らぶずっきゅん!!!!
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#371 [七瀬]
 
 
「‥わかった」

「よろしい。千頼ちゃん」

いやいやと言う風に返事をしたのに、男は納得したようだった。


「あ、あと颯太って呼んで。オレのこと」

「それは無理です!あなたのほうが年上なんだし!」


「ち〜よ?け・い・語」
 

⏰:09/09/12 11:05 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#372 [七瀬]
 
「‥‥颯太"さん"のほうが年上なんだし無理!!」

やけに、"さん"を強調してやった。


「"颯太さん"か。うーん、まあいいよそれで!」

颯太さんは、
いかにも納得してません!という顔をしたと思ったら


「いつか颯太って呼びたくなるようにしたげる」

にっこりとした。

⏰:09/09/12 11:07 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#373 [七瀬]
 
‥‥なに、どきっとしてんだ、あたし!!

あたしは、赤みを増す頬をごまかすため、またお酒を飲んだ。

「さっきから飲んでる酒、オレのなんっすけど」

「す、すすすみません!
じゃなくて、すまん!?」

「ははは!そんなに飲みたいんならチューモンしたげる」

そう言って、メニューを広げた颯太さん。

⏰:09/09/12 11:08 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#374 [七瀬]
 
 
「い、いいよぉ‥」

「いーからいーから」

あたしは、完全に颯太さんのペースに呑まれている。


久しぶりに訪れた激しい感情に、少し舞い上がってしまっていたのかもしれない。


「千頼ちゃんには、どれがいいだろ。あんま強いのはダメだよね」

⏰:09/09/12 11:12 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#375 [七瀬]
 
 
 
あたしは、困ったように。




でも、微笑を浮かべながら

無邪気に、メニューを眺める颯太さんの横に座った。




過去の扉を開けるように― 
 

⏰:09/09/12 11:16 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#376 [七瀬]
 
 
よろしければ
ご感想を★

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4276/
 
 

⏰:09/09/12 11:18 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#377 [七瀬]
 
 
No.10 いちご
   ミルフィーユ
 
 

⏰:09/09/20 21:24 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#378 [七瀬]
 
 
「‥う、ん‥」


いま‥何時‥?

かたわらにある携帯に
手を伸ばした。


「バイト行かないと‥」

はずが、ない。

あるはずのものがなく、
伸ばしたあたしの手は、
見事にスルッと滑った。

⏰:09/09/20 21:26 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#379 [七瀬]
 
 
「んもぉ〜‥どこぉ‥」

しかたなく、
重いまぶたを開く。

すると、目に入ってきたのは、

「‥ここ‥、ど、こ‥」


小さいテーブルに
白いソファー。

上京してきたばっかりの、ビンボー女子大生には、夢のまた夢、おっきい液晶テレビ。

⏰:09/09/20 21:26 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#380 [七瀬]
 
 
「うーん‥‥」

あたしは、夢でも見ているのだろうか。

うん、そうだ。
きっと夢でも見てるんだ。



「‥‥もう一眠りしよ‥」


そうやって、やわらかく心地よいタオル地の布団を頭までかぶった。
 

⏰:09/09/20 21:27 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


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