らぶずっきゅん!!!!
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#383 [七瀬]
 
 
ここは、
きっと‥颯太さんの家。

間違いない。
絶対そうだ。



「‥‥ふぁあ〜あ‥。
あれ、千頼ちゃん起きた?」

やっぱり‥。

あたしは、ドアを開けて入ってきた、半裸の颯太さんをにらみつけた。
 

⏰:09/09/20 21:30 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#384 [七瀬]
 
 
「‥なに千頼ちゃん」

にらむあたしを、颯太さんはニヤリと笑って見る。


「昨晩は、あんなに受け身だったのに‥、ね」


ショックだった。

正直言って、
記憶がなかった。

こんな状況でも、
記憶がない限り小さな望みに賭けたかった。

⏰:09/09/20 21:31 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#385 [七瀬]
 
 
颯太さんの頼んでくれた
お酒が思いの外、美味しくって、たくさん飲んでしまったのは覚えている。

フラっフラのあたしを送ってくれようとした颯太さんとタクシーに乗ったのも、覚えている。



「‥その後だ」

まったく覚えてないのは。 

⏰:09/09/20 21:31 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#386 [七瀬]
 
 
「ど?思い出した?」

あたしに伸ばそうとした
手を払い除けて、

ベッド下に落ちている下着を素早く着けた。


「あたしの服はどこですかっ!??」

下着はすぐそこにあったのに、あたしの服が見当たらない。
 

⏰:09/09/20 21:33 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#387 [七瀬]
 
 
はぁ、とため息をつく颯太さんの手には、昨日あたしがはいていたスカートが。


「返して!!」

勢いよく、それを取った。


「上はどこにあるの!?」

呆れたようすのままの颯太さんは「‥そこ」と玄関方向だろう先を指差した。
 

⏰:09/09/20 21:33 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#388 [七瀬]
 
 
あたしはあわてて、
廊下を通って、玄関へ向かった。

そこには、あたしのパンプスのすぐそばに、シャツが落ちていた。

それを拾い上げると


「あのさ、もしかしてなにか勘違いしてない?」

うしろから、もっとも聞きたくない声が聞こえた。
 

⏰:09/09/20 21:34 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#389 [七瀬]
 
 
「‥なにが、ですか」

あたしは、
上を着て振り返った。


「服、脱ぎだしたの千頼ちゃんだよ?」

「うそっ‥!」

「うそじゃないよ」

きっぱりと言う颯太さんに首を振るあたし。
 

⏰:09/09/20 21:35 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#390 [七瀬]
 
 
「ちなみにオレの部屋に行きたいって言い出したのも千頼ちゃん。タクシー乗って、いきなりダダこねだすから‥、途中で行き先変えてもらって‥」

「うそよ!!」

「だから、うそじゃないって。大変だったよ、オレも運転手さんも」

ははは、と笑う颯太さんを放って、帰ろうとドアのぶに手を掛けたが、思いとどまった。
 

⏰:09/09/20 21:36 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#391 [七瀬]
 
 
「‥‥バッグ」

「はい、どーぞ」

あたしの思っていたことが分かっていたらしく、
すでに、手に握っていたようだ。


「‥おじゃましました」

そんな余裕綽々な態度が、よけいにあたしをイライラさせた。
 

⏰:09/09/20 21:37 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


#392 [七瀬]
 
 
「またのお越しをー」


気の抜けそうな、なんとものんきな声に見送られ、

二度と来るものかっ!!
と思いながら、

高くそびえ立つ、あたしんちの家賃の3倍はしそうなマンションを後にした。
 

⏰:09/09/20 21:38 📱:N703iD 🆔:AJOkFi7.


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