、現実問題、何もかも厳しかった。」

⏰:09/07/13 02:22 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#71 [M]
職安の話もした。

お母さんもお父さんも黙って聞いていた。

それと、神主さんに会ったことも。
ただお父さんが毎年絵馬を書いてたことは知らないフリした。

本当、当たり前の幸せを私は�I年間無駄にしていたんだ。

私は、ご飯を食べたあと、お父さんの部屋に行った。
お父さんの部屋は相変わらず腕時計の山だった。

⏰:09/07/13 02:26 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#72 [M]
お父さん「どーした?」

私「ん?相変わらず腕時計集めてるんだね。」

お父さん「あぁ、母さんにはあきれられてるけどね。(笑)」

私「そっか、あのね、これっ!」

お父さん「ん?何?」

私は、プレゼントを渡した。

お父さんは何となくわかったようで、嬉しそうにしていた。

お父さん「もしかして…」

私は恥ずかしくて「じゃ、おやすみね」と部屋を出た。

⏰:09/07/13 02:29 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#73 [M]
自分の部屋に戻ると、携帯が光っていた。

あっ!そーいえば優人メールするって言ってたっけ?メールがきてから2時間が経っていた。

すぐに確認する。

優人メール

お疲れさまあ
終わって帰ってます
美緒ちゃんはご飯中かな?俺も帰ってご飯食べないと
美緒ちゃんは音楽聞くの好き?

じゃあ

⏰:09/07/13 02:34 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#74 [M]
ん?

じゃあ?

気になるじゃん

私はすぐに電話してしまった。

優人はびっくりしたのかすぐに電話にでた。

優人「あれ、びっくりしたよー、まさか電話くるなんて思わなくて。」

私「ゴメン、メール返事遅くなったし、メールの最後気になって。」

優人「最後?」

わかってないみたいだ。

優人は読み返す。

優人「あっ!おれ、途中で送ったんだ。続きは、じゃああとで電話するって入れたつもりでいたよ。ゴメンゴメン。」

⏰:09/07/13 02:38 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#75 [M]
なんだか可愛かった。
おっちょこちょい?天然?

優人「もしかして、馬鹿だなあとか思った?」

私「思ってないょー。(笑)」

優人「なんかやだなあ。恥ずかしいなあ。(笑)」

私「大丈夫だょー。完璧すぎてもやだし。」

優人「フォローしてるし。(笑)あっ、そうだ!」

私「何?」

優人「聞いてほしい曲があるんだ。」

私「何何?」

⏰:09/07/13 02:42 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#76 [M]
優人は、何やら、CDを準備してる。

優人「ちょっと古いけど、あゆ。」

私は耳を澄ました。

あゆは私が中学生の頃よく聞いていた。

⏰:09/07/13 02:45 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#77 [M]
流れてきたのは、
end rollだった。

びっくりした。

私があゆの中で一番大好きで思い出の曲だったから。

優人「俺の一番好きな曲、美緒ちゃんに知ってほしくて。」

私「私もあゆの中で一番好きな曲。よく、中学の時聞いてた。」

優人「もしかして、思い出とか?」

私「思い出?んー、そーゆうわけじゃないけどよく聞いてたなあ。」

優人「そっかあ。いいよねー。なんか思い出すなあ。」

私「うん、うん。」

私たちはそれぞれ、昔を思い出していた。

⏰:09/07/13 02:53 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#78 [M]
そういえば…よくあの神社で元彼と聞いてたっけ?
南も好きだったよなあ。

沈黙が続く。

優人「あのさ…」

私「何?」

優人「今度の火曜日、あいてたりする?」

私「えっ?あっ、ぅん、全然暇人だよー!」

優人「マジ?」

私「何何?」

優人「じゃあ、デートしよ!俺のことたくさん、知ってもらいたいし。」

⏰:09/07/13 11:49 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#79 [M]
私「えっ、あっ、うん。いいよ!」

優人「じゃあ、今度は車で迎えいくよ。」

私「わかったあ。」

優人「どこいくかは、楽しみにしといて!時間はまた連絡するよ!今日はもう寝るね。おやすみ。」

私「おやすみー。」

⏰:09/07/13 11:52 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#80 [M]
デート。。。。

