Love forever 〜Destiny〜
最新 最初 🆕
#1 [ゅぃ]
三角関係・・・を書いていたゅぃです!!
新しいトピを立てました♪
2作目も頑張って書いていきたいと思います(^^)/

⏰:10/01/13 11:10 📱:PC 🆔:☆☆☆


#2 [ゅぃ]
Love forever 〜Destiny〜

⏰:10/01/13 11:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#3 [ゅぃ]
例えばもし、今笑っている人がいれば、どこかに泣いている人がいる。

例えばもし、今幸せな人がいれば、どこかに不幸な人がいる。

それは、人と人とが繋がっているから。

⏰:10/01/13 11:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


#4 [ゅぃ]
人と人は、必ず繋がっている。

貴方はそう教えてくれました。
貴方に出逢っていない人生だったら、
私は何か変わっていましたか?

⏰:10/01/13 11:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#5 [ゅぃ]
「・・・ぉはよー」

そう私に挨拶してきた、亜美

「おはよー亜美」

⏰:10/01/13 11:23 📱:PC 🆔:☆☆☆


#6 [ゅぃ]
「・・・心、今日起きるの早くない?」
まだ半分しか開いていない目を擦りながら、あたしに言う。

「なんか、早く起きちゃって。コーヒー飲む?」

「うん。飲む〜」

⏰:10/01/13 11:24 📱:PC 🆔:☆☆☆


#7 [ゅぃ]
相沢心 (20)

親友の亜美と二人暮らし。
亜美とは親同士仲が良くて、小さい頃からいつも一緒だった。

⏰:10/01/13 11:28 📱:PC 🆔:☆☆☆


#8 [ゅぃ]
亜美は今はネイリストをしている。
昔から爪をいじったりするのが好きなお洒落なコだった。
同じハタチなのに、すごくしっかりしている。

・・・あたしは、そんな亜美に、ずっと支えられっぱなし。

⏰:10/01/13 11:31 📱:PC 🆔:☆☆☆


#9 [ゅぃ]
中学生の頃・・・

キーンコーンンカーンコーン
「ここー!次の範囲だからな!勉強するように!」

「ええー!長すぎだし!」
「あり得ない〜」
「先生、鬼!!」

⏰:10/01/13 11:33 📱:PC 🆔:☆☆☆


#10 [ゅぃ]
「お前ら来年受験だぞ!?覚悟するように!」

「まだ来年じゃん!」
「そーだそーだ!」
みんなが先生にブーブーと文句を言っている。

⏰:10/01/13 11:34 📱:PC 🆔:☆☆☆


#11 [ゅぃ]
中3の夏。
賑やかで楽しいクラス。

「心〜やっと授業終わったね♪」

「ほんとだよー・・・あたし数学キライ。」

⏰:10/01/13 11:38 📱:PC 🆔:☆☆☆


#12 [ゅぃ]
「亜美も〜。あっねぇ!今日ひま?」

「ごめんっ!今日はね、直哉んち行くんだー」

「もーラブラブなんだから!
じゃあさっ、今度でも買い物付き合って♪」

「あはは、りょうかーいっ!」

⏰:10/01/13 11:42 📱:PC 🆔:☆☆☆


#13 [ゅぃ]
「ねぇー!亜美ー心ー、今日カラオケ行くけど、来る!?」

クラスのみんなにカラオケに誘われた。

「あー・・「今日心デートなんだって〜」

「心ー!またか!」
「心だけずるいー!あたしも彼氏ほしい!」

⏰:10/01/13 11:44 📱:PC 🆔:☆☆☆


#14 [ゅぃ]
「お暑いね〜」

みんながあたしをひやかしてくる。

「ごめーん!今日はみんなで楽しんできて♪」

「次はこいよー!」

「はーい!」

⏰:10/01/13 11:46 📱:PC 🆔:☆☆☆


#15 [ゅぃ]
「あ!心!あれ、直哉先輩じゃない?」
「えっほんと!?」

窓の外を見ると、直哉がこっちに向かって手を振っていた。

「噂をすれば♪」
「ほらっ姫!行ってきな!」

⏰:10/01/13 11:47 📱:PC 🆔:☆☆☆


#16 [ゅぃ]
・・・姫って。(笑)

