ピンクな気分。U
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#1 [のの子]
 
ピンクな気分。の続きを書かせていただくのの子です

よろしくお願いします


↓ピンクな気分。
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/9640/
 
.

⏰:09/09/30 21:13 📱:SH06A3 🆔:aFVkM0kY


#2 [ハナ]
キャァ---
頑張ってぇ

⏰:09/09/30 21:19 📱:SO903iTV 🆔:bPzlBQf2


#3 [のの子]
聡美Side

――――――

「聡美〜ご飯〜っ!」

「はぁいっ!今行く〜。」

はぁ‥

ため息をつくと私は携帯を握ったまま下に降りた。

テーブルに並んだ夜ご飯はそうめんとその他もろもろのおかず。

「いただきま〜す‥」

テレビのついたリビングは私が喋らなくても十分賑やかで、私はテーブルに置いた携帯をじっと見つめたままそうめんをすする。

桜姉がテレビを見て笑う声や、お母さんの声もどこか遠くに感じた。
.

⏰:09/10/02 20:51 📱:SH06A3 🆔:lcTBDkYw


#4 [のの子]
 
‥鳴らないなぁ。

「‥‥ってかご飯食べる時ぐらい彼氏の事忘れたら?」

ギクッ

桜姉がそうめんをお茶碗にとる。

「何〜?喧嘩でもしたの?」

お母さんまで話に入ってきた。

「ちっ違うよっ!ただ、メールがこないだけ‥」

「ってか本当に彼氏からのメール待ってたんだ。別になんかしてんじゃないのぉ?それかあんたが何かしたか。」
ズズッ

そうめんを食べながらまたテレビを見出す桜姉とは逆に私は箸を持つ手を置く。.

⏰:09/10/03 20:40 📱:SH06A3 🆔:DSuOOkNo


#5 [のの子]
 
「うわぁ、心当たりあんのぉ?」

うっ‥たっ確かに心当たりはあるよ。 そりゃもちろん明日の事でしょ。

やっぱ怒ってんだぁ〜‥
どうしよう。

「全く、連絡したの?」

お母さんが呆れた顔で言う。

「ん‥まだしてないけど‥でもウザがられるかもだし。」

「とりあえずしてみたら?しなきゃわかんないでしょうが。彼氏なんでしょ?」

「‥うん。」

ズルズル

いつもと同じそうめんがなかなか喉を通らない。

竜二君、何してんの?
.

⏰:09/10/03 20:52 📱:SH06A3 🆔:DSuOOkNo


#6 [のの子]
 
―――――
パタンッ

静かな部屋に戻るとすぐベッドに座る。

相変わらず携帯はならない。

「はぁ‥‥‥よしっ!」

もう覚え始めてきた竜二君の番号。いつもとは違うドキドキを胸にボタンを押す。

カチッ
♪〜♪〜♪

ってか出てくれなかったら泣くからねぇ‥

そんな事を心で叫びながら天井を見つめる。

⏰:09/10/05 00:14 📱:SH06A3 🆔:5ZBadnr2


#7 [のの子]
 
♪〜♪〜♪

うぅ‥やっぱ出な
ピッ
「‥はぃ‥?」

出たっ!

「あっ竜二君?あのっ聡美ですっ!あのね、あの〜‥連絡こないからそのっあのしっ心配でっ!心配でね、電話を‥したんですが。」

「‥うん‥ありがとぉ‥」

‥‥‥‥ん?

「竜二君、今大丈夫?」

「ん〜‥?何ぃ?」

‥‥‥‥なんか変っ!?

いつもと違ってなんか話し方違うよね?
.

⏰:09/10/05 22:42 📱:SH06A3 🆔:5ZBadnr2


#8 [のの子]
 
「ぇっと何してたの?」

「‥ん〜?‥なんかぁ寝てたみたい‥」

まさか‥寝ぼけてる?

「まだ眠い?」

「ん‥ちょっとだけ‥」

「じゃ電話切ろうか?」

「ん〜‥‥電話するぅ‥」

なんか‥
竜二君可愛いっ!!
.

⏰:09/10/05 22:52 📱:SH06A3 🆔:5ZBadnr2


#9 [のの子]
 
さっきまでの不安は消え去っていた。

竜二君て寝ぼけるとこんな風になるんだぁ♪

「ねぇ聡美ぃ‥?」

「あっなになに?」

「夏休みさぁ‥たくさん会おうねぇ‥?」

「うんっ♪」

「ねぇ聡美ぃ‥」

クスッ
「なぁに〜?」


「俺がもし別れようって言ったらどうする?」


.

