黒猫の唄。
最新 最初 全 
#102 [あんず]
すると背中に
優しい温かさを感じた。
…前を見ると、目を固く閉じながら私の肩に頭を乗せているご主人様。
背中に回された
ご主人様の手。
私はどんどんと鼓動が早くなっていった。
:09/09/27 23:51
:W61K
:rtofEr46
#103 [あんず]
「…君に見せたい人がいるんだ。」
ご主人様は目を閉じたまま、呟いた。
私は「はい」と言いながら、ご主人様を強く抱き締めた。
少し肩を震わせるご主人様は、今にも消えてしまいそうだったから。
:09/09/28 00:07
:W61K
:.BwwR9Ac
#104 [あんず]
するとご主人様は顔を上げ、私の手を引きながら寝室に向かった。
早いご主人様の足取りに、私は小走りで着いていった。
:09/09/28 00:09
:W61K
:.BwwR9Ac
#105 [あんず]
寝室に入り、
ご主人様は私をベッドに座らせた。
「ちょっと待ってて。」と言いながら、ゴソゴソと茶色のテーブルの引き出しから何かを取り出す。
それは1枚の紙。
―――…写真だった。
:09/09/28 00:11
:W61K
:.BwwR9Ac
#106 [あんず]
:09/09/28 00:13
:W61K
:.BwwR9Ac
#107 [あんず]
「写真…ですか?」
「あぁ、古くなってしまったが…。ほら、見てごらん。」
ご主人様から差し出された写真を受け取る。
:09/09/28 18:44
:W61K
:.BwwR9Ac
#108 [あんず]
少し古いけど、とても綺麗なままの写真。
ご主人様がどれだけ大切にしてるかが、とても伝わってくる。
私は少し緊張しながら、その写真に目を通した。
:09/09/28 18:53
:W61K
:.BwwR9Ac
#109 [あんず]
その写真に
写っていたもの。
それは鮮やかな花畑の中で仲良さそうに肩を並べて微笑む、男女の姿。
色とりどりの花々に良く映える、蜂蜜色の髪と真っ黒な髪。
写された写真の光景を見て、私は目を見開いた。
:09/09/28 23:07
:W61K
:.BwwR9Ac
#110 [あんず]
鮮やかな花畑…。
花々の中でなびく黒髪。
綺麗な服を身に纏う女性
その隣には………。
:09/09/28 23:14
:W61K
:.BwwR9Ac
#111 [あんず]
柔らかい笑顔を浮かべながら女性の肩を抱き寄せている男性。
その笑顔は今も変わらず優しい笑顔で。
その女性の隣では、
私の大好きなご主人様が笑っていた。
:09/09/28 23:16
:W61K
:.BwwR9Ac
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194