らぶずっきゅん!!!!
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#367 [七瀬]
 
 
「‥だ、大丈夫です」

「そ?ならいいんだけど。ぜんぜん酒飲んでなかったから苦手なのかなー、って思ってたから」


よく見てるんだな、と思ったのが顔に出たのか、

「まー、大丈夫ならよかった」


男は、照れくさそうに、
笑った。

⏰:09/09/12 11:00 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#368 [七瀬]
 
「苦手っていうか、なんというか‥、ほらあたし未成年だから‥」

「‥ふっ、ははは。真面目だねー。ちよは」


あたしは、
バッと顔を上げた。

なんで、その呼び名‥。


「あ、ごめんね?馴々しく "ちよ"とか呼んじゃって。妹の名前がチヨコでいつもそう呼んでるからつい‥」 

⏰:09/09/12 11:01 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#369 [七瀬]
 
 
「‥いえ。気にしないで下さい」


なーんだ。

理由を聞いたら、なぜかちょっとがっかりしてしまった自分がいた。


「あのさ」

「はい?」

「敬語、止めない?」

「は、はぁ」

⏰:09/09/12 11:02 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#370 [七瀬]
 
 
「せっかくの合コンなんだから。ちよ」

「その呼び方止めてください!」

「じゃあ敬語も止めようか」

交換条件。


「わかりました」

「ちよ、わかってない。
 敬語だめ」
 

⏰:09/09/12 11:03 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#371 [七瀬]
 
 
「‥わかった」

「よろしい。千頼ちゃん」

いやいやと言う風に返事をしたのに、男は納得したようだった。


「あ、あと颯太って呼んで。オレのこと」

「それは無理です!あなたのほうが年上なんだし!」


「ち〜よ?け・い・語」
 

⏰:09/09/12 11:05 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#372 [七瀬]
 
「‥‥颯太"さん"のほうが年上なんだし無理!!」

やけに、"さん"を強調してやった。


「"颯太さん"か。うーん、まあいいよそれで!」

颯太さんは、
いかにも納得してません!という顔をしたと思ったら


「いつか颯太って呼びたくなるようにしたげる」

にっこりとした。

⏰:09/09/12 11:07 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#373 [七瀬]
 
‥‥なに、どきっとしてんだ、あたし!!

あたしは、赤みを増す頬をごまかすため、またお酒を飲んだ。

「さっきから飲んでる酒、オレのなんっすけど」

「す、すすすみません!
じゃなくて、すまん!?」

「ははは!そんなに飲みたいんならチューモンしたげる」

そう言って、メニューを広げた颯太さん。

⏰:09/09/12 11:08 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#374 [七瀬]
 
 
「い、いいよぉ‥」

「いーからいーから」

あたしは、完全に颯太さんのペースに呑まれている。


久しぶりに訪れた激しい感情に、少し舞い上がってしまっていたのかもしれない。


「千頼ちゃんには、どれがいいだろ。あんま強いのはダメだよね」

⏰:09/09/12 11:12 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#375 [七瀬]
 
 
 
あたしは、困ったように。




でも、微笑を浮かべながら

無邪気に、メニューを眺める颯太さんの横に座った。




過去の扉を開けるように― 
 

⏰:09/09/12 11:16 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#376 [七瀬]
 
 
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⏰:09/09/12 11:18 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


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