⏰:09/10/05 23:00 📱:SH06A3 🆔:5ZBadnr2


#10 [ハナ]
頑張って下さいね

⏰:09/10/05 23:09 📱:SO903iTV 🆔:2D7.jBTM


#11 [髑髏-ドクロ-]

やだ(゚Д゚)←


楽しいです!
頑張ってください(^ω^)

⏰:09/10/06 00:01 📱:SH705i 🆔:F5IwqHw2


#12 [のの子]
ハナさん
髑髏-ドクロ-さん

ありがとうございます
新スレになって更新遅いですが楽しみに待っていて下さると嬉しいです

皆様へ。

いつも読んでくださってありがとうございます
実は今までの意見で感想スレを別にしてくださいやオーダーをしてみては?との声があったので勝手ながらオーダーをさせて頂きました


今後は感想などは感想板にお願いします
申し訳ありません

⏰:09/10/07 00:21 📱:SH06A3 🆔:S0wGLLD2


#13 [のの子]
 
ドクンッ

別れる?

笑ったままの口元‥
というか動けなくなった。
ドクン ドクン

「ねぇどうする‥?」


本当に寝ぼけてるの?
今更そんな疑問が浮かび上がる。

電話をする前に抱いていた不安がまた溢れ出す。

ドクンッ

「‥泣く‥‥かな‥」
.

⏰:09/10/07 00:43 📱:SH06A3 🆔:S0wGLLD2


#14 [のの子]
 
「泣いて泣いて‥空っぽになるよ、きっと‥」

まだ私の心臓は痛いくらい私を締め付ける。

怒ってるの?


「‥そっか。」

‥?

「っはぁ〜、なんか目覚めてきた。今何時?」

「えっ!〜っと8時ちょっと過ぎたとこだけど‥」

「8時か。よしっ今から会いに行くよ。」
.

⏰:09/10/07 11:03 📱:SH06A3 🆔:S0wGLLD2


#15 [のの子]
 
「えぇっ?!!!ちょちょちょっと待って!もう夜だし、今から来るとかっ‥」

「明日から夏休みなんだよ?大丈夫だよ。30分ぐらいで着くから。」

「でもぉっ!」

「じゃいつもの公園着いたら連絡するよ。後でね。」

プーップーッ

なんていう自分勝手‥

何よっもしもの話でも別れようとか言ったくせに。

私がどんだけ恐かったか知らないくせに。


‥‥だから会いに来てくれるの?
.

⏰:09/10/07 22:18 📱:SH06A3 🆔:S0wGLLD2


#16 [のの子]
 

‥‥‥‥‥‥バカ。

「もう化粧落としちゃったのにな‥」

そういいながら携帯の時間を見つめる。

30分後、彼に会える。

会いたい。

会いたい。

今すぐ会いたいよ。


バッ

立ち上がるとすぐクローゼットを開ける。

「何着よう‥」

.

⏰:09/10/07 22:22 📱:SH06A3 🆔:S0wGLLD2


#17 [のの子]
――――――

8:43

「はぁっはぁ‥」

「! 聡美っこっち。」

あっ‥

ベンチに座って手をあげたのは間違いなく竜二君だった。

「はぁっはぁ‥ごめんね、待った?」

「いや、大丈夫。俺こそ急にごめんね。」

「ん‥平気。」

なんかこうやって夜会うの初めてで‥ドキドキする。

もう7月半ばでも夜の風は蒸し暑さを少し和らげながら、私の髪を揺らす。
.

⏰:09/10/08 01:07 📱:SH06A3 🆔:RxX1q5SY


#18 [のの子]
 
黙り込む私を見つめて笑う竜二君。

「クスッ‥緊張してる?」

「‥ん、ちょっと‥」

だって本当に急だったからスッピンだし、服装だって結局ブラウスとショートパンツ。

制服以外で会うの初めてだったのにな‥

一方彼は髪もワックスつけてるし、服装もノースリーブにシャツを羽織って下はカーキ色のパンツとか履いちゃって‥‥

‥‥カッコイイ


なんか本当‥ドキドキする。

⏰:09/10/08 01:17 📱:SH06A3 🆔:RxX1q5SY


#19 [のの子]
 
あんな事言われた後だから余計なのかな。

「‥可愛い。」

そう言って竜二君は私の頭を撫でる。

キュンッ

髪の毛結ばなくて良かったぁ‥

そんな事を考えていると、竜二君が夜空を見上げる。

「冬もだけど夏も星がキレイだよねぇ。」

「そうだね。」

二人で見上げる夜空に星はたくさんあった。

でも今ここには私達だけしかいなくて‥

世界は狭く、広く感じた。.

⏰:09/10/09 14:28 📱:SH06A3 🆔:DZ30X4ks


#20 [のの子]
 
「竜二君‥‥」

「ん?」

「さっき、なんであんな事言ったの?」

「あんな事って‥もしもの話?」

そう、もしも別れようって言ったらの話。

「なんで言ったの?」

今の私の目に映るのは彼だけ。

「ん〜‥好きだから。」

竜二君は膝に頬杖をつきながら笑う。

⏰:09/10/09 17:39 📱:SH06A3 🆔:DZ30X4ks


#21 [のの子]
 
「好きだから、聡美の為ならなんでもするよ。」

笑いながらも私を見ないで何かを見つめる彼が、何を見てるか私もその先を見つめたけど、私には何も見えなかった。


「‥私も好きだよ。」

彼が何を見ているか何を思っているのかわからなくて、それしか言えなかった。


「せっかく会いにきたのに泣くなよ。泣き虫‥」

.