「行ってきまーす♪お先!」

あたしは猛ダッシュで階段を駆け下りた。
・・・ホームルーム、さぼっちゃえ♪

⏰:10/01/13 11:48 📱:PC 🆔:☆☆☆


#17 [ゅぃ]
急いで靴を履いて、直哉がいるところまで走った。

「なおやー!!」

「お前走りすぎー!」

直哉があたしを見て笑ってそう言う。

⏰:10/01/13 11:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#18 [ゅぃ]
「だって、早くきたいじゃんか♪」

「え、なに?そんな早くいちゃつきたいの?(笑)」

「〜〜〜!そんなんじゃないこともないけど!」

「ははっなんだソレ(笑)ほれっ早く乗れ」

⏰:10/01/13 11:51 📱:PC 🆔:☆☆☆


#19 [ゅぃ]
そう言って直哉は自転車に跨った。

「今日は安全運転でお願いしますよ〜」

「へいへい」

あたしは自転車の後ろに跨った。

⏰:10/01/13 11:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#20 [ゅぃ]
「相沢ー!!!!」

大声であたしを呼ぶ声。
振り返ると担任がこっちに向かって走ってきた。

「うわっやっべ!」

⏰:10/01/13 11:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


#21 [ゅぃ]
「こらー!!木下!!自転車止めろー!!!!」

担任が直哉に大声で怒鳴っている。

「せんせーい!今日だけ許して〜♪」

「許して〜!!」

⏰:10/01/13 11:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#22 [ゅぃ]
「お前ら!今日だけって、今までに何回もあるだろー!!!」

担任はその言葉を最後まで言うと、追いかけるのに疲れたのか、
もう追いかけてこなくなった。

「直哉〜あたし明日怒られるじゃん!」

「・・・お前。俺とお前は共犯だぞ」

⏰:10/01/13 11:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#23 [ゅぃ]
木下直哉 あたしの2コ上の先輩。

中学へ入ってから絡むようになった先輩の一人。
誰とでも気さくに喋る人。

最初は、お兄ちゃんができたみたいで嬉しかった。

⏰:10/01/13 11:59 📱:PC 🆔:☆☆☆


#24 [ゅぃ]
一緒の中学で、学年は違ったけど、
学校ですれ違う時はいっつもちょっかいを出してきたりしていた。

例えば、髪の毛をくしゃくしゃにされたり、
頭にデコピンされたり。

⏰:10/01/13 12:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#25 [ゅぃ]
そんな感じで最初は友達だったけど、
中2の終わりくらいから付き合い始めた。

直哉はその時もう高校生だったけど、
中学にはよく遊びにきていた。

⏰:10/01/13 12:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#26 [ゅぃ]
あたしと付き合う前、直哉には世菜さんっていう彼女がいた。

・・・でも、世菜さんが直哉じゃない人との子供を妊娠した。
直哉は、浮気されていた。

⏰:10/01/13 12:06 📱:PC 🆔:☆☆☆


#27 [ゅぃ]
その相手は、世菜さんの元彼だった。
世菜さんは元彼が忘れられないまま直哉と付き合っていた。
直哉と付き合っているのにも関わらず、
世菜さんは元彼との関係を切れずにいた。

⏰:10/01/13 12:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#28 [ゅぃ]
そんな中世菜さんの妊娠が発覚して、
直哉と世菜さんは別れた。

