好きだとか.BL◆
最新 最初 全 
#1 [B]
:09/10/10 22:47
:SH904i
:x2GhmHdA
#2 [B]
「あっ、あ‥あのっ」
待て
「俺っ、〜て言うんだけどさっ」
待て
「い、いきなり‥呼び出してごめんなっ」
言うなよボケ
「日向(ヒナタ)のこと‥好き。」
あ〜あ
顔真っ赤にしちゃって
ありえねーだろ
:09/10/10 23:01
:SH904i
:x2GhmHdA
#3 [B]
「ごめんなさい‥えっと」
名前何だっけ?
そんなこと下を向いて考えてたら
「‥っ、いやっ!そんな顔すんなよっ、ごめん、ありがとっ」
は?
顔を上げると俺を呼び出した
‥ナントカ君が走り去る後ろ姿を
間抜け顔で見つめる
:09/10/10 23:14
:SH904i
:x2GhmHdA
#4 [B]
はああああああっ?!
勝手に完結してんなっつーの!
いやいやっ
断じて付き合う訳じゃねーけどもっ!
俺(日向 類・ヒナタルイ)
今月何回目の告白をされたでしょうか?
:09/10/10 23:36
:SH904i
:x2GhmHdA
#5 [B]
両手ぐらいはあるなっ
なんだよ俺
あれじゃね?ほら‥モテ期だ!!
「ほー、羨ましいなあ」
「‥っ!透!てか、なんだよ
何が羨ましいんだよ」
「俺だったらそんなもんリボン付きで
プレゼントされたってお断りだな」
「だからなんだよ」
:09/10/11 00:09
:SH904i
:ZZug4ofk
#6 [B]
「告られてんの全員男」
「‥俺だってウンザリだ」
なんでこいつ(雪野 透・ユキノトオル)は
俺の考えがわかるのか不思議だ
「あほ」
ふわりと笑い透は俺の頭をポンと叩いて
スタスタと先に行ってしまった
:09/10/11 00:20
:SH904i
:ZZug4ofk
#7 [B]
さて
足のながーい俺の先を行く
王子様の話しをちょびっとだけしよう
透はモテる
入学式の日告られてる透を見たっけ
まあ誰もが認める男前なわけです
:09/10/11 00:35
:SH904i
:ZZug4ofk
#8 [B]
俺の身長が165cm(今から伸びる)で透は178cm
隣に並ばないでいただきたいね
クラスが同じで
告られてた現場みてたからさ
「あっ」て指差しちゃって
友情が芽生えちゃって
今にいたるわけ
:09/10/11 00:47
:SH904i
:ZZug4ofk
#9 [B]
まあ
モテるモテるって言ってもさ
ここ男子校(聖蘭学園)なんだけどね
透‥宝の持ち腐れだな!笑
同棲愛とかやっはあるんだなー
とか最初は思ってたけど
慣れるってこわい
イチャコラしてる野郎達を見ても
どーとも思わないし
お幸せになって感じだ
:09/10/11 18:27
:SH904i
:ZZug4ofk
#10 [B]
つーか透、歩くの速いんだよ
悔しいからそんな事言わないけど
「お前の足が短い」とか前に言われて
俺は傷ついたんだからなっ
「ひーなたっ」
「うわっ」
いきなり後ろから抱きつかれ
すっぽりとその人の体に
収まってしまう俺ってどーなの
:09/10/11 18:38
:SH904i
:ZZug4ofk
#11 [B]
「先輩、いきなり抱きつかれると
ちょっとビビるんで止めて下さい」
「んー」
スリスリと俺の頭に顔を押し付ける
はあ‥聞いちゃいないよ
この人は(仲澤 雅紀・ナカザワマサキ)
先輩
透の兄ちゃんの友達で
仲良くしてもらってるんだけど
だけども
「ちょ!先輩っ!」
グイッと顔を上げさせられ
覗き込むよーにしてまじまじと
俺の顔を見る先輩
近い近い近いっ!!
:09/10/11 19:01
:SH904i
:ZZug4ofk
#12 [B]
「ちょっ、せっ、先輩っ!」
うわあああ
キスされるっ
−‥ドンッ
あれ?