⏰:09/10/09 17:45 📱:SH06A3 🆔:DZ30X4ks


#22 [のの子]
 
「泣いてないもん‥」

私の目から零れた水を竜二君が温かい指でぬぐう。

『好きだから、聡美の為ならなんでもするよ』

なんでもの中にはきっと悲しい事も含まれている事が伝わってくる。

好きになる事はこんなにも温かく、冷たい。


「‥明日はどうするの?行くの?」

明日‥‥‥

「行かない。」
.

⏰:09/10/09 20:58 📱:SH06A3 🆔:DZ30X4ks


#23 [のの子]
 
「行かないの?彰きっと怒るよ?」

「別にいいもん‥」

そう言って私は竜二君にくっつく。

「行かない。」

行かないから

どこにも行かないから

離れないで‥

キュッとシャツの裾を掴む。

竜二君は笑いながら私の手を握るとコツンと肩が当たった。
.

⏰:09/10/09 21:06 📱:SH06A3 🆔:DZ30X4ks


#24 [のの子]
 
私いつからこんなに弱くなったんだろう?

少し前は一人でも大丈夫だったのに‥

私の身体はいつの間にこんなに竜二君に染まっていたんだろう‥

竜二君のくっついたままの肩が温かくなる。


「‥でも彰はたぶんずっと待つよ?聡美が来るまで‥」

ズキンッ

彰君‥‥
.

⏰:09/10/09 21:11 📱:SH06A3 🆔:DZ30X4ks


#25 [のの子]
 
彰君が私を待つ姿が頭に浮かぶ。

「‥行ってくれば?昼間も言ったけど俺なら大丈夫だからさ。」

「‥‥嫌じゃないの?」

ギュッと手に力を入れる。

「そりゃいい気分じゃないけど、大丈夫。」

力の入った手を竜二君の手が優しく包み込む。


『あの事』

それを知ってしまった私は、もう彰君をほっとけなくなってた。

私と似た彼は

一人ぼっちで

まだ俯いたまま‥
.

⏰:09/10/10 18:28 📱:SH06A3 🆔:7to.RVnE


#26 [のの子]
 
一度行ってみようと決めたけど、今更になって竜二君の気持ちや自分の愚かさを感じてきた。

私はずるい‥

竜二君の気持ちも彰君をも見て見ぬふりができない、ただの偽善者。


「間違ってないよ。」



「聡美は間違ってない。俺がついてるから大丈夫だよ。」
.

⏰:09/10/10 18:47 📱:SH06A3 🆔:7to.RVnE


#27 [のの子]
 
そういって彼が真っ直ぐ見つめていたのは
    私だった。


「本当に‥どこまで優しいの?竜二君は‥」

私が困ったように笑うと竜二君も笑った。



ありがとう
ごめんね

両方とも言えなかった。

知ってしまった罪悪感は
きっともう消せない。


.
「」

⏰:09/10/11 20:20 📱:SH06A3 🆔:gltkxid6


#28 [のの子]
竜二Side

次の日――――

チュンチュン チュン

どこにいるかわからない雀の声がうっすら聞こえる西岡家。


「あら、夏休み初日なのに早起きなんてどうしたの?」

「‥友達が来るから。」

キッチンで朝から何かを作っている母さんを横に俺は冷蔵庫を開ける。

「友達って彰君達?‥でもだからって早いんじゃないのぉ?まだ8時になるとこじゃない。」

ペットボトルの水をコップに注ぎながら俺は一瞬考える‥‥

「‥‥彼女もくる‥」
.

⏰:09/10/11 20:28 📱:SH06A3 🆔:gltkxid6


#29 [のの子]
 
「えっ‥‥」

母さんが固まったのを無視して水を一口飲む。

この匂い‥またケーキ作ってんのか。

「ちょっとあんた彼女いたのっ?!!」

母さんは俺の両肩を掴んで真っ直ぐと俺を見つめてきた。

肩痛い‥

「いたよ。悪い?」

「悪いわけないでしょ〜!まぁ言わないあんたは悪いけど‥そう〜‥彼女も来るのね。」

⏰:09/10/11 20:36 📱:SH06A3 🆔:gltkxid6


#30 [のの子]
 
「ならケーキ作っといて良かったぁ♪あっでも彰君達も来るんでしょう?じゃクッキーも作ろうかしら‥」

「彰と彼女しか来ないからケーキだけでいいよ。昼ぐらいに来るから。」

母さんがニコニコ‥いやニヤニヤと笑ってるのが嫌ですぐにソファに座った。

別に隠してたつもりはなかったし、今までそういう話題にならなかっただけだ。

まぁ今日、聡美が家に来るのはいいきっかけだったのかもしれない‥
.

⏰:09/10/11 20:45 📱:SH06A3 🆔:gltkxid6


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