いつものように先輩やみんなと絡んで遊んでいた日。
その日は寒い冬だっていうのに、公園でたまっていた。

⏰:10/01/13 12:09 📱:PC 🆔:☆☆☆


#29 [我輩は匿名である]
>>1ー100

⏰:10/01/13 12:10 📱:F03B 🆔:☆☆☆


#30 [ゅぃ]
みんなは、直哉と世菜さんの事を知っている。
でも、直哉が気を遣わないように、
その話には一切触れず、直哉に接していた。

あたしもそうしていた。

⏰:10/01/13 12:10 📱:PC 🆔:☆☆☆


#31 [ゅぃ]
「それでさぁ!担任がね!」
「あはは!何それ!」
「お前マジうけるんだけど!」

みんなわいわいと話している。

直哉が一人の先輩に耳打ちをして、どこかへ行ってしまった。

⏰:10/01/13 12:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


#32 [ゅぃ]
「・・・ねぇ、直哉は?」

「あーなんか、飲みもん買いにいったぞ」

「そっか」

直哉はみんなに心配かけないようにか、
いつものように元気だった。

⏰:10/01/13 12:14 📱:PC 🆔:☆☆☆


#33 [ゅぃ]
でもあたしは、きっと直哉が無理してるんじゃないかと思った。
直哉が心配になって直哉にこっそり着いていった。

公園を出て少しのところに、自販機とベンチがある。
直哉はそこに座っていた。

⏰:10/01/13 12:15 📱:PC 🆔:☆☆☆


#34 [ゅぃ]
直哉に声をかけようと思った時。

「・・・・ッ・・・・・・ッ」

・・・・直哉は、泣いていた。

⏰:10/01/13 12:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#35 [ゅぃ]
直哉は声を押し殺し、背を丸めて泣いている。

あたしは、いつも元気で笑顔の直哉しか知らなかった。
だから、初めて直哉の泣いている所を見て、
どうしていいのか分からず、しばらく呆然としていた。

⏰:10/01/13 12:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#36 [ゅぃ]
・・・こういうとき、一人の方がいいのかな?

あたしはそう思い引き替えそうとした。
すると、近くにあった缶を蹴ってしまった。

カーン  カランカラン・・・・

⏰:10/01/13 12:19 📱:PC 🆔:☆☆☆


#37 [ゅぃ]
・・・・・・・・・

やばい、ばれた。絶対ばれた。

「誰?」

直哉が言った。

⏰:10/01/13 12:20 📱:PC 🆔:☆☆☆


#38 [ゅぃ]
あたしは覚悟を決めて、直哉の前に姿を見せた。

「・・・・ごめん」

「なんだ・・・心か」

あれ・・・直哉普通だ?

