だ て め が ね
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#1 [主◆.apCEG61xY]
近すぎて遠すぎてなんて表せばいいんだろうか?この不思議な気持ちも関係も…一つ言えるのは失うのは嫌ってこと。



*初めてかきます。暇潰し程度にでもなれば嬉しいです(^ω^)

>>2
感想板 安価

⏰:09/09/13 17:01 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#2 [我輩は匿名である]
>>1-200
>>201-400
>>401-1000

⏰:09/09/13 18:13 📱:SH706i 🆔:☆☆☆


#3 [主◆.apCEG61xY]
感想板です!
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4561/
>>2
ありがとうございます
\(^o^)/助かりました*

⏰:09/09/13 21:52 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#4 [主◆.apCEG61xY]
_
結城夏希、社会人2年目。会社にもやっと慣れてきた。仕事はできる方だと思ってる。料理だって上達した。でも何か足りない。平凡な毎日、少し変わったのは引っ越したばかりのアパートくらいかな。それと、おとといかけたパーマ。

⏰:09/09/13 21:57 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#5 [主◆.apCEG61xY]
_
「ん〜。」
パーマをかけたおかげで随分朝が楽になった。いつもより時間があるので朝ご飯は近くのカフェでとることにして家をでた。朝からよく晴れていて気持ちがよくいつも以上に気分がいい。かっこいい女、できる女そんなふうに思われたいわたし。

⏰:09/09/13 22:04 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#6 [主◆.apCEG61xY]
_
「モーニングセット、アイスティーで。」
苦手だった紅茶も背伸びして注文しているうちに平気になった。仕事の予定しかない手帳をひらいてみる。忙しいのは嫌いじゃない。むしろわくわくしてしまう。「お待たせしました。」朝ごはんきたきた。ん〜おいしいっ。とても幸せなひととき。こんなわたしは寂しい女?

⏰:09/09/13 22:11 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#7 [主◆.apCEG61xY]
_
「朝からよく食べるね。」ん?わたしに言ってる?
「俺、絶対無理だよ。朝は苦手なんだ。」
誰だろう。黒い眼鏡にスラッとした体、そして栗色のパーマがかった髪…
『あの…どなたでしたっけ?すみませんっ。』
「ん、他人だよ。それじゃあね。」
なんなんだ。なんなんだ。他人って…変なの。

⏰:09/09/13 22:18 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#8 [主◆.apCEG61xY]
_
『なんなんだ。他人って当たり前じゃんね。だって知らないし。てかそんなに食べてないし』
「夏!おはよっ。何朝からぶつぶつ言ってんの。」
『あー。ゆみさんおはようございます!』
ゆみさんは私の1つ上で憧れの先輩。若いのに優秀でそして美人なの。今日も美しい…!!
『ゆみさんお昼にでも話し聞いてくださいよー!』
「分かった。んじゃ一緒にランチ行きましょう。」

⏰:09/09/13 22:27 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#9 [主◆.apCEG61xY]
_
そして仕事に就いた。でもなんか頭からあいつがはなれない。
そしてお昼…
朝にあったことをゆみさんにすべて話す。
『最悪ですよね。見ず知らずの人なのに。』
「もう会わないだろうし、気にすることないんじゃないの?それとも夏その人のこと気になるとか?」
『は!ありえないです。』そういいつつも、もう会うことないって言葉に胸がきゅーんとなった。

⏰:09/09/13 22:35 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#10 [主◆.apCEG61xY]
_
なんだろうこの気持ち。あのきれいな髪に触りたいなんて思ったり。いや違う。あいつは嫌なやつ。
「ね。夏きいてるの?」
『あ。はい!いえ…』
「も〜。夏も彼氏つくりなさいよ。もてるのに!」
『あーはい』
こういう話しは苦手だ。そもそも私はもてない。そして彼氏を作るっていう意味が見いだせない。

