―‥ 殺したいほどに ※BL
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#196 [雪]
「かーいー」
きっと結は気付いてる
きっとって言うか、絶対
そんで面白がってる
いつまで俺が我慢できるか試してる
じゃなきゃ‥
「一緒にお風呂入ろー?」
「タオル忘れたー持ってきてー」
「海もベッドで寝ようよー」
こんなこと言うはずない
:10/11/29 21:59
:D905i
:.gyRJ0Eg
#197 [雪]
これがもし無自覚で
これが久々に再開した兄への兄弟愛だとして
そしたら俺は
今にでも襲ってやる
試されてる気がするから
強がりな性格が運良く歯止めをかける
:10/11/29 22:02
:D905i
:.gyRJ0Eg
#198 [雪]
「海ーっ!
シーツに!シーツにっ!」
虫一匹もひとりでヤレないのか
まじで乙女。オトメン(笑)
「穴開いてるよぉお!」
やれやれとティッシュを数枚手に取り
意気込んで向かった俺が
ずっこけそうになったのは言うまでもなく
:10/11/29 22:59
:D905i
:.gyRJ0Eg
#199 [雪]
「穴ぁあ?どこに?」
はぁっとため息をつく
悲しいため息じゃないから
何だか妙に口元が緩んだ
「ここっ!」
ベッドに胡座をかいて
結はそのそばの一点を指差した
「あぁ‥こんなん大したこと‥」
:10/11/29 23:01
:D905i
:.gyRJ0Eg
#200 [雪]
‥ガバッ
視界が一転した
してやられたわけだ。
:10/11/29 23:02
:D905i
:.gyRJ0Eg
#201 [雪]
「海って彼女に甘えたりする?」
上からのぞき込まれるのは
何となく不思議なかんじ
「んや‥しない」
視線をどこにやったらいいのか
‥なんかこっぱずかしい
:10/11/30 17:38
:D905i
:vVPRNFp.
#202 [雪]
「たまにはいいでしょ?(笑)
耳掻きしてあげよっか?」
悪ガキみたいに笑って
髪を撫でられた
小さい頃から母親とは離れて
父親がこんなことするはずもなく
だけど結の膝枕は心地よかった
:10/11/30 17:40
:D905i
:vVPRNFp.
#203 [雪]
言葉がでない。
こんなことされたら
甘えたくなるのも、くっつきたくなるのも
わからなくもないかも‥
「海、僕ね
小さい頃いじめられてたんだー」
頭を撫でる手はリズムを刻んで
この上ない安心感を覚えた
少しだけ眠くなる
:10/11/30 17:43
:D905i
:vVPRNFp.
#204 [雪]
「‥」
特に返事もしないで寝たフリをした
その方が話しやすいだろうって
俺なりの気遣い。
「女の子みたいって‥
見た目も確かにそうだったかもだし
性格も、なよなよで‥今もだけど」
結は自らをあざ笑うかのように
ふんっ、と鼻で笑った
:10/11/30 17:47
:D905i
:vVPRNFp.
#205 [雪]
「お母さんしか知らないから
"男の子"ってよくわかんなくて‥
お絵かきとか、そんなんが好きで」
俺が聞いていようがいなかろうが
関係ないようだった
目をつむって真っ暗なはずなのに
何とも言えないような顔をしてる結が
目に浮かんだ
:10/11/30 17:50
:D905i
:vVPRNFp.
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