⏰:10/01/13 12:21 📱:PC 🆔:☆☆☆


#39 [ゅぃ]
「となり、座れよ」

「うん・・・・」

・・・・・・・・・

しばらくお互い何も喋らなかった。

⏰:10/01/13 12:22 📱:PC 🆔:☆☆☆


#40 [ゅぃ]
沈黙を破ったのは直哉だった。

「・・・俺かっこわりぃよな。泣いたりとかさ」

そう言い、鼻をズズーと吸った。

直哉は、はぁっとため息を吐いて
「俺、弱いな」そう言った。

⏰:10/01/13 12:25 📱:PC 🆔:☆☆☆


#41 [ゅぃ]
直哉の顔を見ると、目から涙が流れていた。

直哉・・・・・

・・・・あたしは、直哉を抱き締めていた。

⏰:10/01/13 12:26 📱:PC 🆔:☆☆☆


#42 [ゅぃ]
「・・ズッ・・・・・ッ」

直哉はまた声を押し殺して泣いている。
あたしの背中に腕を回し、うずくまるようにして泣いている。

「・・・直哉は、弱くなんかないよ」

⏰:10/01/13 12:27 📱:PC 🆔:☆☆☆


#43 [ゅぃ]
「・・・・さんきゅ」

直哉の返事は、今にも消え入りそうだった。
いつも笑っている直哉からは想像がつかない。

・・・あたしの目にも涙が溢れ出た。

⏰:10/01/13 12:29 📱:PC 🆔:☆☆☆


#44 [ゅぃ]
「・・ッ・・・っく・・・・ひッ・・・・」

直哉を思うと、涙が止まらない。

「・・・・・なに、お前が泣いてんだよ。」

「・・・だっ・・・て・・・・っく・・・直哉は・・っ・・・弱くなんっか・・・ない・・」

⏰:10/01/13 12:31 📱:PC 🆔:☆☆☆


#45 [ゅぃ]
あたしは直哉よりも泣いていた。

きっと直哉からしたら、泣きたいのはこっちだって思ったと思う。
あたしが背中をさすられる側になってしまった。

⏰:10/01/13 13:30 📱:PC 🆔:☆☆☆


#46 [ゅぃ]
あたしはしばらく直哉に背中をさすってもらっていた。

「お前、泣きすぎ(笑)」

そう言いあたしの顔を見て笑う直哉。
・・・・でも、その笑顔はどこか少し無理して笑っているようだった。

⏰:10/01/13 13:36 📱:PC 🆔:☆☆☆


#47 [ゅぃ]
「顔見ないでー」

「なにそんな泣いてんの。悲しいのは俺なのに、なんでお前の背中、
さすってんだろうな(笑)」

「・・・・ごめん」

⏰:10/01/13 13:37 📱:PC 🆔:☆☆☆


#48 [ゅぃ]
「いや、逆に助かったわ」

「え?」

「もう泣かないって決めてたからさ。
お前が俺の分まで泣いてくれて、助かった(笑)」

直哉はどこか吹っ切れたように、笑いながら言った。

⏰:10/01/13 13:39 📱:PC 🆔:☆☆☆


#49 [ゅぃ]
「ありがとな」

ポンとあたしの頭の上に手を置いてそう言った。
そして勢い良くベンチから立ち上がり、
「よっしゃ!帰るぞ!」と言った。

⏰:10/01/13 13:40 📱:PC 🆔:☆☆☆


#50 [ゅぃ]
「・・・直哉!」

「なに?」

「あたし、いつでも聞くからね!話!だから頼ってね!」

「・・・またお前が泣くんだろ(笑)」

⏰:10/01/13 13:41 📱:PC 🆔:☆☆☆


#51 [ゅぃ]
直哉のことが放っておけなかったから、あたしはそう口にしていた。

この頃からあたしは直哉に惹かれていたのか、
それとも、気付かない内・・・もっと前に惹かれていたのか。

・・・とにかく、放っておけなかった。

⏰:10/01/13 13:45 📱:PC 🆔:☆☆☆


#52 [ゅぃ]
今まで何人かの人と付き合ってきたけど、
中学生の恋なんて、長続きはしなかった。

自分の恋愛であんなに泣いたことはなかった。

⏰:10/01/13 13:47 📱:PC 🆔:☆☆☆


#53 [ゅぃ]
あの日以来、直哉は頻繁にあたしに連絡をするようになった。
あたしはその時、直哉の気持ちに気付いていなかった。

ある日、直哉に借りていたCDを返すために直哉の家へ呼ばれた。

⏰:10/01/13 13:51 📱:PC 🆔:☆☆☆


#54 [ゅぃ]
直哉に着いたとメールを送ると、部屋にこいってメールが帰ってきたから、
直哉の部屋へ上がっていった。

直哉の家は何回かきたことがあったから、直哉の部屋の場所とかは、ちゃんと覚えていた。

⏰:10/01/13 13:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#55 [ゅぃ]
「直哉〜きたよー」

「おー、さんきゅーな」

「ううん。今日はたまたま暇だったし。あ、これ新しいやつ?読んでいい?」

直哉の部屋はマンガがたくさんあった。

⏰:10/01/13 13:53 📱:PC 🆔:☆☆☆


#56 [ゅぃ]
なんとかっていうマンガの続きが気になっていた。

「おう。読め読め」

「はーい♪」

直哉は車やバイクの雑誌を読んでいた。
だから二人そろって個人プレイ(笑)

⏰:10/01/13 13:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#57 [ゅぃ]
・・・・・読み終わっちゃった。
あー、続き気になるなぁ・・・・

そう思っていると・・・・

ギュっ

⏰:10/01/13 13:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#58 [ゅぃ]
直哉がいきなり後ろから、あたしを抱き締めた。

「え・・・直哉?」

「・・・・・・」

どうしたんだろう。また何かあったのかな?

