ピンクな気分。U
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#780 [のの子]
 
何故か旬の口から吹き出した水が思いっ切り顔にかかった俺‥

「‥テンメェーッふざけんなっ!なんで急に口から水が出んだよっ!」

「ごめんてぇ〜。水が変なとこ入っちゃって‥」

胸倉を掴むと、旬は苦笑いしながら俺の顔を拭く。

「っ旬〜‥
「どうしたのぉ?」

っ‥!

「うわっ彰君なんで濡れてんの?」

「あっ桃ちゃん達こそどうしたの〜?♪」

聡美達三人が俺達の席に集まってきた。
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⏰:10/06/05 11:07 📱:SH06A3 🆔:I0Tk.MjA


#781 [のの子]
 
「もうすぐ降りる駅かなって話してて‥彰君大丈夫?」

聡美がはい、っとハンドタオルを渡してきた。

こいついつもハンカチ持ってんな。

「サンキュー‥」

それを受け取って顔やら服を拭く。

「旬君、降りる駅って次でしたっけ?」

「そうそうっ♪駅にはおじさんが車で迎え来てくれてるから。」

聡美達は通路を挟んだ隣の席に座る。
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⏰:10/06/05 11:11 📱:SH06A3 🆔:I0Tk.MjA


#782 [のの子]
 
「楽しみだねぇ♪」
「うんっ!」

そんな会話をする聡美達を見て、やっぱり今あの事について話さない方がいいって思った。

空気を壊すかもしれないしな‥

タオルに顔を埋めながら考えてると、博也が俺の肩を叩く。

「‥んだよ?」

「また後でゆっくり聞かせてよ。」

博也がニヤリと笑うのを見て、俺はため息をついた。

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⏰:10/06/05 11:16 📱:SH06A3 🆔:I0Tk.MjA


#783 [のの子]
竜二Side

「着いたぁーっ!」

旬が大きな声をだすと、人が少ないとはいえだいたいの人が振り返って俺達を見てきた。

「山ばっか!」

「やっぱ若い子いない‥」

「ちょっと空気が冷たく感じるねぇ。」

各々感想をぼやきながら、改札を出る。

「おーいっ!旬、こっちこっち〜。」

改札を出るとすぐに大きく手を振る男の人が見えた。

「あっおじさ〜ん♪」
.

⏰:10/06/05 11:22 📱:SH06A3 🆔:I0Tk.MjA


#784 [のの子]
 
旬とは違って眼鏡をかけたかしこそうなおじさんが笑って出迎える。

「久しぶりだなぁ。また体格良くなったんじゃないか?」

「まぁね。一応毎日筋トレしてるし。」

旬がヘヘッと笑いながら鍛えた腕を見せる。

「はははっすごいなぁ。みんなも元気にしてたみたいだねぇ。」

俺達も笑って頭を下げる。

「あっおじさん、この子達が電話で話した女の子っ!桃ちゃんに聡美ちゃんと鈴ちゃんねっ!」

「こっこんにちは!よろしくお願いしますっ。」

聡美達も慌てて頭を下げる。

⏰:10/06/06 17:26 📱:SH06A3 🆔:85VqXOdo


#785 [のの子]
 
「初めまして、小竹和彦と申します。いつも旬がお世話になっています。」

和彦さんはそういって頭を下げる。

「あっいえいえこちらこそお世話になっています!え〜っとなんだかすみません‥」

聡美が慌てて更に頭を深く下げた。

ぷっ‥なんで謝ってんだか。

「いえいえ、どうぞ楽しんで行ってくださいね。」

和彦さんは優しく笑った。

⏰:10/06/06 17:32 📱:SH06A3 🆔:85VqXOdo


#786 [のの子]
 
「まっ挨拶はこの辺にしてそろそろ行こうよ〜。俺かなりお腹減ってるし!」

旬がそんな二人を前に腹をさする。

「あぁそうだな。じゃみんな車に乗ってね〜。」

和彦さんは乗ってきたワゴン車の運転席にさっさと座る。

「は〜い。」

俺達も後ろに荷物を乗せると助手席に旬、後ろに俺達が座った。
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⏰:10/06/06 17:36 📱:SH06A3 🆔:85VqXOdo


#787 [のの子]
 
ちなみに俺の隣は‥

「あっごめんね、足踏んじゃった‥」

「大丈夫だよ。」

申し訳なさそうに小さくなる聡美に俺は優しく笑った。

大きいワゴン車でもさすがに9人は厳しい。

無理矢理乗ったせいで車が揺れる度に肌と肌が触れ合う。

その度心臓が跳びはねた。

‥チクショー博也の奴。

俺が乗った後に博也が無理矢理聡美を乗せたのだ。

『俺酔いやすいから窓側がいい♪』
.

⏰:10/06/06 17:44 📱:SH06A3 🆔:85VqXOdo


#788 [のの子]
 
そう言って戸惑いながら聡美が乗ってきたのだ。

はぁ〜っ‥ムカつく。

ちなみに席の順番は

俺 聡美 桃 フク
が一番後ろのシート

博也 鈴 彰
真ん中のシート

和彦さん 旬
運転席

ってな感じ。

「車で15分ぐらいだから。」

和彦さんは笑って言ったが、その15分は俺にとっちゃ我慢の時間。

⏰:10/06/06 17:50 📱:SH06A3 🆔:85VqXOdo


#789 [のの子]
 
聡美と隣にいて、懐かしい彼女の匂いを嗅ぐだけで決意が揺らぐ。

固い決意も、彼女にしたらどうってこともないただの

「竜二君、大丈夫?」

「えっ?」

「眉間にシワ‥寄せてる。」

聡美が自分の眉間を指差す。

「ははっ、疲れたのかな。」

⏰:10/06/06 17:55 📱:SH06A3 🆔:85VqXOdo


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