ピンクな気分。U
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#620 [のの子]
また亮さんが耳打ちしてくれた。
集会?そんなのあるんだ‥
『危なくない?』
「あぁ、大丈夫だよ。ただ他の族と話すだけだから。」
亮さんの優しい笑顔にほっと安心する。
「真琴今日もバイト?」
うん、と頷く。
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:10/03/21 21:09
:SH06A3
:Bt1lxJU2
#621 [のの子]
現在の時刻、16時26分。
夜じゃない今の昇さん達は制服で、学校帰りの普通の不良っぽい高校生。
時々三人こうやってまこ姉を待ってたりする。
「キングリーの事話したかったのになぁ。もうすぐだし‥」
昇さんがうーん、と首を曲げる。
「あっさとちゃんメールしてみてよ〜。そしたらあいつ絶対来るし♪」
えっ!
「今回だけっね?」
昇さんが両手を合わせてお願いしてくる。
:10/03/21 21:19
:SH06A3
:Bt1lxJU2
#622 [のの子]
たぶん私がメールすればまこ姉はすぐ来てくれるだろうけど‥
『その後どうなっても知らないよ?』
「え?平気平気〜♪」
手をヒラヒラ揺らす昇さんを横に私はメールを打つ。
30分後、まこ姉は公園に来てくれた。
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:10/03/24 19:44
:SH06A3
:m9iHNUa2
#623 [のの子]
「聡美連れてなにやってんの?」
まこ姉は昇さん達を呆れた目つきで睨む。
「真琴が最近つれないからさ、さとちゃんを勧誘してたの♪」
「はぁ?冗談よしてよ。」
三人用のブランコの前でまこ姉は立ったまま腕を組む。
「冗談はいいから本題に入ろうよ。」
亮さんがタバコの煙りを空に向かって吐く。
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:10/03/24 19:50
:SH06A3
:m9iHNUa2
#624 [のの子]
「本題って何?」
「ん〜‥実は今度キングリーがあるんだよねぇ。で、お前も参加してねって話。」
まこ姉の眉間にシワがよる。
「嫌に決まってんじゃん。」
「ダメ〜。これは命令だからねぇ♪」
まこ姉とは反対に昇さんはニコニコ笑う。
「やだってば!私がそういうの好きじゃないの知ってるでしょ?」
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:10/03/24 19:55
:SH06A3
:m9iHNUa2
#625 [のの子]
「だから命令してんじゃん。お前だってスノードロップの上に立つ存在ならそれなりの行動しろ。」
亮さんがまこ姉を見つめる。
想像以上の空気の重さに私はじっとその場で固まる。
「ムカつく言い方‥」
ふっと鼻で笑うまこ姉に、昇さんが立ち上がって目の前に立つ。
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:10/03/25 01:12
:SH06A3
:t5AGYcKM
#626 [のの子]
「場所は前と同じ所‥バレないはずだよ。お前のもう一つの顔を汚す事はない。」
まこ姉は学校では普通の女子高生として過ごして、夜のスノードロップでは黒蝶の名前を持つ。
その二つの真逆の仮面を被る生活が、どこか私の心を満たしてくれる‥
前にそんな事を口にしていた事を思い出す。
「頼むよ、お前もスノードロップの仲間だろ?」
優しく笑う昇さんをじっと見つめるまこ姉。
「‥‥はぁ、総長に頼まれちゃ行くしかないか。」
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:10/03/25 01:22
:SH06A3
:t5AGYcKM
#627 [のの子]
「おっ珍しく素直じゃ〜ん♪いつもこうなら可愛いのにね、真琴ちゃんっ♪」
昇さんがまこ姉の頭をクシャクシャ撫でる。
「ちょっ、もう!やめてよね。ぶっ飛ばすよ?」
「恐い事言わないのー。」
そんな事言いながらまこ姉はクスクス笑っていた。
やっぱ仲いいなぁ〜
私もニコニコして見つめる。
:10/03/25 20:08
:SH06A3
:t5AGYcKM
#628 [のの子]
「本当真琴にしては珍しく素直で恐いな。」
亮さんもタバコを手に笑う。
「なんか最近若い子達に影響されてるのかも。私も純粋で可愛らしくなってきたでしょ?」
首を傾げるまこ姉は確かに可愛い。
「いいなぁ♪俺も若いエキスがほしいよぉ〜。」
「ってか高校生がいう言葉じゃねぇだろ。」
『生徒さんの影響?』
私がノートを見せるとまこ姉はニヤッと笑う。
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:10/03/25 20:15
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:t5AGYcKM
#629 [のの子]
「なんかあいつら面白いんだよね〜。でもちょっとめんどくさい所もあるんだけど‥」
何かを思い出してクスクス笑うまこ姉。
「からかって遊んでんな?」
「遊んでないしっ。なんか私には持ってないモノ持ってて‥ちょっとこの子を見てたいなーって思う。」
「うわぁっ年下なんてやめとけ〜。俺が許さん!」
昇さんがフンッとそっぽを向く。
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:10/03/25 20:20
:SH06A3
:t5AGYcKM
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