Love forever 〜Destiny〜
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#975 [ゅぃ]
「元カノが気に入らないって」
「・・・・んだよ!なんだよそれ!!」
許せない。
世菜も。心を襲ったヤツも。・・・・今すぐ殴り倒してやりたい。
・・・・・でも、一番許せないのはこの俺だ。
心・・・・ごめん。ごめん。ごめん。ごめん。ごめん。
本当にごめん。
:10/06/12 23:26
:PC
:☆☆☆
#976 [ゅぃ]
「何してるの?」
・・・・丁度世菜が部屋にやってきた。
「世菜・・・・お前!!!!」
「きゃっ・・・・!!」
俺は世菜を壁際へと追いつめ、胸ぐらを掴んだ。
「・・・・・心を襲ったって本当か?」
俺は低い声で、脅すように問いかけた。
すると世菜の顔は、みるみる内に青ざめていった。
:10/06/12 23:28
:PC
:☆☆☆
#977 [ゅぃ]
「・・・・ぁ・・・・え・・・・」
「答えろ」
「・・・・・・・」
「・・・どうなんだ!!!!!」
胸ぐらをつかむ手に、力をグッと込めた。
・・・世菜が震えているのが分かる。今にも泣き出しそうな顔だ。
「・・・・・・・・っ」
世菜は小さく頷いた。
:10/06/12 23:31
:PC
:☆☆☆
#978 [ゅぃ]
「このッ!!!!」
俺は拳を力一杯握り締め、思いっきり振りかぶった。
そして・・・・ドンッ!!!!!
世菜の顔の真横。壁を思い切り殴り付けた。
その数秒後。
ドサっと音がした。・・・・世菜がズルズルと壁から滑り落ち、床に尻をついた。
・・・・前にも似たようなことがあった。
:10/06/12 23:34
:PC
:☆☆☆
#979 [ゅぃ]
いや、全く同じじゃねぇか。
何やってんだ俺。腐ってるじゃねぇか・・・・。
俺は何も言わず、部屋から出た。
俺の後ろでは、力が抜けきって何もできない世菜と、その世菜を心配している男二人。
・・・・俺が世菜を殴ると思ったのか、二人は何か言ってたような気がする。
だけど、そんな二人の言葉が耳に入らない程、俺の全ては怒りに満ちていた。
世菜に対しての怒りと・・・・・自分に対しての怒りだ。
:10/06/12 23:37
:PC
:☆☆☆
#980 [ゅぃ]
心・・・・・ごめんな。
俺は最低なヤツだ。俺がバカな事している間に・・・心は辛い思いをしていたんだ。いや。俺が辛い思いをさせていたんだ。
そんな事全く知らずに、俺はフラフラと毎日生きていた。
クスリ漬けになり、汚い性欲をむき出しにし、‘仲間’と呼んでいいのか分からない‘仲間’と過ごし・・・・・。
そんな毎日の中、心は辛い日々を送ってきたんだ。
・・・・・・・俺ってなんなんだ?
:10/06/12 23:43
:PC
:☆☆☆
#981 [ゅぃ]
・
心が襲われたと発覚してから、何日が経ったんだろう。
あの日以来、世菜とは会っていない。
あの一軒家にも足を運んでいない。
だけど・・・・クスリをやめられない自分がいる。
心を思うと、『自分は何のために生きているんだ?』そう思う。
『俺は最低だ。バカな人間だ。』そう思う。
そしてそう思う度、その嫌な感情から逃げたい為にクスリを身体に流し込む。
:10/06/12 23:48
:PC
:☆☆☆
#982 [ゅぃ]
そして今日も自己嫌悪に陥る。
・・・・そんな俺の前に、この闇から抜け出すきっかけを与えてくれる人が現れる。
俺を・・・必ず裏切る事はない人がいる事。
感謝してもしきれない。
何度も思った。
心から思った。
「ありがとう」・・・・・と。
:10/06/12 23:55
:PC
:☆☆☆
#983 [ゅぃ]
・
その日はただ、何となく家にいたんだ。
いつもはフラフラと出掛けている俺。ただその日は一日中・・・ずっと家にいたんだ。
時刻は夜10時。
何をするわけでもなくその日は、ベッドの中にいた。
時計の針が動く音だけが聞こえる中、インターホンが鳴った。
:10/06/13 00:05
:PC
:☆☆☆
#984 [ゅぃ]
ピンポーン・・・ピンポーン・・・ドンドンドン!!!
「!?」
・・・・何だ?
「直哉!!!!」
・・・・・・・え・・・
何度も何度も聞いたその声。一瞬で分かった。
俺はベッドの中から、ゆっくりと起きあがり玄関へと足を進めた。
:10/06/13 00:07
:PC
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