⏰:10/01/13 13:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#59 [ゅぃ]
「なお・・・・」

「心。・・・俺、お前の事好きかも」

え?

⏰:10/01/13 13:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#60 [ゅぃ]
「今まで妹みたいだと思ってた。でも、あの日・・・・
俺は弱くないって、そう言ってくれた」

直哉・・・・・

どうしてだろう。
直哉に抱き締められるのは全然嫌じゃない。
・・・・あたしも直哉が好きだから?

⏰:10/01/13 14:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#61 [ゅぃ]
「・・・・俺、お前に側にいてほしい」

「・・・直哉。あたしも好き。」

⏰:10/01/13 14:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#62 [ゅぃ]
こうして、あたしと直哉は付き合い始めた。



「心〜」

直哉は自転車のベルをチリンチリンと鳴らして、あたしを呼ぶ。

⏰:10/01/13 14:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#63 [ゅぃ]
「なにー?」

「アイス買って帰るか」

「うん♪」

あたしはすごく幸せだった。

⏰:10/01/13 14:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#64 [ゅぃ]
「・・・・・あっ待って!直哉!」

「待てない」

「だって!アイス溶けちゃう・・・」

「大丈夫だって」

⏰:10/01/13 14:04 📱:PC 🆔:☆☆☆


#65 [ゅぃ]
近くのコンビニでアイスを二つ買って、直哉の家へ帰った。

直哉の部屋に入るなり、直哉はあたしにキスをし、
ベッドへとあたしを押し倒した。

⏰:10/01/13 14:05 📱:PC 🆔:☆☆☆


#66 [ゅぃ]
「・・・最近ずっとヤってなかったから。我慢できない。」

直哉はそう言ってあたしの服を脱がす。

⏰:10/01/13 14:06 📱:PC 🆔:☆☆☆


#67 [ゅぃ]
・・・・・・・・・


「・・っ!心・・・・・!」

「アッ・・・・ン・・・・なお・・・やっ・・・・」

あたしと直哉は体を重ねた。

⏰:10/01/13 14:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#68 [ゅぃ]
「心っ・・・・好きだ」

「んッ!・・・・・あたしもっ好き・・・!」

⏰:10/01/13 14:10 📱:PC 🆔:☆☆☆


#69 [ゅぃ]
行為が終わり、二人でベッドで横になっていた。

「なぁー、心。お前高校どうすんの?」

「直哉と一緒の高校がいい」

⏰:10/01/13 14:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#70 [ゅぃ]
「それは俺嬉しいけど、一年しか一緒に通えねぇな」

「そうだけどー。って中学もそうだったじゃん」

「ははっまぁ確かにな(笑)」

「直哉って、一応先輩だよね」

「なんだよ、一応って」

⏰:10/01/13 14:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


#71 [ゅぃ]
・・・・そんな他愛のない毎日を送っていた。

あたしは、受験勉強も自分なりに頑張って、
直哉と同じ西高に合格できることができた。
もちろん亜美も同じ西高。

⏰:10/01/13 14:15 📱:PC 🆔:☆☆☆


#72 [ゅぃ]
高校に入学した一年は本当に楽しかった。
友達もたくさんできたし、直哉とも楽しく過ごしていた。

・・・・でも、幸せは長くは続かなかった。

⏰:10/01/13 14:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#73 [ゅぃ]
直哉は仲の良い先輩と同じ大学に行くために、
勉強を頑張っていた。


「直哉、昔勉強なんてしてたっけ?」

「うるせぇよ(笑)」

⏰:10/01/13 14:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#74 [ゅぃ]
直哉は頑張って勉強した甲斐があって、無事大学に合格した。