⏰:09/09/13 22:43 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#11 [主◆.apCEG61xY]
_
ゆみさんはもてる。美人だしね。でも高校から付き合ってるっていう彼氏さんがいる。一途ですごいなって尊敬する。私だって付き合うことくらい人並みにしたことがある。でもなんか違うんだ。他の子みたいにのめり込めない。気を使って疲れる。必ず言われるのが「夏希楽しくないでしょ」そうやって終わる。私だってあっさり別れる。すべてが受け身なんだ。興味すらなくなった。

⏰:09/09/13 22:49 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#12 [主◆.apCEG61xY]
_
ゆみさんとランチをして午後からの仕事を終え帰宅する。ここまではいつもと同じだった。
ただアパートにあいつがいたんだ。隣の部屋に。

⏰:09/09/13 22:56 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#13 [主◆.apCEG61xY]
_
『うっわ!朝のめがね緑になってるー』
なんでこんなことを口走ったのかわからない。とにかくあいつが隣の部屋に入ろうとしていた。
「誰だよ。静かにして」
忘れられてるの?だよね。『あの朝のカフェで。なんであなたがここにいるの?私の部屋隣ですけど。』
「ああ。お隣さん?俺、吉村。よろしくー」
私の質問にはスルー。そしてこっちを見もしないでそう言って部屋に入ってしまった。

⏰:09/09/13 23:04 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#14 [主◆.apCEG61xY]
『吉村…。』
なんかペース乱される。しかもめがねの色変わってたし。隣に誰かくるとか聞いてなかったな。ってゆうか隣って女の人が住んでるって聞いたような…んーもう分かんない分かんない!
なんでこんなに考えてるんだろう。
とりあえずご飯作ろう。

⏰:09/09/13 23:09 📱:P04A 🆔:Q2leZ5/k


#15 [主◆.apCEG61xY]
今日は何作ろうか、
パスタが食べたい気分かな
ペペロンチーノにしよう!オリーブオイルとにんにくの香ばしい匂いがひろがってきた。

〈ピンポーンっ〉
誰だろう。
〈ピンポーン〉
〈ピンポーン〉
〈ピンポーン〉

⏰:09/09/14 16:51 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#16 [主◆.apCEG61xY]
_
はい、はい!はい、分かったってばー。
あわてて火を消し玄関にむかった。


『お待たせしてすみませんっ。』
ガチャ


ゲッ。

⏰:09/09/14 16:52 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#17 [主◆.apCEG61xY]
_
「うまそうな匂いじゃん。ちょうどパスタな気分だった。」

は?

『なんですか!』
勝手に吉村がわたしの部屋にあがってきた。めがねは黒にもどっていた。

「ご飯。来たばっかりで冷蔵庫空っぽだし。」

『ちょ…!無理です。コンビニで買ってください。ってか勝手になんですか!』

⏰:09/09/14 16:57 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#18 [主◆.apCEG61xY]
_
「いいじゃん。引っ越し祝いってやつ。夏希ちゃん」
ふいの笑顔に不覚にも照れてしまった。
『なんで名前…』
「あっ、あーほら、表札にかいてんじゃん。」

なんか一瞬あせった?

『はあ…ってもー!』

⏰:09/09/14 17:08 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#19 [主◆.apCEG61xY]
_
「この皿でいいの?」
ガチャガチャとあさっている。

『はいはい。わたしやりますんで座っててください。』
「悪いな。」

笑顔には弱いわたし。ってそうじゃなくて、なんなの吉村ー!なんでご飯たべさせなきゃいけないのよ。一人分しかないのに。もお!
「まだかー!」

もうっ!怒

⏰:09/09/14 17:24 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#20 [主◆.apCEG61xY]
_
『はい。どうぞ。わたしの夕食ですけど食べてください!』
嫌みたっぷりにお皿をおいた。

「優しいなお前。あ、ダイエットか。頑張れよ。」

もう意味がわからない。

『ですよねー。優しい。一生懸命作ったのお腹すいてるのに一口も食べないでお隣さんにあげるとか!』



スルーされた

⏰:09/09/14 17:30 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#21 [主◆.apCEG61xY]
_
『お腹すいたー!』





