ピンクな気分。U
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#126 [のの子]
「しねぇよっバカ。昇さんに勝てるわけねぇだろっ!」
なっなら良いんだけど‥
「二人って知り合いなの?」
昇さんがニコッと笑いながら私達を指差す。
でもなんだか作り笑いみたで、空気もあまり和やかではない気が‥
「高校が一緒なんです。」
「なるほどぉ。そりゃすごい偶然だ。と言うか運命?」
:09/10/25 22:34
:SH06A3
:wL13Kal2
#127 [のの子]
彰君はムッとして眉間にシワを寄せる。
運命だなんて大袈裟じゃ‥
私もつい苦笑いする。
「そんなくっついて二人は仲良しみたいだねぇ。」
ドキッ
そっそうだよ!いつまでくっついて
グッ!
「っ!‥彰君?」
慌てた私を見て彰君は私を包む手に力を入れてきた。
私の肩が彰君の胸に食い込む。
:09/10/26 00:47
:SH06A3
:gooTw2M2
#128 [のの子]
ドクン ドクン
さっきの事もあったせいか、彰君に抱きしめられてると思うと心臓が早く鳴る。
「まぁ仲良くやってますけど。」
「じゃもしかしてさとちゃん泣かしたの少年のせいだったり?」
っ!
昇さんはきっとそうなら彰君を怒るつもりなんだろうけど、実際は違う。
彰君は悪くない。
「俺のせいかはこいつに聞かないとわかりませんけど‥もしそうならちゃんと謝りますよ。」
.
:09/10/26 00:55
:SH06A3
:gooTw2M2
#129 [のの子]
「謝るって言ったってさとちゃんを守るお兄ちゃんとしてはそう簡単に許せないんだけどなぁ。」
「お兄ちゃんっ?!また適当な事言って‥俺達の問題なんですから口ださなくて結構です。」
彰君が昇さん横目にふんっと嫌みったらしく言う。
「カッチーン‥俺はさとちゃんのお兄ちゃんみたいなもんなんなのっ!急に現れたただの同級生に言われたくないしっ。ってかやっぱお前が泣かしたんだろ!」
「なっ!昇さんこそこんなチビにダボダボの服着させて変な趣味持ってんじゃないっすか?!ってかお前今日髪結んでたよなっ?‥まさかあんたこいつに変な事したんじゃっ‥」
「してねぇしっ!お前とは違って俺はちゃんと―‥」
‥‥どっどうすればいいの?
:09/10/26 11:43
:SH06A3
:gooTw2M2
#130 [のの子]
二人のペースに入れなくて止める事もできない私は、周りからの冷たい視線に気付かないよう彰君の胸に顔を隠す。
もう二人とも恥ずかしいからもうやめてよ〜っ!
「だいたいスノードロップの総長の昇さんとこいつがなんで知り合いなんですかっ?」
っ!
昇さんが話すのか気になって私も顔を上げて昇さんを見つめる。
「‥お前なんかに教えないしね。さとちゃんも教えなくていいからね?」
ニコッと笑う昇さんを見て私はほっとした。
.
:09/10/26 11:50
:SH06A3
:gooTw2M2
#131 [のの子]
でも彰君はさらに眉間にシワを寄せて昇さんを睨みだす。
「そう睨むなよ。昔と変わんないなぁ。」
‥っというか二人こそ知り合いなの?
「のっ昇さん、そろそろマジで行かないと亮さんが〜‥」
後輩さんが昇さんの顔を伺いながらそろりと二人の間に入る。
「時間も時間ですし‥彼女さんも帰らなきゃじゃ〜?」
ね?っと困った顔付きで私を見つめる後輩さんに言われて私も頷く。
.
:09/10/26 19:57
:SH06A3
:gooTw2M2
#132 [のの子]
もうすぐ時計の針は8時をさそうとしている。
さすがにもう帰らないと‥
「そうだね。じゃさとちゃんは俺が送る
「俺が送りますっ。」
彰君は私をさっと背中にまわすと昇さんの手が宙で浮いたまま止まる。
ガシッ
「彼が送ってくれるならもう安心ですねっ!ささっ早いとこ行きましょー!」
「えっちょっ!やだやだっ!俺送るって!」
.
:09/10/26 20:03
:SH06A3
:gooTw2M2
#133 [のの子]
後輩さんに掴まれて昇さんが遠ざかっていくのを私達は手を振って見送る。
「さとちゃんちゃんと連絡してっ!気をつけてねぇ!」
それだけ叫ぶと昇さんは見えなくなった。
「「‥‥‥‥ふぅ。」」
二人して一息つくと手を下ろす。
.
:09/10/26 22:52
:SH06A3
:gooTw2M2
#134 [のの子]
急に二人っきりになって私達はただボーッと立ち尽くす。
「‥昇さんと何してた?」
こっちを見ずに前を向いたまま彰君が話す。
「別にお風呂借りて話してただけだよ。」
「なんかされ
「されてませんっ。」
「あっそー。ならいいんだけど‥」
ポリポリと頭をかく彰君を横に私はまた小さなため息つく。
:09/10/26 22:58
:SH06A3
:gooTw2M2
#135 [のの子]
「私帰るね。ばいばい。」
彰君をチラッと見上げ軽く手を振りながら一本踏み出すと、すぐに彰君の手に捕まった。
「ちょっと待てよ。送るって‥」
「いいよ。彰君電車乗らなきゃだし。」
「俺は平気だから、送る。」
「‥大丈夫。」
「送るっ。」
キュッと彰君の手に力が入ったのがわかると、竜二君に掴まれた感覚が蘇る。
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:09/10/26 23:04
:SH06A3
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