でも、その大学は地元から離れているため、
直哉は地元を離れて一人暮らしをすることになった。

⏰:10/01/13 14:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#75 [ゅぃ]
あたしは寂しかったけど、直哉の事を応援していたし、
誰より直哉が頑張っている事を知っていたから、わがままは言わなかった。

でも直哉に「お前寂しくねぇの?」って言われて
自分の中で寂しいのをずっと我慢していたから。
その気持ちが爆発して、思いっきり泣いた。

⏰:10/01/13 14:20 📱:PC 🆔:☆☆☆


#76 [ゅぃ]
直哉は、「お前寂しいって言わねぇから、こっちが寂しかったし」
って言っていた。

あたしはずっと直哉の胸で泣いていた。
直哉はずっと抱き締めて背中をさすってくれていた。

⏰:10/01/13 14:21 📱:PC 🆔:☆☆☆


#77 [ゅぃ]
「心。泣いてくれるのは嬉しいんだけど、そんな泣かれたら俺、行けねぇじゃんか。毎日帰ってくるよ?(笑)」

「・・・ひっく・・・・駄目だよ・・・っ・・・・ちゃんと勉強しなきゃ・・・・」

「はいはい。お前も会いにこいよな?」

⏰:10/01/13 14:24 📱:PC 🆔:☆☆☆


#78 [ゅぃ]
「・・・うっ・・・ん・・・・」

「心。そろそろ泣き止めよ。・・・・いーもんあげるから」

「・・・っ・・・なに・・・?」

⏰:10/01/13 14:25 📱:PC 🆔:☆☆☆


#79 [ゅぃ]
「右手かして」

そう言って直哉はあたしの右手を引っ張った。
そして、「左は空けとけよ」そう言って、薬指に指輪をはめた。

⏰:10/01/13 14:27 📱:PC 🆔:☆☆☆


#80 [ゅぃ]
シルバーのシンプルな指輪。

「こんなんでごめんな?大人になったら、でっかいダイヤの、買ってやるよ」

あたしはもう涙が止まらなくなった。

⏰:10/01/13 14:28 📱:PC 🆔:☆☆☆


#81 [ゅぃ]
「お前泣きすぎ(笑)」

「・・っだって・・・!・・・っありがとう・・・・」

「おう。ペアだからな」

そう言って直哉は右手の薬指をあたしに見せた。

⏰:10/01/13 14:30 📱:PC 🆔:☆☆☆


#82 [ゅぃ]
その指には、同じ指輪が光っていた。


・・・・そして直哉は、地元から出ていった。

⏰:10/01/13 14:31 📱:PC 🆔:☆☆☆


#83 [ゅぃ]
直哉がいなくなったけど、毎日連絡を取っていたし
亜美や他の友達と遊んで、毎日を過ごしていた。

・・・・でも、段々と直哉からの連絡は少なくなってきた。

⏰:10/01/13 14:32 📱:PC 🆔:☆☆☆


#84 [ゅぃ]
あたしはきっと、勉強や色んな事で忙しいんだろうと思い、
迷惑にならない程度に連絡をしていた。

やっぱり連絡が返ってくるのは少なかった。

⏰:10/01/13 14:33 📱:PC 🆔:☆☆☆


#85 [ゅぃ]
直哉が地元を離れて、何度かこっちに返ってきた。
でも、会ったのはそれっきりだった。

いきなり直哉の家へ行くのも迷惑だと思ったから
あたしは地元で大人しく連絡がくるのを待っていた。

⏰:10/01/13 14:34 📱:PC 🆔:☆☆☆


#86 [ゅぃ]
電話をかけてもかかることはなかった。

あたしは段々と心配になり初めてきた。
亜美や周りの友達はあたしを心配してくれていた。

⏰:10/01/13 14:36 📱:PC 🆔:☆☆☆


#87 [ゅぃ]
いくらなんでも連絡が全然こないから、
あたしは待っていられず、休日に直哉の家へと向かった。

一人で電車に乗り、知らない町へ行く。

いてもたってもいられなかった。

⏰:10/01/13 14:38 📱:PC 🆔:☆☆☆


