らぶずっきゅん!!!!
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#158 [七瀬]
‥次、移動どこだっけ。
忘れた。
ま、いっか。
どうせ筆箱すら、持ってきてないし。
サーボろ‥‥
「‥っ、カズっっ!!!」
:09/08/14 00:01
:N703iD
:xB0MIIes
#159 [七瀬]
振り返ると、
「ちょっと!
待ちなさいよっっ!!」
千頼が、もんすごいスピードで駆けてきた。
直感で、「まずい!」
そう思った。
――ハァハァっ‥―
息を整えながら、
千頼は、こっちを見る。
:09/08/14 00:02
:N703iD
:xB0MIIes
#160 [七瀬]
逃げる間もなかった。
「ちょっと!
あたしがカズになにしたって、いうのよ!
さっきから‥あたしを避けてるみたいだけど‥‥っ!!」
一気に吐き出す千頼。
「言いたいことあるなら、はっきり言いなさいよっ!このあほぉーーっっ!!」
強気な態度を見せながらも目に涙が溜まっているのが、見えた。
:09/08/14 00:02
:N703iD
:xB0MIIes
#161 [七瀬]
「ちよ‥」
そうやって、
手を出したが‥
――パシっ―
払いのけられる。
「‥ぅっ‥カズっ‥カズはほんとにあたしで‥よかったの‥?」
まさに、半泣き状態。
:09/08/14 00:03
:N703iD
:xB0MIIes
#162 [七瀬]
――ぎゅっ―
「‥っ‥いやっ‥いやいや!離してっ‥!!」
抵抗する千頼を余所に、
抱きしめた腕の力を強くした。
「‥離して‥ってばぁ‥」
「やだ」
抵抗する力が、だんだん弱まってくる。
:09/08/14 00:04
:N703iD
:xB0MIIes
#163 [七瀬]
「‥ぅっ‥っ‥ぐず‥」
そして、千頼はとうとう
泣いてしまった。
「よかったよ。いいに決まってんじゃん。
ってか、ちよじゃなきゃ、やだし。俺」
「‥うぅ‥じゃあ‥なんで冷たくすんの‥っ」
どんどんと弱い力で
俺の胸を叩く千頼。
:09/08/14 00:05
:N703iD
:xB0MIIes
#164 [七瀬]
「‥‥‥‥」
「‥なん‥で‥っ」
「‥ごめん」
ごめん、ちよ。
千頼、ごめんな。
「‥ヤキモチ、妬いてた」
嘘、ついてごめん。
:09/08/14 00:05
:N703iD
:xB0MIIes
#165 [七瀬]
「‥ふえっ?」
千頼は、真っ赤な目で、俺の顔を見上げた。
「いやぁ‥ほら。
今朝、学校着いたとき、ちよ、あんなにぐったりしてたじゃん?」
嘘って、案外すらすら出てくるもんなんだな。
「なのに、陽が来た瞬間、千頼ピン!ってなったから‥‥ヤキモチ妬いちゃったよ」
:09/08/14 00:07
:N703iD
:xB0MIIes
#166 [七瀬]
「なにそれ」
え、なんか変だった?
「心配して損したぁ‥」
そこには、心底安心したような千頼の顔。
「‥ふふっ」
「なに?」
「いやぁ、なんかカズがヤキモチ妬いてくれるなんてうれしいなぁ‥と思って」
:09/08/14 00:07
:N703iD
:xB0MIIes
#167 [七瀬]
ふふふと、
幸せそうに笑う千頼。
――ズキっ
また‥まただ。
嘘が増えて
増えて増えて――
心臓に穴を増やして、
大きくする―――
:09/08/14 00:08
:N703iD
:xB0MIIes
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