ピンクな気分。U
最新 最初 全 
#382 [のの子]
幸せだった。
初めて本当に人を
好きになったから‥
真琴は教えてくれたんだ。
俺に大切な事を
ドクン
「お前には‥全部を話そうって‥思ってる。」
ドクン
「‥俺達が出会ったのは―――――――」
.
:09/12/13 20:35
:SH06A3
:3Cqu6DA.
#383 [のの子]
二年前の春――――
バァンッ
「ってぇな!!何すんだよっ?!」
「あんた邪魔‥ウザい。」
ドスッ
この頃の竜二は俺から見ても荒れてた。
中学生のくせに髪染めるし、すぐ喧嘩するし、俺巻き込むし‥
もう目つきが今と違ってた。
俺に触んな.近づくな
そんな目つきにどす黒いオーラがあった。マジで‥
.
:09/12/13 20:43
:SH06A3
:3Cqu6DA.
#384 [のの子]
ドスッ
「いっ‥ゴホッやめっ‥」
ほら、こうやって気にくわない奴捕まえてボコボコにしちゃう問題児。
「はぁ‥‥」
「何?混ざりたいの?」
俺の小さなため息が聞こえたのか不運な相手の腹に足を乗せたまま竜二が振り返る。
そんな目つきで俺を見つめんなっつーの。
「‥つまんねぇー。もう帰ろう?」
「‥‥うん。」
.
:09/12/13 20:54
:SH06A3
:3Cqu6DA.
#385 [のの子]
こういうとこはまだ素直なんだよな。
スッと足をどけると竜二は地面にうずくまって転がる相手に小さくごめんね?と呟いてニコッと笑う。
殴ってごめんね‥
いやいや違うからっ。
『最後までやってあげられなくてごめんね』だから。
こわっ‥
「彰っ待ってよ。」
「早く来いよぉ。」
.
:09/12/13 21:04
:SH06A3
:3Cqu6DA.
#386 [のの子]
そう言ってもやっぱ俺達は中学生で学校も行って、勉強もやってた。
まぁそこは今と変わらない。クラスにも友達だっていたし?
違うと言えば俺なんかよりも竜二が喧嘩してたって事ぐらい。
でも竜二は学校が好きでよくまだ帰りたくないなぁって言ってた。
「彰、俺家庭教師つけられた‥」
「はっ!?」
久しぶりに真っ直ぐ帰っている帰り道、竜二がムスッとしながら話し出す。
:09/12/13 21:13
:SH06A3
:3Cqu6DA.
#387 [のの子]
「家庭教師だよ。受験あるから勉強しろって‥最悪。」
「ぷっはははっ!マジかっ!面白そうでいいじゃん。」
竜二が俺を睨む。
「どこがだしっ!ただ俺に早く帰る理由を作りたかったんだよ‥早く帰ったっていないくせに。」
「はいはい。別に隼人さんとかいんだろ?」
「まぁ‥兄貴だけならいいんだけどね。」
「あぁ彼女連れて来るんだっけ?」
.
:09/12/13 21:47
:SH06A3
:3Cqu6DA.
#388 [のの子]
「うん‥」
「別にいいじゃん。ってか家庭教師っていつから?」
「今日。」
「今日っ?!今からって事か?」
「そうだよ。だから真っ直ぐ帰ってんだろ?」
竜二は大きなため息をつく。
「今日は兄貴もいるから帰らないと‥」
.
:09/12/13 23:15
:SH06A3
:3Cqu6DA.
#389 [のの子]
竜二の兄貴、隼人さんは優しいし面白いし頭も良い。
自慢の兄貴の隼人さんの事になると竜二も丸くなって大人しくなる。
「ふーん。じゃ俺も家庭教師っての見に行くかな。」
「はっ?勘弁してよ。」
「家庭教師って男?女?いくつ?」
俺がニヤニヤすると竜二も笑い出す。
「残念っ。高校二年の健全な男だよ。」
げっ‥なんだ〜。
.
:09/12/13 23:24
:SH06A3
:3Cqu6DA.
#390 [のの子]
「そいつお前にやられないといいな。」
「‥‥気が会えばいいんだけどねぇ。」
竜二が欠伸をする。
「今日来んの?」
「んー‥行くっ。おばさんのケーキをいただきに。」
軽くおばさんのケーキを食べたら帰ろう。
そんな気分で俺達は竜二ん家に向かった。
.
:09/12/14 12:54
:SH06A3
:XKyQ8onI
#391 [のの子]
――――
「あっお帰りなさい。ちゃんと帰ってきて偉いじゃなーい♪」
「ちょっいいから。」
おばさんが竜二の頭をクシャクシャに撫でる。
「でも彰君までどうしたの?」
「おばさんのケーキ食べたくて来ちゃいました。」
ニコッと笑う。
「あぁ、それなら冷蔵庫にあるから食べて?私これからまた出掛けなきゃで‥お兄ちゃんもう少ししたら帰ってくるから。」
おばさんは慌ただしくあっちこっちを行き交う。
「初めて家庭教師来る日にいないのっ?」
竜二が眉間にシワを寄せる。
:09/12/14 20:44
:SH06A3
:XKyQ8onI
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194