「何してんの、雅」
透だ
パニクっている俺は透の腕の中にいた
:09/10/11 23:45
:SH904i
:ZZug4ofk
#13 [B]
「日向が可愛くてさ、ついっ」
そう言うと先輩は俺の目線まで
しゃがんで人なつっこそうにヘラッと笑う
は、はあ
ついですか
「ちゅ」
‥へ?
今ほっぺに
ほっぺに
チューされた?
:09/10/11 23:55
:SH904i
:ZZug4ofk
#14 [B]
「またね、類」
ええええーーー!
なんなんだよ先輩っ!
先輩なりの別れ際の挨拶とか?
確かに日本人離れした顔立ちだけどさっ
ゴシゴシゴシゴシ‥
ん?
「何してんの透?」
「ばい菌拭いてんの」
:09/10/12 00:07
:SH904i
:OISQpL3Q
#15 [B]
ばい菌って‥
なんか機嫌悪いし
「大丈夫だよ、いつも先輩からは
からかわれてるから」
「いつも?」
あれ
眉間にシワ
「今日のは焦ったけどさ、きっと
先輩の勘違いだな!」
「‥はあ」
:09/10/12 06:52
:SH904i
:OISQpL3Q
#16 [B]
「どーゆー勘違いなんだよ」
こっちが聞きたいわ
何だよ
何でそんなに機嫌悪いんだよ
何があったか知らないけど
俺にあたるなってんだ
「こえーよ、眉間にシワ
俺が気にしてないからいいだろ、な?」
人差し指を透の眉間におき
ちょっと笑ってみせた
俺はお前の方が心配なのに
:09/10/12 20:25
:SH904i
:OISQpL3Q
#17 [B]
ぎゅっと手を透に掴まれ
「俺が心配なんだよ」
いや
だから心配っつーのは
俺の台詞だからね
―‥ぎゅっ
へ?
「とー‥る?」
「‥‥‥‥」
:09/10/12 20:40
:SH904i
:OISQpL3Q
#18 [B]
呼ばれたら返事だろーがっ!
何だよっ
俺どーしたらいーのっ?
両手がわたわたしてるんだよっ
「類‥」
ん?
「好きだ」
好きだ?
:09/10/12 20:47
:SH904i
:OISQpL3Q
#19 [B]
え
えーと
何言ってんだこいつ
俺ふつーに女の子好きだし
いや、透が嫌いってことじゃねーけど
むしろ好きだし‥って
いやいやいや!そーゆー意味じゃなくっ!
ありえないっていうか
どうしようどうしようどうしよう
頭ん中ゴチャゴチャでわかんねーよっ
:09/10/12 21:04
:SH904i
:OISQpL3Q
#20 [B]
透にぎゅっと更に強く抱きしめられて
俺は思考回路を自動的に切ってしまった
うん
「透‥帰ろう」
これは何かの間違いだ
「類」
「離して」
「類」
「離して」
「‥‥」
透の抱きしめる力が増す
:09/10/12 21:15
:SH904i
:OISQpL3Q
#21 [B]
‥―嫌だ
「離せよっ!!」
すっぽり透の体に収まるから
強く抱きしめられると
俺は透の体の中に入っていっちゃうんじゃないかって
そして全身に響く透の声が
優しすぎてこわかった
:09/10/12 21:30
:SH904i
:OISQpL3Q
#22 [B]
俺は力いっぱい透を突き飛ばし
体が離れた
「‥はあ‥はあ」
ああ
酸素が少なかったんだ
だから俺あんなパニクってたのか
考えろ考えろ考えろ考えろ
「‥類」
大袈裟にビクッと肩がはねる
:09/10/13 08:48
:SH904i
:OUNWXXj.
#23 [B]
下を向いたまま動けない
「‥な、に」
頭に手を置かれ
ぐいっと顔を上げさせられた
‥―っ
「また明日な」
ポンポンと優しく頭を叩かれて
透が階段をおりて行く後ろ姿を
ただただ見ていた
:09/10/13 09:12
:SH904i
:OUNWXXj.
#24 [B]
緊張が一気に無くなり
ヘナヘナと廊下に崩れる落ちる
そりゃあもう言葉通り
ヘナヘナのふにゃんふにゃんにだ
「はあ‥なんつー顔してんだよ」
今まで見た事のない
痛々しい透の笑顔が頭から離れなかった
:09/10/13 09:23
:SH904i
:OUNWXXj.