なんなんだろう。この感じ。

次の日ーーーー

私は、お母さんに起こされた。
お母さんは、休みで朝から、ルンルンだった。

どうやら友達と買い物にいくらしい。

お母さん「美緒も友達と遊びに行ってきたら?」

私「私は…、行く相手いないし…」

お母さん「南ちゃんは?連絡取ってないの?」

私「うん、全然。」

お母さん「あんなに仲良かったのに…。たまには連絡取ってみたら?」

私「うん。」

⏰:09/07/13 11:57 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#81 [M]
南。

本当は連絡とりたかった。でも…。南とは、彼とのことで、もめて、しばらく、連絡取ってなかった。
あの頃は、彼しか見えてなかった。
南…ゴメンネ。

でも、私の携帯のメモリーには南の名前はなかった。どうしよう………。

家?
ん〜南の家どこだったかなあ。

なんとなく、私は家を出て南の家へ歩いた。

⏰:09/07/13 12:02 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#82 [M]
なんだか懐かしい景色。

しばらく歩くと、南の家に着く。

なんとか覚えてるもんだなあ。

表札には 【野田】と書かれている。

確かに南の家。

私は恐る恐るピンポンを鳴らす。

⏰:09/07/13 12:04 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#83 [M]
しばらくすると南のお母さんが出てきた。

南の母「はーい、どなた?」

私「あの…」

私は言葉が出なかった。

南のお母さんは、ちょっと考えて…。

南の母「あっ!もしかして美緒ちゃん?」

私「えっ、あっ、はぃ…。」

南の母「やっぱり。ズイブン大きくなって。元気してた?あっ、南、今、●〇で一人暮らししてるのよー。連絡取ってないの?」

私「はい…。」

南の母「あら、そう。じゃあ、南の番号教えようか?」

私「でも…。」

⏰:09/07/13 12:09 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#84 [M]
南の母「南、いつも、美緒ちゃんのこと心配してたのよ。だから、会ってあげて。昔は昔、今は今よ。ねっ!」


南のお母さん…スゴイ迫力。こんなに強引だったかなあ。

とにかく、南に会いたい。そう思った。

私は南に、勇気を出して電話をする。

⏰:09/07/13 12:14 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#85 [M]
でも出なかった。
仕事かもしれない。あまりしつこくかけるのはやめよう。

そう思って、私は家に帰ることにした。

ふと、バックにしまった昨日の名刺。

高橋 美知子さん。

信じてみたら?

優人の言葉を思い出す。

私は名刺に載ってた携帯に電話をする。

⏰:09/07/13 12:20 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#86 [M]
美知子さん「もしもし。」

私「あの…。」

美知子さん「あっ、もしかして昨日の?」

私「はぃ。」

美知子さん「連絡してくれると信じてたわよ。」

私「そーなんですか。」

美知子さん「ありがとうね。」

私「いえ。」

美知子さん「よかったら今日、私休みなのよ。コーヒーでも飲みにいかない?どーせ、暇なんでしょ?(笑)」

私「えっ!あっ、いいですよ。」

暇なんでしょ?って普通ならむかつくって思うけど、美知子さんはストレートに言うから嫌な感じはしなかった。

⏰:09/07/13 12:24 📱:SH05A3 🆔:o1Da4MP.


#87 [M]
私は、一旦、家に戻り、着替えて、美知子さんとの待ち合わせ場所に向かった。しばらくすると、美知子さんが来た。

美知子「お待たせ〜☆待ったぁ?」

美知子さんは、すごくテンションが高く、職安で働いてる人ってゆうより、スナックのママみたいなテンションだった。(笑)

私「いぇ、大丈夫ですょ。」

美知子「まぁまぁ、今日は気楽に、好きなもの食べなあ〜。」

美知子さんは、ノリノリで、朝からパフェとコーヒーを頼んでいた。

⏰:09/07/14 06:54 📱:SH05A3 🆔:lSjElYUg


#88 [M]
ある意味スゴイわ…。

美知子「美緒ちゃんだっけ?」

私「はぃ。」

美知子「色々、あったんだと思う。人生。」

突然、語り出した美知子さん。

⏰:09/07/14 06:57 📱:SH05A3 🆔:lSjElYUg


#89 [M]
美知子「私にもね、美緒ちゃんと同じくらいの歳の娘がいたの。でもね、一年前に自殺したのょ。…………ゴメンネ、暗い話して。」

私は何も言えなかった。
どう答えていいか分からずただ、美知子さんの話を聞くだけだった。

美知子「私の娘はね、突然、知らない人に、レイプされた。当時、付き合ってた彼氏がいて、結婚する目前だった。朝、娘の部屋に行ったら、娘が大量の薬飲んで…」


私はそれ以上聞きたくなかった。

⏰:09/07/14 07:06 📱:SH05A3 🆔:lSjElYUg


#90 [M]
私は美知子さんの手を握った。

私「もう…大丈夫ですから。もう話さないで下さい。」

私は自分のことのように辛くて苦しくて、涙が溢れた。

美知子「……グスンっ」

美知子さんが伝えたかったこと。
それは、本当は何か分からない。
でも、私が辛い思いをしてたのをきっと美知子さんはわかってくれていたから、話してくれたんだと思った。

