ピンクな気分。U
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#176 [のの子]
聡美Side
「え゙ぇっ!!!本当にっ?いつっ?いつからっ?」
さっきとは逆転して今度は私が周りを気にせず大きな声を出す。
「‥昨日。」
桃は恥ずかしそうにモジモジ指をいじる。
「昨日っ?!なんでっ?どっちから?」
「えぇ〜‥フクから?いや私からかなぁ?わかんないよぉ。」
桃がピンクに染まるほっぺを膨らます。
昨日って‥神様ってなんて残酷なのよ。
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:09/11/04 19:33
:SH06A3
:iJ6lP1Dk
#177 [のの子]
私と竜二君が別れた日が親友の桃とフクの記念日になるなんて‥
あぁなんか気が遠くなる。
「聡美に言おうか悩んだんだけどぉ、親友だしフクとも相談してやっぱ言っとこうってなってぇ。‥ごめんね?」
桃が上目遣いで申し訳なさそうに手を合わせて謝る姿が、私にはまるで合掌されてるみたく感じた。
「あはは‥なんかこっちこそごめんだよぉ。でも良かったぁ♪本当良かったね♪」
:09/11/04 19:38
:SH06A3
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#178 [のの子]
うん。これは本当の気持ち。
「で、どっちからなの?♪」
私が見を乗り出して聞くと、桃は照れながら話してくれた。
「昨日ね、フクと二人で遊んでたの。でねっバーベキューの話になってね、そこ流れ星が見えてすごい星がキレイなんだってぇ♪」
ニコニコと幸せそうに笑う桃を見つめながら私はうんうん、っと笑いながら頷く。
「私が流れ星に願い事しようって言ってねぇ‥そしたらフクが去年俺もしたって言って〜♪」
昨日の事を思い出してるのか桃のほっぺがどんどんピンクに染まる。
:09/11/04 22:01
:SH06A3
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#179 [のの子]
「へぇ〜♪フクってロマンチストなんだ。」
流れ星に向かって手を組むフクを想像して私はクスクス笑う。
「あっでもフクだけじゃなくてみんなでしたらしいよぉ?それでね‥」
みんなで‥
その時、竜二君は何をお願いしたんだろう?
彰君も何を願ったのかな‥
「何をお願いしたのって聞いたら〜‥」
桃がニヤニヤしながら私をじっと見つめる。
?
「『桃が俺の事好きになりますように』だって〜!!♪もう恥ずかしくないっ?そんなの願っちゃうなんてかーわーいーいー♪♪」
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:09/11/04 22:08
:SH06A3
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#180 [のの子]
「うそぉ!それってじゃぁフクも去年の夏から桃の事が好きだったって事?」
「そうっ!そうなのぉ♪で、私が『そのお願い事叶ってるよ?』って‥うわ〜っ私もかなり恥ずかしい事言ってるよねぇ。」
桃がほっぺに手をあてて恥ずかしそうに俯く。
全く二人して可愛いなぁ。
「おめでとう、桃。」
私が桃の頭を撫でると桃は照れるように笑った。
昨日の私はどん底に落とされたような気分だったけど、こんなにも幸せそうな笑顔を見ると私の心が温まる気がした。
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:09/11/04 22:16
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#181 [のの子]
――――――
「あれ?今日は帰りが早いのねぇ〜‥」
家に着くとリビングでお母さんが洗濯物を畳んでいた。
「昨日帰り遅かったから今日もかと思った。」
う゛っ‥
「だから昨日はごめんなさいって謝ったじゃーん。」
バッグを起くと私は冷蔵庫を開けてお茶を出す。
「全くっ‥お母さんが心配するのわかってるでしょう?だいたいあんたはっ
♪〜♪〜♪
お母さんが愚痴り出すと同時に私の携帯が鳴り出した。
:09/11/04 22:23
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#182 [のの子]
この曲は電話っ?助かったぁ〜♪
「ごめんねっ。電話だから〜‥」
そう言いながらお茶の入ったグラスと携帯を手に自分の部屋へ向かう。
「あっ逃げないのっ!」
お母さんの声から逃げるように私は階段を上って慌てて部屋にはいる。
♪〜♪〜♪
相変わらず鳴りつづける携帯。
「ふぅ〜っ‥誰だろ?」
携帯を開くと彰君の名前が表示されていた。
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:09/11/04 22:28
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:iJ6lP1Dk
#183 [のの子]
ん?どうしたんだろ?
ピッ
「もしもし‥?」
「何してんの?」
唐突だなぁ‥
私は小さな丸いテーブルにお茶おいて床に座る。
「今はぁ〜床に座ってクーラーをつけようとしてるとか?」
「なんだそれっ。」
ピピッ
クーラーのスイッチが入るとモワンッとした生温いクーラー独特の匂いが流れ出す。
:09/11/04 22:35
:SH06A3
:iJ6lP1Dk
#184 [のの子]
「彰君こそ何してんの?」
「俺?俺は〜クーラーつけて扇風機つけてる。」
ぷっ‥
「なにそれぇ。私以上じゃない?」
「だって今日超暑いし。」
彰君てエコとか絶対できなさそう‥そんな事を思うとまた笑ってしまった。
「何笑ってんだよ?」
「いや、さすが彰君だなぁって‥」
聞こえないように口を押さえながらクスクス笑う。
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:09/11/04 22:41
:SH06A3
:iJ6lP1Dk
#185 [のの子]
「っというか何か用があって電話してきたんじゃないの?どうかした?」
私はお茶を飲みながら部屋に飾られたカレンダーを見る。
「いや、別に‥暇だったから?」
「暇って‥ってあれ?‥‥‥あぁっ!」
「っっ!?なんだよ、急にっ!」
「すっかり忘れてたぁ〜!私明々後日補習だったんだぁ。」
カレンダーには赤い時で大きく補習と書かれている。
なんか私ついてないなぁ‥
「勉強してんのかよ?」
.
:09/11/04 22:53
:SH06A3
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