#25 [B]
ああ
清々しい朝
澄み渡った空
眩しい朝陽
そして‥俺
ずううぅぅぅーんっ
重い、重すぎる
透は俺が好き?
俺は?
俺は‥
:09/10/13 11:08
:SH904i
:OUNWXXj.
#26 [B]
―‥グイッ
うわあっ!
「ひーなたんっ、おはよー」
「あ‥はよーございます」
「あっれー、元気ないねー?」
「ははっ‥ちょっと寝不足で」
だから、いきなり後ろから
抱き着かないで下さい仲澤先輩
俺のビクつき具合は今半端ないんですよ
:09/10/13 11:20
:SH904i
:OUNWXXj.
#27 [B]
そーいや仲澤先輩と絡んでてから
透の機嫌悪くなってたよなー
‥‥‥‥‥。
仲澤先輩にキスされそーになる
↓
透登場!(俺パニクってる)
↓
仲澤先輩からほっぺにキスされる
↓
透(機嫌悪い)
↓
透は俺が好き
↓
やきも‥ち?
:09/10/13 11:33
:SH904i
:OUNWXXj.
#28 [B]
やきもち?
いや、自惚れるな俺
確かに好きって言われたけど
「何ブツブツ言ってんのー?
俺も知りたーいっ」
お前だああああああ!
元凶がヘラヘラ笑わない!
昨日どれだけ大変だったか
わかんねーだろっ!
とりあえずちゃんと言おう
これは俺のせいでもあるんだ‥し?
:09/10/13 11:43
:SH904i
:OUNWXXj.
#29 [B]
背中にのったままの先輩を
気にしないで歩き出し
俺は言いました
「仲澤先輩」
「んー?」
「昨日みたいなのやめて下さいね
ほら、誤解されたりするじゃないですか」
「昨日みたいなのってー?」
「‥ほっ、ほっぺに」
チラッと横を向くと
仲澤先輩の顔が俺の目の前まで
うわああああ
近い近いっ!
「ほっぺに?」
:09/10/14 11:01
:SH904i
:BQ8Zp5PQ
#30 [B]
仲澤先輩‥すっごい悪いお顔になってますよ
とぼけたって駄目なんですからね
これは仲澤先輩のせいでもあるんだから
でも、言い慣れてない二文字の言葉が
なかなか言えない、うわー顔熱い‥
「日向、ほっぺに何ー?」
「‥‥きっ、キスとかしないで下さいっ」
「ぷっ 笑」
「わ、笑い事じゃないですっ!!
先輩モテるんだから、そっ、そーゆーのはちゃんとっ」
―‥ちゅっ
‥‥‥‥‥‥‥へ?
:09/10/14 16:32
:SH904i
:BQ8Zp5PQ
#31 [B]
「よく言えました」
耳元で囁かれカッと顔が熱くなる
―‥バシッ!
「いってえーっ!‥て、恭!」
「やめろ、アホ」
あ‥恭弥先輩
俺を助けてくれたこの人は
雪野 恭弥(ユキノキョウヤ)先輩
そーなんですっ、透の兄ちゃんなのです
俺の憧れ的存在なんだよ
仲澤先輩は鞄で叩かれたのか
おしりをさすりながら
俺をやっと解放してくれた
:09/10/14 17:51
:SH904i
:BQ8Zp5PQ
#32 [B]
くっそう‥2回もされた
女の子からもまだなのに
ゴシゴシと左頬を擦りながら考えていると
「類、大丈夫か?」
だっ、大丈夫じゃないっ!
そう思ったけど優しい恭弥先輩が
神様みたいに見えたから
俺はコクンと頷いた
「こいつ連れてくから、ごめんな
」
「え〜、日向と遊んでたのにー」
コクンコクン
どーぞどーぞ、どこへでも
連れてっちゃって下さい
「じゃあ透、類またな」
コクンコクン
‥‥透っ!?