「プッ」


あ、笑われた
笑顔は悪くない。

「お前面白いな。童顔でちびのくせに朝からクールにしてるからどんなやつかと思ったけど。」

朝のこと覚えてたのかよ。
「そんなに食べたいなら一口食うか?すっごいうまいぞ。」

『知ってます!』
そう言ってお皿を奪う。

⏰:09/09/14 17:36 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#22 [主◆.apCEG61xY]
「うまいか?」

『はい。とても』
自然と笑顔になってしまうわたし。落ち着く。

「だよな。毎日食べたいよな。」
『ですね!』


『ってこれ私が作ったんじゃないですか!何言わせるんですか〜』

吉村はクククッてずっと笑ってる。
『笑いすぎです…。』
急に恥ずかしさがこみあげてきた。

⏰:09/09/14 19:47 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#23 [主◆.apCEG61xY]
「一人で何言ってんだよ。しょうがねえ、明日は俺の腕前みせてやるよ。」

クククッと笑う吉村。
なんだこの展開。でも私も食べさせてあげたし、料理に自信ありそうだからごちそうになろっかな。

『食べてあげますよ。』
かわいくない態度。

「ふ。んじゃごちそうさま。」

そう言って出ていった。

⏰:09/09/14 19:52 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#24 [主◆.apCEG61xY]
_
居なくなっちゃった。この感じ前もあったような?

『よし、片付けよ。』

そういえば私あの人のこと何も知らないな。
名字が吉村ってだけしか。何歳だろうか?仕事は何してるんだろう?まさか学生じゃないよね?

不思議な人だった。すごい無愛想だけど苦手じゃない。明日何つくってくれるんだろう。

なんで私、吉村のことばっかり考えてるんだ。このにやけの正体はなんなの。

⏰:09/09/14 20:23 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#25 [主◆.apCEG61xY]
_
『ふわぁーあ。』
伸びを1回して時計に目をやるともう12時を回ってた。いつもは11時には寝てるのに…。よく早いって言われるけどね。

お風呂はいったり薄めのメイクを落としたり…なんかおっくうになってベッドに倒れ込んだ。

『吉村さん』

思わずつぶやいてにやける私は気持ち悪かった。

⏰:09/09/14 20:28 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#26 [主◆.apCEG61xY]
_
♪〜

『ん、』
朝か。眠い…
『あ〜!!シャワー浴びなきゃ。準備しなきゃ。メイク落としてないし。肌が死ぬ〜。』
遅刻しちゃう。目覚ましはいつもと同じ時間にセットされていた。なんでこんなミスしちゃうんだよ。

なんだかんだしてなんとか間に合いそうだ。そのへんにあった小さなクロワッサンをほおばりながら外へでる。

⏰:09/09/14 20:55 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#27 [主◆.apCEG61xY]
_
「よお〜」

吉村だ。今日は細いフレームのめがね。
『おはようございます。私遅刻しそうなんです。でわ。』

「髪の毛まだぬれてんじゃん。ってゆうかお前それで会社行くの?」

指差された足元をみると、健康サンダル。
『うわ!わー。』

「髪もかわかしてこいよ。のせてってやるから。」

⏰:09/09/14 21:07 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#28 [主◆.apCEG61xY]
_
いいところあるじゃん。車もちなのか。いいなあ〜。
『本当にありがとうございます。助かりました。吉村さんはこっちの方向で大丈夫なんですか?』

「うん。」

『良かった!吉村さんって何歳なんですか?』

「うん。」
『なんだ〜秘密ですか。』
「24」

え!同じ年なの!
『え〜!同じなの?』

「着いたぞ。」
もう着いちゃったのか。
『ありがとう!本当に助かりました。夜楽しみにしてまーすっ。』

⏰:09/09/14 21:16 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#29 [主◆.apCEG61xY]
_
なんか昨日の朝から吉村の印象がどんどん変わっていく。いい人なのかも。なんか楽しくなってきちゃった。


