黒猫の唄。
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#116 [あんず]
 


動揺している私に気付いたのか、ご主人様は心配そうに私の顔を覗き込む。


「……な、なんでもないです…。」


「…そうか?…具合悪くなったら、言ってね。」


ポンポン、とご主人様に頭を撫でられ、私はまた新たな異変に気が付いた。

 

⏰:09/10/03 09:47 📱:W61K 🆔:e3a9V542


#117 [あんず]
 

………なんで…………。


いつもは頭を撫でられると嬉しくて、堪らなかった。

でも今は、


切なくて、悲しくて
今にも涙が溢れそうだ。

 

⏰:09/10/03 17:43 📱:W61K 🆔:e3a9V542


#118 [あんず]
 

溢れそうな涙を必死にこらえて、私は笑顔を作る


「…はい、ありがとうございます。」


そう言うと、ご主人様は再び話始めた。


リナさんと一緒に住んでいたこと…危なっかしいリナさんから目が離せなかったこと……。


そしていつの間にか、
恋におちていたこと。

 

⏰:09/10/03 17:49 📱:W61K 🆔:e3a9V542


#119 [あんず]
 


話を聞いてる度に、どんどん大きくなる鼓動。
頭の痛み。
切なさや悲しさ。



「リナと結婚の約束だってしたんだ。…結婚して、子供も作ってさ。温かな家庭を作っていこう、って約束した。」


切なさの原因が、私がご主人様が好きだから、とかの嫉妬に近いものなら良かった。


でも違う。
この感情は嫉妬じゃない

 

⏰:09/10/03 17:55 📱:W61K 🆔:e3a9V542


#120 [あんず]
 

やっぱりいつも、どこかに懐かしさを感じる。
リナさんに対しての、妬み等の感情なんて全くなかった。

…懐かしくて、切なかった。


自分は何が懐かしいの?
何が切ないの?



…なにを、思い出しているの………?

 

⏰:09/10/03 17:59 📱:W61K 🆔:e3a9V542


#121 [あんず]
 

ぼんやりとした昔の記憶
微かだけど、蘇ってきている記憶。



――――…春…
雨の中…――――。

結婚の約束…
温かな家庭を―――…。



ご主人様の思い出話が、頭の中で響く。

 

⏰:09/10/03 20:09 📱:W61K 🆔:e3a9V542


#122 [あんず]
 

ズキン、ズキン…
次第に強くなる頭の痛み


ふいに頭によぎる、
あの光景、あの言葉。


――私のことは、貴女が
 1番わかるはずよ。



 

⏰:09/10/04 18:48 📱:W61K 🆔:AIo9yaMM


#123 [あんず]


今日の更新は
ここまでです(*´ω`)

もうラスト間近
なんですが…
只今かなり詰まっております(´;ω;`)

グタグタな展開が
続いてますが、
見て下さってる方
いらっしゃるでしょうか……´`_

とりあえず、
最後まで精一杯
頑張りますので、
是非見て下さいね!!

⏰:09/10/04 22:36 📱:W61K 🆔:AIo9yaMM


#124 [あんず]


感想板です。

一言だけでも貰えると、泣いて喜びます(´;ω;`)←

待ってますっ∩^ω^∩x

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4514/

⏰:09/10/04 22:38 📱:W61K 🆔:AIo9yaMM


#125 [あんず]
>>122


その言葉を思い出したと同時に、ご主人様は頭を抱えて小さく笑った

それは辛そうに。



「…でもその約束が果たされることはなかったんだ。…これからも、ずっと。」


ズキンッッ!!


これまでにないくらい強い、頭痛が私を襲った。

 

⏰:09/10/06 22:48 📱:W61K 🆔:5nc4YL4s


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