ピンクな気分。U
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#182 [のの子]
 
この曲は電話っ?助かったぁ〜♪

「ごめんねっ。電話だから〜‥」

そう言いながらお茶の入ったグラスと携帯を手に自分の部屋へ向かう。

「あっ逃げないのっ!」

お母さんの声から逃げるように私は階段を上って慌てて部屋にはいる。

♪〜♪〜♪

相変わらず鳴りつづける携帯。

「ふぅ〜っ‥誰だろ?」

携帯を開くと彰君の名前が表示されていた。
.

⏰:09/11/04 22:28 📱:SH06A3 🆔:iJ6lP1Dk


#183 [のの子]
 
ん?どうしたんだろ?

ピッ

「もしもし‥?」

「何してんの?」

唐突だなぁ‥

私は小さな丸いテーブルにお茶おいて床に座る。

「今はぁ〜床に座ってクーラーをつけようとしてるとか?」

「なんだそれっ。」

ピピッ

クーラーのスイッチが入るとモワンッとした生温いクーラー独特の匂いが流れ出す。

⏰:09/11/04 22:35 📱:SH06A3 🆔:iJ6lP1Dk


#184 [のの子]
 
「彰君こそ何してんの?」

「俺?俺は〜クーラーつけて扇風機つけてる。」

ぷっ‥

「なにそれぇ。私以上じゃない?」

「だって今日超暑いし。」

彰君てエコとか絶対できなさそう‥そんな事を思うとまた笑ってしまった。

「何笑ってんだよ?」

「いや、さすが彰君だなぁって‥」

聞こえないように口を押さえながらクスクス笑う。
.

⏰:09/11/04 22:41 📱:SH06A3 🆔:iJ6lP1Dk


#185 [のの子]
 
「っというか何か用があって電話してきたんじゃないの?どうかした?」

私はお茶を飲みながら部屋に飾られたカレンダーを見る。

「いや、別に‥暇だったから?」

「暇って‥ってあれ?‥‥‥あぁっ!」

「っっ!?なんだよ、急にっ!」

「すっかり忘れてたぁ〜!私明々後日補習だったんだぁ。」

カレンダーには赤い時で大きく補習と書かれている。

なんか私ついてないなぁ‥

「勉強してんのかよ?」
.

⏰:09/11/04 22:53 📱:SH06A3 🆔:iJ6lP1Dk


#186 [のの子]
 
「‥‥‥‥ちょっと。」

「ちょっとってお前大丈夫なのかよ?」

「だっ大丈夫だよ!だって補習だからちょっとは簡単だろうし、まだ時間あるしっ。‥‥たぶん。」

はぁっと電話の向こうからため息が聞こえた。

「じゃさっさと勉強しろっバカ!」

ブチッ
プーップーッ

ひっひどい‥
.

⏰:09/11/04 22:58 📱:SH06A3 🆔:iJ6lP1Dk


#187 [のの子]
 
それから慌てて勉強しだしてあっという間に夜の7時になった。

でも一回テスト勉強した所だったからか、だいたい覚えていて手こずらずに進んだ。

でもやっぱり

「つっ疲れたぁ〜‥」

ベッドに横になると猫のようにぐぅっと背を伸ばす。

「はぁっ‥今日はここまでにしよう。」

ゴロンッ

ベッドに横になるとテレビのない部屋は静かだ。

ゆっくり目をつぶると頭に浮かぶのは‥
.

⏰:09/11/05 19:00 📱:SH06A3 🆔:fH9jZASQ


#188 [のの子]
 
竜二君‥何してるのかな?

『聡美』

『終わりにしよう』

思い出したのは彼の優しい笑顔とあの時の冷たい言葉。

なんとも言えない胸のモヤモヤが私の中で暴れ出す。

「ん〜〜〜っ‥もうやだぁ‥」

ベッドの上でやり場のないモヤモヤを枕にぶつける。

‥‥‥‥‥

バッ

「昇さんに連絡してないや。」

⏰:09/11/05 22:21 📱:SH06A3 🆔:fH9jZASQ


#189 [のの子]
 
ふっと昇さんの事を思い出した。

昨日の事もあるし‥連絡しとこうかな。

胸のモヤモヤを忘れようと早速昨日交換したばかりの番号にかける。

カチッカチカチッ

♪〜♪〜♪〜

「もっしも〜し?♪うわっっと!さとちゃぁん?」

バンッ ダンッ

っ?

「あっはい、聡美で
『ちょっと待てこらぁ!』
‥‥すけど今の声は?

「あのねぇ今ちょっと取り込んでてっ‥でも大丈夫大丈夫♪」

ドスッ
.

⏰:09/11/05 22:48 📱:SH06A3 🆔:fH9jZASQ


#190 [のの子]
 
「えっなんか変な音が‥」

バーンッ
『ってぇー‥!このっ‥』
『オラッ!』

「ちょっ大丈夫ですか?」

これは完全にそっち喧嘩真っ只中ですよね?

「大丈夫だって〜。これでも俺強いんだよぉ?だって俺総長だもーんっ♪」

ドスッ
『うっ‥‥』

いやいやそういう事ではなくっ!ってかずっと鈍い嫌な音するんですけど〜!
.

⏰:09/11/05 23:33 📱:SH06A3 🆔:fH9jZASQ


#191 [のの子]
 
「おっお取り込み中ならまたかけ直しますっ!」

「えっ?そっか‥さとちゃんに失礼だよね。りょーうっ!俺ちょっと電話してくるねぇ。さとちゃんからなんだぁ♪」

「わかった〜。オラッ!さとちゃんによろしく〜。」

昇さんが言う亮って人は副総長の高橋亮さん。

亮さんにも昔かまってもらったりしてたな。

「‥あの〜なんか急に電話しちゃってすみませんでした。」

「だから大丈夫だって。はぁっそれより昨日はあの後大丈夫だった?」

少し息切れをする昇さん。

「はい。大丈夫でした。」

⏰:09/11/05 23:43 📱:SH06A3 🆔:fH9jZASQ


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