「夏。おはよう。」
『あ。悠斗おはよう。』
同期の悠斗。仲のいい男友達って感じかな。表面上の付き合いが苦手な私の良き理解者。仕事もできてなかなか人気があるんだな。

「誰の車できたんだ?」
『隣の人に乗せてきてもらっちゃった。』
「男?だったらお前気を付けろよ。すきがありすぎるからな。」
私のお母さんかよっ。

⏰:09/09/14 21:23 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#30 [主◆.apCEG61xY]
_
「今日飲みいかね?」
今日は吉村に作ってもらうんだよな。
『ごめん。今日は隣の人がごちそうしてくれるらしいからさ。また今度ね!』
「そんな仲いいのかよ。分かった。」

ん?なんか怒らせたかな。ふに落ちないままデスクにつく。今日は仕事がはかどった。なぜか夜が待ち遠しい。

⏰:09/09/14 21:27 📱:P04A 🆔:ElnvqUY2


#31 [主◆.apCEG61xY]
_
お昼休み、ゆみさんに一応昨日のことを報告しておいた。案外いいところもあったみたい…ってね。

「襲っちゃえ。」
なんて言われたけどそんな関係になるつもりはさらさらない。

好きとかじゃないんだ。よく分からないけど。
とりあえずご飯が楽しみだなあ。

⏰:09/09/15 06:44 📱:P04A 🆔:Y.w8NLdo


#32 [主◆.apCEG61xY]
_
『ふわあー。』
仕事が終わって家についた。吉村はもうご飯をつくっているのだろうか。

ワクワクしながら部屋着に着替える。これは行ったほうがいいかな?

インターホンに手をかけてやめて…何度も繰り返した。なに緊張してんだか。




ーガチャッ

『うっわ!!』

⏰:09/09/15 20:28 📱:P04A 🆔:Y.w8NLdo


#33 [主◆.apCEG61xY]
_
「クククッ。何?お前そんなところで何してんの?」
『何って…ただタイミングが…』
何言ってんだ私。
「あ、そう」
ガチャン。

あ、閉められた。

何よ、約束忘れたわけ?あ〜意味分からない。そうだよね。あれは単なる冗談って訳か。ばっかみたい。

⏰:09/09/15 20:33 📱:P04A 🆔:Y.w8NLdo


#34 [主◆.apCEG61xY]
ーガチャ

「嘘。入りな。きれいでごめんね。」

なんでそんなに優しく笑えるんだ。腹がたってたのに怒れないよ。しかもきれいでごめんって…

ペース狂う。

『おじゃましまーす。
うわ、本当にきれい。』

シンプルに統一された家具。所々にある小物。清潔感があって、なんといってもオシャレだ。

まだ引っ越して2日めだしねっ。

⏰:09/09/15 20:38 📱:P04A 🆔:Y.w8NLdo


#35 [主◆.apCEG61xY]
いい匂いがする。

『ご飯なんですか?』

「こっちおいで。」
立ちつくしている私にキッチンから手招きをした。

『わー!すごいすごい。』本当にすごかった。肉じゃが、鯖の味噌煮、たくさん作られていた。

「食べようか。」
もうすでに席についていた私はご飯しか見えていなかった。(笑)

『いただきます。
うま!!本当においしい』
「だろ?」
ちょっと照れてるみたい。かわいい。

⏰:09/09/15 20:45 📱:P04A 🆔:Y.w8NLdo


#36 [主◆.apCEG61xY]
「よく食べるな。」
『だって本当においしい』
ほとんどのお皿を空っぽにして満足した。

『ご馳走してもらったお礼に片付けしますよ!休んでてください。』
そう言うと吉村は
「そのつもり!」
だって。

腕捲りしてスポンジ持ってたくせに。もう、素直じゃないんだから。

⏰:09/09/15 20:50 📱:P04A 🆔:Y.w8NLdo


#37 [朱里]
早く見たい〜
続きが気になる(>_<)

⏰:09/10/01 21:11 📱:P905i 🆔:IHmdmHls


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