:09/10/14 18:09
:SH904i
:BQ8Zp5PQ
#33 [B]
後ろを振り向くと
やっぱり透が立っていた
え‥えーっと
昨日の今日だし
俺、透に会う心の整理がまだっ
ってもう会っちゃってるから
え‥ええっ?こっ‥
こんなの不意打ちだあああっ
落ち着け俺、普通に‥普通に‥
まず朝だし挨拶だよね、うん
「お‥おはよう、透」
俺のバカ
全然普通じゃないじゃんか
透の顔が見れない
:09/10/14 21:08
:SH904i
:BQ8Zp5PQ
#34 [B]
「‥‥‥」
あ‥れ?
いつもなら俺の名前呼んで
お前のほうが先に言うじゃんか
なんだよ、挨拶ぐらいしろよ馬鹿透
「教室‥行こうぜ」
そう言って俺はスタスタ歩き出す
:09/10/15 19:40
:SH904i
:JdjQBFYg
#35 [りく]
:09/10/16 00:46
:SH905i
:XF.mmoDg
#36 [B]
>>りくさん.
感想板のところに
お返事レスしてます^^
------------------------------
もーしらね
俺ばっかり昨日から考えてバカみたいじゃん!
そーだっそーだっ
とか言い聞かせて
俺は難問を放棄した
願わくばこのまま何事もなく
今日が終わりますように
俺の事好きとか勘違いでありますように
透‥俺とお前は友達だろ?
:09/10/16 13:49
:SH904i
:3Htp2rSA
#37 [B]
はあ、よかったもうすぐ教室だ
透は話しかけてこないし
今日は一日こんな感じだろうなあ‥
‥―グイッ
「うわっ‥とっ、とーるっ?!」
不意に左腕を掴まれ
よろける俺を気にもせず
グイグイ引っ張って行く透
速いよっ、足絡まるっ、俺はお前みたいに
足長くないんだってばっ
転ばないよう必死についていく
:09/10/16 17:58
:SH904i
:3Htp2rSA
#38 [B]
どこ行く気なんだろう
透を何度か呼んだけど、振り向いてもくれなくて
ちょっと恐い
悲しいな‥なんかへこむ
俺、はぐらかして逃げたみたいになってたよね
怒ってるのかな、怒られるのかな
あ、でも今は
喋ってくれないよりいいや
腕が痛いけど、ちょっとだけ我慢しよう
:09/10/18 07:03
:SH904i
:OaG7bRzw
#39 [B]
透の足が止まり、ヒュッと風が吹いた
連れて来られたのは屋上だった
透は俺の方を向き、目が合ったけど
俺はパッと下を向いてしまった
視界に入ったのは
透の腕が俺から離されたこと
腕にズキンと鈍い痛みが残る
それは俺の心にも
:09/10/19 08:36
:SH904i
:L1Ahuz1k
#40 [B]
「キスして」
「‥は?」
顔を上げた俺は間抜け面だろうね
いいんだよ、普段とどうせ
あんまり変わらないと思うからさ
「アホ面」
あ、つっこむんだそこ
透にもわかるんだ
よかったよかった
普段はもう少しまともな
顔なんだね俺
:09/10/19 08:53
:SH904i
:L1Ahuz1k
#41 [B]
「雅にはしてたじゃん、キス」
そう言って俺が逃げないように
透から両手を掴まれ緊張が走る
「‥あっ、あれはしてたんじゃなくて
されてたんだよっ!」
必死になって答える俺に
透の顔が近付いてくる
「どっちでも一緒」
「‥っ」
あと少しでも動いたら
俺と透の唇が触れそうな距離
:09/10/19 09:14
:SH904i
:L1Ahuz1k
#42 [B]
「おっ、おいっ、近いっ‥」
「しろよ」
うあ‥目がこわいよ
「や‥だよ、透は友達なんだ
大切な友達なんだよっ!」
伝われ伝われ伝われ
ぽろぽろと目から涙がこぼれた
「‥友達なんかじゃねえよ」
―‥え
「!‥んっ、んんっ」
突然強く触れた唇
信じれない言葉
信じたくない言葉
その言葉を言った唇が
俺の口を塞ぐ
:09/10/28 18:22
:SH904i
:KL8Zh3G2
#43 [B]
すぐ近くにある温もりは…悲しかった
何よりも友達じゃないと言った透が
俺を壊したんだ
俺の事嫌いなの?
だからいじめんの?
