ピンクな気分。U
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#854 [のの子]
 
「ふ〜ん‥友達ねぇ。」

俺は殴られた肩をさすりながら聡美を横目で見つめる。

「‥‥こんな事言う私は薄情かな?」

「友達として力になるのがなんで薄情なんだよ。」

「だって‥なんか‥」

聡美が俯いてるのを見て俺までため息をつく。

「えっと〜‥あるところに大好きな彼と付き合っていたのに突然フラれてずっと泣いてた女がいました。ですが彼にフラれて一週間ちょっとでその女は彼とは友達!と話しました。」
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⏰:10/06/18 17:28 📱:SH06A3 🆔:Tze.UBAs


#855 [のの子]
 
突然話し出した俺に聡美は顔を上げる。

「さて、それを聞いてどう思うか?そりゃ人それぞれの意見があるでしょうが‥」

聡美はじっと俺を見つめる。

「俺は、頑張り屋で真っ直ぐな子だと思いましたとさ。ちゃんちゃん‥ぐらいの話しだろ。お前気にしすぎっ。」

聡美の頭をクシャクシャっと撫でると俺は歩きだす。

「っつーか俺買い出し行かねぇと旬達うるせぇし行くわ。お前ももう戻れよ?」
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⏰:10/06/18 17:38 📱:SH06A3 🆔:Tze.UBAs


#856 [のの子]
 
「あっ待って。」

聡美も慌てて小走りで俺の横にくると

「コホンッ‥えっと悩んでいたその女の子はある男の子に励まされて嬉しくなりました。なので、」

コラコラ、適当に俺が作った話の続きを勝手に作るなよ。

クスクスと笑う聡美を不思議そうに見つめる。

「私も一緒に買い出しに行きまーすっ♪」

「はっ?」

元気に手をあげる聡美に呆れ顔で俺は笑った。
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⏰:10/06/18 17:50 📱:SH06A3 🆔:Tze.UBAs


#857 [のの子]
聡美Side

「ちょっと聡美〜‥」

「わわっ何?どうしたの?」

桃に引っ張られ無理矢理座らさせる。

小声で話す桃は私を呆れた表情でため息をつく。

「どうしたの、はこっちのセリフでしょう?突然いなくなったと思ったら彰君と戻ってきてしかも二人だけで買い出し行くなんてぇ‥いいのぉ?」

「?‥何が?」

桃はもうっとほっぺを膨らます。

「りゅ・う・じ・く・んっ!彰君とばっかいて誤解されちゃうかもよぉ?」
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⏰:10/06/18 20:31 📱:SH06A3 🆔:Tze.UBAs


#858 [のの子]
 
「あははっ誤解も何も別になんもないもん。それに私竜二君とは友達だし?」

私はほっぺを人差し指でさすとえへっと首をかしげる。

「そうだけどぉ‥竜二君と復活するぞっとか思ってないわけぇ?」

復活‥そういえばよりを戻すとか深く考えた事なかったかも。

「思ってなかったんだ‥なんだぁ、じゃいいや。」

私の表情を見て桃は察知したのかストンッと私の横に座った。
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⏰:10/06/18 20:39 📱:SH06A3 🆔:Tze.UBAs


#859 [のの子]
 
「じゃいいやって‥あははっ‥」

苦笑いする私に桃は

「聡美なりに気持ちの整理はもうついてるって事なんでしょう?なら私がとやかく騒ぐ事もないし〜。」

「ん、まぁね‥なんか気使わせちゃったみたいでごめんね?ありがとっ♪」

そう言って私が笑うと、桃はチョンッとくっついてきた。

「桃?」

桃はニコッと笑って私に衝撃的な言葉を耳打ちしてきた。




「じゃぁさ、彰君とくっついちゃいなよ♪」


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⏰:10/06/18 20:45 📱:SH06A3 🆔:Tze.UBAs


#860 [のの子]
 
「‥‥‥えぇーーーっ!」


――――――――

「おいっ!聞いてんのかよ?」

「っ!えっあっごごごめんなさいっ!聞いてなかったです。」

彰君はムスッとして私を睨む。

「あはははっ‥暑くてボーッとしちゃっひゃ!!」

「目泳いでんだけど。なんかあったのか?」

急にほっぺを摘まれてつい私は彰君を見つめる。

ドキッ

「あっ‥‥」

ドキッてしちゃった‥

「‥お前変だぞ?」

彰君は私を相変わらず睨む。

⏰:10/06/18 20:57 📱:SH06A3 🆔:Tze.UBAs


#861 [のの子]
 
『彰君とくっついちゃいなよ♪』

桃の言葉が再び蘇ると、頭の中に響く。

もっ桃が変な事言うから変に意識しちゃうじゃんかー!

何も知らない彰君は相変わらず私のほっぺを摘んだままムスッとしている。

「っ‥あにょ‥‥いひゃい‥」

「んっ?なんだよ?」

ドキッッ!

自分よりも小さい私と目線を合わせようと前屈みになった彰君。

「なに?」

「あっ‥う‥あにょ〜‥」
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⏰:10/06/18 23:22 📱:SH06A3 🆔:Tze.UBAs


#862 [のの子]
 
今まで彰君を男の子として意識した事はあったけど、正直そういう恋愛面で意識した事はなかったと思う。

だって私ずっと竜二君の事が好きだったし‥

でもまさか桃の一言でこんなに意識しちゃう自分がいたとは‥‥

たぶん今の私顔真っ赤なんだろうな‥ははっ

「お前顔赤いけど大丈夫かよ?」

ほらやっぱり〜‥

「気分悪いのか?」

私はほっぺを摘まれたまま小さく首を振る。
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⏰:10/06/18 23:28 📱:SH06A3 🆔:Tze.UBAs


#863 [のの子]
 
私が顔赤いのは彰君と顔近くて恥ずかしいからだよ〜

なんて心の中で叫んでみたり。

「あっそうだ‥」

彰君は何か思い出したのかパッと手を離す。

私は彰君をチラッと見上げてすぐに自分のほっぺを撫でる。

「どうしたの?」

「ん?あぁなんでもない。ってか旬が言ってたスーパーこの辺だよな?」

そう、私達は買い出しに来ていたんです。
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⏰:10/06/18 23:34 📱:SH06A3 🆔:Tze.UBAs


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