「「純也」」
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#21 [ぴんく]
よくみると、子猫の入っていた段ボールの中には パンやミルク、焼き魚などが置かれていた。
おじいさんが与えたのか、または、子供達が与えたのか…
ふと隣を見るとおじいさんはいなくなってしまっていた。
:10/04/17 00:21
:911SH
:Et7b5Me.
#22 [ぴんく]
周りには誰もいない。
こんな可愛い猫、すぐに拾われるはず。
一歩遅かったなんて、絶対いや。
私は子猫を手に抱きながら 来た道を戻った。
:10/04/17 00:25
:911SH
:Et7b5Me.
#23 [ぴんく]
アパートに着くとすぐに電話を入れた。
「純也?仕事中ごめん。今ね、子猫拾っちゃった。すごく可愛いから、うちで飼わない?」
純也の返事が待ち遠しい私は子供のように、いいでしょ?いいでしょ?と急かした。
「りょうさんに聞かないとまだわかんねぇけど、聞いてみるだけ聞いておくから、とりあえず帰るまで待っててよ」
アパートは純也の先輩のりょうが大家さん。
:10/04/17 00:32
:911SH
:Et7b5Me.
#24 [ぴんく]
電話の様子だと 純也はあまり興味がなさそうだった。
それでも私は自転車に乗って 子猫にミルクと買いに行く準備を始めた。
子猫を見ると私が乗せたソファーの上にチョコンと座り、壁側のカレンダーの方を向いていた。
:10/04/17 00:37
:911SH
:Et7b5Me.
#25 [ぴんく]
「ミーちゃん!買い物行ってご飯買ってくるからちょっとだけ待っててね!」
玄関から子猫に向かって声をかけると ちゃんとこちらに振り向いた。
猫に言うのはおかしな言葉だけど「美人」という言葉が似合う顔立ち。
私は忙いでコンビニへ向かった。
:10/04/17 00:42
:911SH
:Et7b5Me.
#26 [ぴんく]
「ミーちゃん、ただいまー!!」
玄関を開けるとミーちゃんは玄関の前でスヤスヤと眠っていた。
あまりの可愛さにツンツンと軽くつつくと
コロンと体制を変えたが
尚も眠り続ける。
「ミーちゃん?」
小さな耳のに口を近づけて呼びかけてもびくともしない。
「お腹空いてないの?
きっと外にずっといたから疲れちゃったんですかー?」
:10/04/19 10:30
:911SH
:AhoHGgOQ
#27 [ぴんく]
そんなミーちゃんをお腹の上に乗せて愛おしい気持ちを高めながら眺めていた
ミーちゃんが動く。
ミーちゃんは今まで深い眠りに入っていたのが嘘かのようにパチリと目を開けて 私をしっかりと見ていた。
:10/04/19 10:36
:911SH
:AhoHGgOQ
#28 [ぴんく]
「あれ?ミーちゃん!お目覚めですかー?」
嬉しくて顔がつい緩んでしまう。
「うん!いっぱい寝たからスッキリしたよー」
ミーちゃんは 細くて高い声で答えた。
「ミーちゃん、あなたお話できるの?」
驚いた私にコクリと頷く。
:10/04/19 10:41
:911SH
:AhoHGgOQ
#29 [ぴんく]
「あっそうだ!
ミルクとご飯買ってきたんだよー!食べる?」
私はミーちゃんをお腹の上からソファーへ降ろし
買ってきた缶詰とミルクを出してきた。
「りんちゃん。まだ缶詰は食べれないよ。パンとミルク食べたい」
とても綺麗な姿勢で
しっぽを丸めながら言った。
:10/04/19 10:45
:911SH
:AhoHGgOQ
#30 [ぴんく]
「そうなの?ごめん。
じゃあ、旦那さんにパン頼むからもうちょっと待っててね。」
旦那さん?
旦那。旦那…
はっっ!!
:10/04/19 10:47
:911SH
:AhoHGgOQ
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