⏰:09/07/14 07:10 📱:SH05A3 🆔:lSjElYUg


#91 [M]
美知子「………」

でも、私の不倫、今までのことなんて美知子さんの娘さん、美知子さんの気持ちに比べたら比べものにならないくらいちっぽけなもの。

本当にそう思った。

世の中にはもっと辛い思いをしてる人がいる。

こんなくらいで、私は何をしてるんだろう。
自分が小さいなと改めて思った。

⏰:09/07/14 07:13 📱:SH05A3 🆔:lSjElYUg


#92 [M]
美知子さんは、ひたすらパフェを食べる。

私もなんだか食べたくなった。

美知子「娘がいたら、こんな感じなのかな。」

寂しそうに言う。

私「私でよければ、いつでも誘って下さい。」

けして、同情してるわけじゃない。ただ、美知子さんは信じたい、そう思ったから。

美知子「ありがとう。」

⏰:09/07/14 07:15 📱:SH05A3 🆔:lSjElYUg


#93 [M]
美知子「なんか私が励まされちゃったね。やめよ、やめよ。」

私「いえ、大丈夫ですよ。」

美知子「……話ちゃんとしよっか。大丈夫?」

私は頷いた。もう逃げない。

私は今までのこと、話した。
美知子さんは騙って聞いていた。

⏰:09/07/14 07:19 📱:SH05A3 🆔:lSjElYUg


#94 [M]
美知子さんは頷いて、口を開いた。

美知子「そっか、本当、色々あったんだね。」

私「でも私の今までなんて、美知子さん、美知子さんの娘さんに比べたら…」

美知子「比べなくていいから。美緒ちゃんが苦しんでた、その事実に変わりはないでしょ。」

私は何も言えなかった。

美知子「仕事は前と同じ、事務関係希望でいいのかな?」

私「はぃ。でも、私に出来るなら何でも挑戦してみたいです。」

美知子「そう。じゃあ、美緒ちゃんに合う仕事一緒にさがそっか。」

⏰:09/07/14 07:24 📱:SH05A3 🆔:lSjElYUg


#95 [M]
私は頷いた。

ゆっくりでいい。焦ることはない。自分のペースで。そう、美知子さんは教えてくれた。

美知子さんは、私が社会に復帰できるように、パソコン教室の資料を用意してくれた。

地元でやってる小さな教室だけど、親切に教えてくれるらしい。

やってみようかな。

⏰:09/07/14 07:28 📱:SH05A3 🆔:lSjElYUg


#96 [M]
私はその資料をもらい、美知子さんと別れた。

お昼。
家で料理を作った。
彼によく作っていたこと思い出す。
でも、もう、泣かない。
涙は、たくさん使ったから。

⏰:09/07/14 07:32 📱:SH05A3 🆔:lSjElYUg


#97 [M]
これ…見てくれてる人いるのかな…?

とりあえず、少し更新します。

⏰:09/07/16 01:19 📱:SH05A3 🆔:rY9YmqWk


#98 [M]
そんなこと考えてると、携帯が光ってるのに気づいた。

あれ?
誰だろ?

すっかり忘れていた。南に電話してたこと。

かけ直す。

すると南は待ち望んでたかのように、出た。

⏰:09/07/16 01:22 📱:SH05A3 🆔:rY9YmqWk


#99 [M]
南「もしかして…美緒??」

私は南が私のこと待っていたのが凄くうれしかった。

南は嬉しそうに笑っていた。

昔のことなんて、なかったかのように、話をした。
私は心の中でゴメン…。そう思っていた。

昔の話をしたら、きっと、南もゴメンねって謝る気がして、南は何も悪くないから。

不倫をしてたのは私。
何度も止めようとした南。南は当たり前のことを私に伝えてたのに。
南は、私がこうなること始めからわかってたから。

私も頭ではわかってたはずなのに、周りが見えてなかった。

今更、悔やんでも仕方ない。

⏰:09/07/16 01:27 📱:SH05A3 🆔:rY9YmqWk


#100 [M]
南は、久しぶりに会おうって言ってきた。

だから、夕方から会うことになった。

あの、思い出の神社で待ち合わせをして…。

⏰:09/07/16 01:29 📱:SH05A3 🆔:rY9YmqWk


#101 [M]
その日の夕方。

待ち合わせの時間。

南は来た。

全然変わってなかった。ただちょっと大人っぽくなっていた。
化粧も、昔はギャルっぽかったけど、今はナチュラルだった。

⏰:09/07/16 01:31 📱:SH05A3 🆔:rY9YmqWk


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