太陽と夏の空
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#5 [ラビ]
…俺のいる学校。
俺達は…勝ったんだ。
相手は5年連続甲子園出場の強豪“白石学園”。
この夏の甲子園を賭けた試合で、俺達は勝ったんだ。
10年ぶり、15回目の出場だった。
:06/08/22 00:09 :W32SA :3q6K0Zhc
#6 [ラビ]
かつては甲子園の常連校だった愛川高校。
しかし、10年前に当時の監督は定年退職。
次の年から愛川は、甲子園の土を踏むことがなかった。
そして時がたつにつれて、“強豪 愛川”の名は薄れていき、
ライバル校であった私立の白石学園などに押しつぶされていた。
愛川に変わり、名を轟かせていた“強豪 白石”。
:06/08/22 06:55 :W32SA :3q6K0Zhc
#7 [ラビ]
そして…
愛川は10年の歳月を経て、王者の座を取り戻した。
…夢の甲子園…。
10年ぶりに踏む土は
どんな匂いがするのだろう。
:06/08/22 07:02 :W32SA :3q6K0Zhc
#8 []
この話ぁたし大好き
これからもどん
書いてね
すごくぃぃ話だから
ぁたしも野球スキなんだぁ
だからどん
書いてねぇ
早く続きが読みたい
ごめんなさぃ
わがまま言っちゃって…,
:06/08/22 08:22 :N901iS :ldKDvXdA
#9 [ラビ]
さん~めちゃめちゃ嬉しいですyありがとうフなるべく早めに更新出来るように頑張るので、温かく見守ってて下さいュ~(笑)
:06/08/22 11:54 :W32SA :3q6K0Zhc
#10 [ラビ]
【2章―帰ってきた怪物】
―次の日
新聞やテレビでは愛川高校の話でもちきりだった。
新聞の見出しには
『復活!“強豪 愛川”』
『10年眠り続けた獅子』
などと大きく取り上げられた。
デカデカと載せられた写真。
「こんなにデカく載るなんて大げさだな…」
新聞を見ながら俺はつぶやいた。
:06/08/22 12:11 :W32SA :3q6K0Zhc
#11 [ラビ]
「何言ってるの達矢!地元の人も皆嬉しいのよ☆」
母さんが笑顔で言った。
達矢「愛川はこれからだろ?甲子園で優勝すんだからよ」
母「あはは☆期待してるわよ♪」
母さんの明るい声を聞きながら、俺は自分の部屋に戻った。
:06/08/22 12:16 :W32SA :3q6K0Zhc
#12 [ラビ]
ベッドにころがり、持ってきた新聞を広げる。
『帰ってきた怪物』
大きく書かれた文字の横には
『宮本投手 白石学園を見事完封!』
と書かれていた。
宮本…。
この名前はどの新聞を広げても書かれていた。
達矢「“愛川に宮本あり”か…。」
俺は何とも言えない気持ちだった。
:06/08/22 12:28 :W32SA :3q6K0Zhc
#13 [ラビ]
―次の日
「よう達矢!!」
登校中、後ろから肩を叩かれた。
達矢「なんだ、ヒロキか」
ヒロキ「なんだとはなんだよ!(笑)一緒に行こうぜ☆」
達矢「おう」
俺はヒロキと一緒に教室に向かった。
:06/08/22 12:33 :W32SA :3q6K0Zhc
#14 [ラビ]
こいつは、宮本ヒロキ。
俺と同じ野球部だ。
…そぅ、こいつこそがあの“宮本”。
強烈白石打線を抑えたウチのエース。
俺の親友だ。
ヒロキとは中学の時から野球をやっている。
…そうだ、全ては中学の時から…。
:06/08/22 12:40 :W32SA :3q6K0Zhc
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