こんなのたち悪すぎだ…
:10/01/18 11:15
:SH01B
:dHeppkjY
#44 [B]
やっと唇が離されたけど
何も言えない
「…類」
苦しそうに俺を呼ぶ声も
頭を撫でているその手も
俺は嫌いじゃないよ
何で透は友達じゃないとか言うの
「透はさ、俺の事…嫌い?だからこんなこと…っ」
涙が溢れ出る
:10/01/18 11:29
:SH01B
:dHeppkjY
#45 [B]
透side
「ちがっ…」
好きなんだよ
「…透」
小さな声で俺の名前を呼ぶ声
何やってんだ俺…
「ごめんな、類」
それだけ言って屋上を出た
:10/01/18 11:40
:SH01B
:dHeppkjY
#46 [B]
「…ははっ」
顔は笑ってなんかないのに
かなり動揺してんな俺
一番に守ってきたものを
なぜ壊してしまったんだ
ドア一枚の壁
「何で泣かせてんのかなぁ…」
静かに響いたその声は
重く誰の耳にも届かない
:10/01/18 11:50
:SH01B
:dHeppkjY
#47 [B]
類side
あれから一週間が経ってしまった
俺は動けないでいて
モヤモヤが心に引っ掛かってて
でも透に会う勇気がない
時々見掛けるの透は
可愛い男ばっかりがまわりにいた笑顔を向けられるのは俺じゃない
俺ってうざかったのかなあ…
:10/02/05 01:57
:SH01B
:☆☆☆
#48 [B]
ほら
まただ…
廊下で邪魔なんですけど…
俺、先生に呼ばれてて
そこ通らなきゃ行けないんだけど…
ぎゅっと目を閉じて
横を通る時わざとらしく声が聞こえた
「最近、透くん類といないよねー?喧嘩でもしたの?」
クスクスと笑う声
廊下のかどを曲がり
階段をおりようとした時
透の声が聞こえた
「さあ…ね」
ああ‥やべぇな、泣きそう
返事にとかじゃない
透の声が久しぶりに聞けた
俺…重症かもしんねー
:10/02/05 02:13
:SH01B
:☆☆☆
#49 [B]
「先生用事って何すか」
「お、ああ!日向か、お前雪野と仲良いよな?これ頼むわ」
ポンッと出されたホチキス
「は‥これ何すか?」
「お前はホチキスも知らんのか」
「そこじゃねんだよ」
イライライライライライライライラ
この糞担任は何かあれば
俺と透に押し付けやがって
「可愛い顔が台なしだぞ日向」
ニッコリ笑ってんじゃねーよっ
「嫌ですよ俺‥」
前は嫌々だが透と一緒だったら
してたけど今は…
「お前ら何かあっただろ」
…え?
顔がひきつる
:10/02/05 02:34
:SH01B
:☆☆☆
#50 [B]
「べ…別に」
「はあ‥とりあえずは、それしろ」
「‥っ!だから嫌だって!」
「お前さ成績どーなわけ
ここで担任の評価まで落とすとか
留年し「すっ、するするっ!やるよっ!」
最低だ、脅しだっ!
糞ボケアホ担任様めがっ
:10/02/05 02:43
:SH01B
:☆☆☆
#51 [B]
「日向、大切な事を忘れるな」
ぽんと頭を軽く叩かれ
シッシッと手を振られた
はあああ?
「資料は空き教室にあるからなー」
こんなもん一人で
さっさと終わらせて帰ってやるわっ
ズカズカと階段をのぼる
「…大切な事、を忘れるな」
:10/02/05 02:50
:SH01B
:☆☆☆
#52 [B]
意味深発言すんなっ
俺はバカだからグルグル考えこんじまうんだよっ
―ガラッ‥
ちょっ‥
なんだこの量は
絶対二人がかりでも終わらねえええ!!
言いきれるねっ
てかこの中紛れ込んでも
俺は同化出来るぞっ
いや、その前に森林伐採だ!
木が泣いてるって!
:10/02/05 02:57
:SH01B
:☆☆☆
#53 [B]
―‥パチンッ
――‥パチンッ
一時間が経ちました
俺って孤独に耐えれる男なんだぜ☆
―‥パチンッ
大切な事‥
透は大切だ
―‥パチンッ
透は俺の大切な友達だ
友達…だから大切?