#88 [ゅぃ]
前に直哉がメールで知らせてくれた住所へと向かった。

駅からしばらく歩いて着いたマンション。
その3階が直哉の部屋だった。

⏰:10/01/13 14:39 📱:PC 🆔:☆☆☆


#89 [ゅぃ]
あたしは深呼吸をして、インターホンを押した。

・・・・・・・

直哉は出てこない。いるのかな?
鍵開いてるかも。でも、いくら彼女でも見られたくないものとかあると思い、
しばらくドアの前で待っていた。

⏰:10/01/13 14:41 📱:PC 🆔:☆☆☆


#90 [ゅぃ]
でも目の前のドアが開くことはなかった。

電話をかけても一緒だろうと思い、帰ろうとした。
そのとき、直哉がこっちに向かって歩いてきた。

⏰:10/01/13 14:42 📱:PC 🆔:☆☆☆


#91 [ゅぃ]
「・・・・直哉・・・・直哉!!!!」

あたしはもう走り出さずにはいられなかった。
直哉は驚いた顔をしていた。

「・・・・心」

⏰:10/01/13 14:42 📱:PC 🆔:☆☆☆


#92 [ゅぃ]
「直哉!!!」

「心、なんでここにいんの?」

直哉はずっと驚いた顔をしている。
なんだか、痩せたみたいだった。

⏰:10/01/13 14:43 📱:PC 🆔:☆☆☆


#93 [ゅぃ]
「直哉、ずっと連絡してこないから・・・心配になって」

「・・・わりぃ。大学とバイトで、忙しくてさ」

「大丈夫?ちゃんとご飯食べてる?」

「おう。大丈夫」

⏰:10/01/13 14:44 📱:PC 🆔:☆☆☆


#94 [ゅぃ]
「・・・・よかった」

「・・・心」

「ん?」

「お前、もう帰れ」

⏰:10/01/13 14:44 📱:PC 🆔:☆☆☆


#95 [ゅぃ]
え・・・・

「な、なんで?せっかく来たんだし、何か作るよ?」

「わりぃ、今からバイトなんだ」

「そっか・・・・じゃあ仕方ないよね。バイト頑張って。じゃあ」

⏰:10/01/13 14:46 📱:PC 🆔:☆☆☆


#96 [ゅぃ]
「おう」


ねぇ直哉・・・・・それだけ?
久しぶりに会ったのに、キスもしないの?
ずっと会ってなかったんだよ?
あたし、寂しかったんだよ?

⏰:10/01/13 14:47 📱:PC 🆔:☆☆☆


#97 [ゅぃ]
冷たすぎるよ。
あたし・・・何かした?

あたしは駅まで走った。
電車がくると、すぐに飛び乗った。

⏰:10/01/13 14:48 📱:PC 🆔:☆☆☆


#98 [ゅぃ]
直哉・・・何かあったの?

次の日、あたしは学校を休んでしまった。
亜美には前日、会いに行ってくると言っていた。
だから放課後亜美が家に来てくれた。

⏰:10/01/13 14:51 📱:PC 🆔:☆☆☆


#99 [ゅぃ]
コンコン

「・・・亜美?」

ガチャ

「心。大丈夫?」

⏰:10/01/13 14:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#100 [ゅぃ]
亜美はそう言いながらあたしに段々と近づいてくる。

「・・・・亜美。亜美・・・・・!!」

気が付くとあたしは亜美に抱きついていた。

「心・・・大丈夫?」

⏰:10/01/13 14:53 📱:PC 🆔:☆☆☆


#101 [ゅぃ]
「・・・ひっく・・・・ッ・・・・・ぁみ・・・・」

亜美は黙ったままずっと抱き締めてくれていた。
そして昨日の出来事を全て話した。
涙で途切れ途切れだったけど、亜美はうんうんと聞いてくれた。

⏰:10/01/13 14:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


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