ピンクな気分。U
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#190 [のの子]
 
「えっなんか変な音が‥」

バーンッ
『ってぇー‥!このっ‥』
『オラッ!』

「ちょっ大丈夫ですか?」

これは完全にそっち喧嘩真っ只中ですよね?

「大丈夫だって〜。これでも俺強いんだよぉ?だって俺総長だもーんっ♪」

ドスッ
『うっ‥‥』

いやいやそういう事ではなくっ!ってかずっと鈍い嫌な音するんですけど〜!
.

⏰:09/11/05 23:33 📱:SH06A3 🆔:fH9jZASQ


#191 [のの子]
 
「おっお取り込み中ならまたかけ直しますっ!」

「えっ?そっか‥さとちゃんに失礼だよね。りょーうっ!俺ちょっと電話してくるねぇ。さとちゃんからなんだぁ♪」

「わかった〜。オラッ!さとちゃんによろしく〜。」

昇さんが言う亮って人は副総長の高橋亮さん。

亮さんにも昔かまってもらったりしてたな。

「‥あの〜なんか急に電話しちゃってすみませんでした。」

「だから大丈夫だって。はぁっそれより昨日はあの後大丈夫だった?」

少し息切れをする昇さん。

「はい。大丈夫でした。」

⏰:09/11/05 23:43 📱:SH06A3 🆔:fH9jZASQ


#192 [のの子]
 
「なら良かった。今日何してたの?」

「えっと友達と会ったり色々です。」

へぇっと笑う昇さんは他にも色々質問してきた。

「今日何時に起きた?」
「ご飯食べた?」
「明日の予定は?」‥‥

なんでこんなに質問するんだろうと思ってると、

「そっか。大丈夫そうだね。」

その言葉ですぐにわかった。

心配してくれてるんだって。

⏰:09/11/05 23:50 📱:SH06A3 🆔:fH9jZASQ


#193 [のの子]
 
「心配かけてしまったみたいですみませんっ。あの今度洋服返しに行きますね。」

「いえいえ♪俺頼られるの嫌いじゃないから。」

さすが総長。

「亮もね、さとちゃんに会いたがってたよ。声も聞きたいって‥今度は三人で会おうよ?きっと楽しいからさ。」

胸のモヤモヤが晴れて暖かくなるのを感じる。

「はい‥」

それじゃ戻るね、と言って昇さんと短い電話は終わった。
.

⏰:09/11/05 23:56 📱:SH06A3 🆔:fH9jZASQ


#194 [のの子]
 
さっきまであった胸のモヤモヤはきれいになくなっていた。

心配してくれる人がいるのは幸せものの証だ。

お母さんやお姉ちゃんはもちろん、桃とフクも言おうかすごい悩んでくれたと思う。

竜二君がいなくなった寂しさや悲しみは、たぶん誰にも埋められない。

でも私は一人なわけじゃない。私を想ってくれる人はたくさんいる。

‥きっと彼もそうなんだろうな。

カチッ カチッ

♪〜♪〜♪

「もしもし?」

「あっ彰君?何してるの?」

⏰:09/11/06 10:55 📱:SH06A3 🆔:0DrbgGt6


#195 [のの子]
彰Side

聡美からかかってきた電話は得に対した内容じゃなかった。
まぁ日常会話ってやつ?

でもなんだかんだずっと話がつきなくて、結局もう1時間は電話してる。

「そうなんだぁ。私はあんま好きじゃないかも。」

「えっあいつら面白いじゃん!」

「うーん‥だったら最近出てきたアップダウンの方が好きだな♪」

「あぁ〜。あいつらも面白いけどさぁ‥」

1時間も電話して話してるのは最近のお笑いの話。

くだらない。

くだらないけど、今までこんなに話さなかった分意外に楽しかったりする。

⏰:09/11/06 19:06 📱:SH06A3 🆔:0DrbgGt6


#196 [のの子]
 
聡美の事を全然知らなかったって事でもあるけどね。

「なんか話つきないね。」

聡美がクスクス笑う。

「確かに‥今まであんまこういう話しなかったしな。」

「だよねっ。なんでだろ?」

そりゃお前には竜二がいたからだろ。

なんて言いたくなったのを我慢して俺もなんでかねぇ、っと笑う。
.

⏰:09/11/06 19:14 📱:SH06A3 🆔:0DrbgGt6


#197 [のの子]
 
「私達って知ってるようで何も知らなかったみたいだね。‥ちょっと寂しい。」

寂しいとか言いながら聡美はまたクスクス笑う。

「ん〜‥まぁ人間関係ってそういうもんだろ。知られたくなかったら話さない‥秘密は誰でも持ってる。」

「‥そうだよね。」

そう言う聡美の声はどこか寂しそうなのがわかった。



「どうかした?」

「えっ‥う〜ん。彰君の秘密って何かなぁって思って。」

⏰:09/11/06 22:06 📱:SH06A3 🆔:0DrbgGt6


#198 [のの子]
 
‥‥秘密か。

頭に浮かぶの真琴のこと。

でも俺の秘密をこいつに話してどうなるんだろう?

俺の真琴への気持ちは何も変わらない。

あえて変わるというなら、こいつが俺に同情の目を向けるようになるぐらいだ。

「‥‥教えたくない。」

教えないんじゃなくて、教えたくない。

そんな言葉が出てきた。

「そっか。」

‥案外あっさりだな。

しつこく聞かれるかもしれないと思ってた俺に、聡美はそれ以上聞いてはこなかった。

⏰:09/11/06 22:14 📱:SH06A3 🆔:0DrbgGt6


#199 [のの子]
 
何考えてんだこいつ‥

「お前は秘密あんの?」

聡美に秘密ってほどの何かがあるようには感じなかったけど、質問を仕返してみた。

「私っ?私か〜‥秘密にはしてないんだけどね、話してない事はあるんだぁ。」

それが世にいう秘密じゃねぇの?

「じゃ秘密にしてないなら教えてよ。」

俺はちょっと笑いながら聡美をからかうように言う。

「えぇ〜‥うーん‥たぶんこれ聞いたら彰君暗くなるよ?」

⏰:09/11/06 22:23 📱:SH06A3 🆔:0DrbgGt6


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