―‥パチンッ
透だから大切なんだ
透だから
他の友達とは違いすぎる
やっぱりちゃんと話そう
透と‥
:10/02/05 03:09
:SH01B
:☆☆☆
#54 [B]
―‥ガラッ
「センセー、こんなのひ‥ど」
「何も聞いてないんだけど」
―‥透だ
先生言ったな
「ずっと一人でしてたんだろ」
どおしよう、顔見れない
「頼まれたんだろ、何で言わないんだよ」
「だ‥大丈夫」
声ふるえる
:10/02/05 03:51
:SH01B
:☆☆☆
#55 [B]
「大丈夫って量じゃねーから」
なんだよ
何でそんな普通なんだよ
俺はいっぱいいっぱいなのに
くそ‥涙出てきた
「さっきまで違う奴らと楽しそーにしてた」
「‥類?」
「俺ってうざかった?」
ああ、涙がボロボロ溢れ出す
感情なんてコントロール出来ない
こんな気持ち初めてなんだ
どうしたらいいのかな
:10/02/05 04:02
:SH01B
:☆☆☆
#56 [B]
「なあ、俺ってうざかったの?」
こんな事言ってる自分自身が悲しい
でもどうしようもないんだよ
何か言ってよ透‥
他の奴と仲良くすんな
笑顔なんか見せんな
触らせんな
こんな性格悪い俺に嫌気がさす
何でぎくしゃくしてんのかすら
終いにはわかんなくなってきて
ただ俺はしゃっくり混じりで
泣きながら思った事しか
口に出来なかった
「っ‥どうしたら、透の側にいらっ‥れんのかなあ」
もう一度名前を呼んで
そして笑いかけて
:10/02/05 15:02
:SH01B
:☆☆☆
#57 [B]
「類、俺はいつでもお前の一番近くにいるよ」
うわあ‥
抱きしめられてる
どうしようっ
どうしようっ
―‥でも、落ち着く
いつの間にか俺は両手を
透の背中にぎゅっとしていた
「類‥」
「ん?」
「好き」
ビクッ!
「っ…」
透が強く俺を抱きしめる
:10/02/05 18:38
:SH01B
:☆☆☆
#58 [B]
「あのっ‥俺っ」
「好きだ」
―‥そんなの
「キスしていい?」
心臓がやばい
「なっ、何でっ‥」
「‥好きだから‥類」
耳元で言うなあああっ
熱い、俺きっと顔赤いよ
:10/02/05 18:47
:SH01B
:☆☆☆
#59 [B]
「なっ、何で俺なんだよっ」
こんな事聞くはずじゃなかったのに
心臓うるさいっ
つい大きな声出しちゃったじゃん
「可愛いし」
「なっ!んだよそれ‥」
「危なっかしいし」
「‥どこがだよ」
聞いたのは俺のほうなのに
どんどん声が小さくなる
だってさ、透がすごい嬉しそうに話すんだ
「それに‥」
「もっ、もういいっ!‥わかった、から‥」
恥ずかしくてたまらなかった
:10/02/06 22:33
:SH01B
:☆☆☆
#60 [B]
「お前から聞いたくせに」
うう‥
そうだね
わかってますとも
だから何も言えずに
黙って下を向いてます
「類はさ‥」
―‥なに?
「俺の事好き?」
―‥あ
―‥そんなのわかんねえよ
:10/02/06 22:46
:SH01B
:☆☆☆
#61 [B]
嫌いじゃない
透だから大切だって気付いた
好き?で‥でも
何かが引っ掛かってて、、、
他の奴と仲良くしないでほしい
喋るな、触らせるな、笑いかけるな
あんな感情は嫌だ‥最低だ
でも側にいたい
当たり前に透の横にいたけど
違う奴がお前の横にいた一週間
なんでか悲しかったし苦しいんだ
こんな思いもしたくな
透の瞳に俺をうつしてほしい
「‥類
―‥透
:10/02/06 23:00
:SH01B
:☆☆☆
#62 [B]
透の不安そうな声
ずっと俺が黙り込んでたからだ
「じゃあさ、嫌い?俺の事」
「なわけないっ!」
あ
安心してる顔
「じゃあ好き?」
「‥す、好きだとか‥わかんない」
透が言う好きと
俺が思う好きは違うんだと思う
だってさ、俺男の子だし
透だって男の子だよ?
:10/02/07 16:16
:SH01B
:☆☆☆
#63 [我輩は匿名である]
更新まってます(^∇^)N
:10/02/09 08:26
:W65T
:ef.Cn.8Y
#64 [B]
>>63匿名さんありがとうございます
1pだけですかupします
また覗いてやって下さい
B
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「あー‥、うん」
そう言いながら透は自分の
顔を隠すように大きな手を上げる
でもさ、俺は見ちゃって
隠すの下手くそなんだよ
身長差よくわかってねえだろお前
って違くて、そんなんじゃなくてさ‥
そんな顔しないでくれよ
苦しいの?
―‥何で俺のほうが
今、こんなにも苦しいの
:10/02/09 17:24
:SH01B
:☆☆☆
#65 [B]
「でもっ‥俺は透の側にいたいんだっ」
俺は狡い‥
好きだと言う透にこたえは曖昧
なくせに側には居たいときた
「うわっ!」
透からいきなり抱きしめられた
あわわわっ
側に居たいっつったけど、これは近い近いっ
「‥充分」
「へ?」
「それだけで‥俺は、それだけで充分だ」
顔がアツい
なんて言えばいいのかわからず
ポンポンと透の背中を叩いてみた
:10/02/09 23:28
:SH01B
:☆☆☆
#66 [B]
ねえ、透
俺は通り過ぎて
あれ?ない?ない!って
やっと何か落とした事に気づかなきゃ
ちゃんと周りのことも見えない、考えられない、馬鹿だから
そんな馬鹿だから‥
抱きしめられてる俺の後ろで
一粒の涙が頬をつたい
落ちて‥消えていった
:10/02/09 23:41
:SH01B
:☆☆☆
#67 [B]
透side
―‥この涙がどうかばれませんように
好きかと聞いて困る君も
嫌いかと聞いて焦る君も
俺の事を考えてくれている
それだけでいいじゃないか
必死にこんな俺の側に居たいと
言ってくれている
それだけで充分じゃないか
:10/02/11 03:15
:SH01B
:☆☆☆
#68 [B]
「類」
愛しい人の名前を呼び
キスをする
―‥この想いが全て、お前に流れ込めばいいのに
いきなりのキスで
類はかなり動揺していた
「‥うっ‥あっ」
言葉見つかんないのかな
「口ぱくぱくして魚の真似?」
「う‥うっさい」
可愛い
「顔真っ赤だね」
「‥うるさい!」
肩を揺らしくっくっと
笑う俺の事をチラチラ見る類
気になるけどチラ見する勇気しかないみたいで
やばい可愛いよね
:10/02/11 03:37
:SH01B
:☆☆☆
#69 [B]
「‥何、すんだよ」
「キス?」
「そっ‥そーじゃなくてっ、何でっ」
こんなことするんだ?
何て聞きたくないから類の言葉をさえぎった
「予約キス」
―‥嘘だ
「へ?」
―‥最後のキス
「アホ面」
―‥類が側にいたいと言うなら
「‥もとからだし」
―‥俺はこの距離を一生守っていく
:10/02/11 03:48
:SH01B
:☆☆☆
#70 [B]
「さーて、帰るか」
「はっ?!この資料の山どうすんだよっ」
「‥‥‥‥‥‥‥ほっとけ」
「見たよなっ!完全に見渡して放棄したよなっ!」
「帰んねーの?」
部屋ドアを開け、でかけながら聞く
「かっ‥帰るよっ」
「共犯」
「お前が言うなっ」
大丈夫
俺は素直に笑えてる
類が好きだと思う気持ちは消えてないから
この気持ちが増える一方だとしても
それも素直に喜べる
嘘、偽りのない類への想い
しっかりと蓋をして、なんなら鍵もかける
―‥そして君と一緒に歩いていくよ
:10/02/11 04:09
:SH01B
:☆☆☆
#71 [わをん◇◇]
(´∀`∩)↑age↑
:22/11/03 22:08
:Android
:DPKzmpdw
#72 [わをん◇◇]
:22/11/03 22:13
:Android
:DPKzmpdw
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