Love forever 〜Destiny〜
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#201 [ゅぃ]
お風呂から上がってベッドの上にいた。
電気も付けずに、ただボーっとしているだけ。

コンコン

⏰:10/01/14 23:36 📱:PC 🆔:☆☆☆


#202 [ゅぃ]
「心、入るよ」

そう言い入ってきたのはお姉ちゃんだった。

「一緒に寝よ」
そう言いお姉ちゃんは、自分の枕をあたしに見せてきた。

⏰:10/01/14 23:37 📱:PC 🆔:☆☆☆


#203 [ゅぃ]
「・・・・ぅん」

その日はお姉ちゃんと眠った。
誰かと一緒に眠るなんて、小学生以来だった。

お姉ちゃんが側にいると思うと、安心できた。

⏰:10/01/14 23:37 📱:PC 🆔:☆☆☆


#204 [ゅぃ]
次の日家族と一緒に病院へ行った。

・・・・・・・

・・・・・幸いに、妊娠はしていなかった。

⏰:10/01/14 23:38 📱:PC 🆔:☆☆☆


#205 [ゅぃ]
あたしもお母さん達も凄くホっとした。

・・・ご飯は、まだなかなか喉を通らない。
体重、減ってるだろうな。

⏰:10/01/14 23:39 📱:PC 🆔:☆☆☆


#206 [ゅぃ]
その日は一人で眠った。

・・・・夢を見た。
あの時の光景が・・・・夢の中に出てくる。
知らない男達が、あたしの腕を掴んでいる。

⏰:10/01/14 23:40 📱:PC 🆔:☆☆☆


#207 [ゅぃ]
バッ

あたしは飛び起きた。

・・・・・夢・・・

⏰:10/01/14 23:40 📱:PC 🆔:☆☆☆


#208 [ゅぃ]
顔と身体は、汗まみれだった。

凄い恐怖が迫ってくる夢。
あのときの思いが、蘇ってくる・・・・・。

⏰:10/01/14 23:41 📱:PC 🆔:☆☆☆


#209 [ゅぃ]
その後何度も眠ろうとしたけど、眠れなかった。
またあの夢を見るんじゃないか・・・
あたしはずっと自分の身体を押さえていた。

・・・・助けて。

⏰:10/01/14 23:42 📱:PC 🆔:☆☆☆


#210 [ゅぃ]
そんな日が毎日続いた。

・・・・あたしは、学校も休み続けていた。
亜美から聞いた話によると、隣のクラスの男は、退学したと聞いた。

⏰:10/01/14 23:43 📱:PC 🆔:☆☆☆


#211 [ゅぃ]
理由は分からなかったけど、色々悪い事をしたと言っていた。

その男が学校を辞めたと聞いても
あたしは学校に行く気にはなれなかった。

⏰:10/01/14 23:44 📱:PC 🆔:☆☆☆


#212 [ゅぃ]
将来やりたい事・・・・
たくさんあったのに、もう叶わない夢かもしれない。

・・・・・あたしは弱い。

⏰:10/01/14 23:45 📱:PC 🆔:☆☆☆


#213 [ゅぃ]
ある日。

亜美があたしを襲った犯人達が誰か分かったと言った。
亜美の彼氏、一登が犯人を捜してくれていた。

⏰:10/01/14 23:48 📱:PC 🆔:☆☆☆


#214 [ゅぃ]
一登はあたしと亜美より1つ年上。
鳶職。
一登と亜美が付き合い始めた時から、一登を亜美から紹介されていた。

⏰:10/01/14 23:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#215 [ゅぃ]
車の種類。男達の特徴。
他にも手がかりになる事を亜美に話していた。

亜美は、一登が直接話したいと言っていると言って、
亜美と一登とあたしの3人で、会うことになった。

⏰:10/01/14 23:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#216 [ゅぃ]
「心。上がって。もう一登きてるよ」

「うん、お邪魔します」

亜美の家で話をする事になった。

⏰:10/01/14 23:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#217 [ゅぃ]
ガチャ

ドアを開けると、一登がいた。

「久しぶり」
一登があたしに言った。

⏰:10/01/14 23:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#218 [ゅぃ]
「久しぶりだね。・・・・ありがとう、見つかったんだね」

「あぁ、それで・・・・今から話す事は、心にはすごく辛い話だと思う」

・・・・・辛い話?

⏰:10/01/14 23:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#219 [ゅぃ]
「・・・・・・・」

「・・・心が聞きたくないなら、俺は言わないけど・・・・」

「大丈夫」

「心、・・・・大丈夫?」

⏰:10/01/14 23:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#220 [ゅぃ]
亜美があたしを気遣う。

「うん・・・・」
あたしがそう返事をすると、亜美が手を握ってくれた。

⏰:10/01/14 23:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#221 [ゅぃ]
そして一登はゆっくりと口を開いた。

「・・・・・最近、女の子が襲われる事件、何件か続いてるんだ・・・」

・・・・レイプ。

⏰:10/01/15 10:34 📱:PC 🆔:☆☆☆


#222 [ゅぃ]
「俺の知ってるヤツの彼女も、襲われてさ・・・・
心が教えてくれた手掛かりも、そいつに話したんだ。
そしたらそいつが犯人を割り出したんだ
車種も、男達の特徴も、一致した」

⏰:10/01/15 10:36 📱:PC 🆔:☆☆☆


#223 [ゅぃ]
・・・・・・

一登の話してくれた話はこうだった。

⏰:10/01/15 10:36 📱:PC 🆔:☆☆☆


#224 [ゅぃ]
隣のクラスの男・・・斉木は、最近付き合っていた彼女と別れた。
その彼女の事が相当好きだったみたい。

・・・ある日、ある女からあることを協力してくれたら、
彼女との仲を取り持つ。・・・そう言われた。

⏰:10/01/15 10:38 📱:PC 🆔:☆☆☆


#225 [ゅぃ]
・・・その女が、直哉の元カノの世菜さん。

世菜さんは、直哉と別れてからも直哉が好きだった。
つまり・・・世菜さんは、直哉も元彼のことも好きだった。

⏰:10/01/15 10:40 📱:PC 🆔:☆☆☆


#226 [ゅぃ]
直哉が地元から出て、大学へ行ってバイトも両立していたとき・・・
世菜さんは、直哉の前に姿を現した。

世菜さんの元彼は・・・薬物中毒。
世菜さんも、元彼の影響で、薬物を始めた。

⏰:10/01/15 10:42 📱:PC 🆔:☆☆☆


#227 [ゅぃ]
世菜さんは直哉のことが忘れられなくて、しつこく言い寄った。
初めは直哉も、「彼女がいるから」
と、世菜さんが話を持ちかける度に拒否していた。

でも・・・・・

⏰:10/01/15 10:43 📱:PC 🆔:☆☆☆


#228 [ゅぃ]
世菜さんは、妊娠していた子供は、直哉の子供だったかもしれない。
と、脅しをかけた。

その子供は直哉と別れてから、流産したと言っていた。

⏰:10/01/15 10:44 📱:PC 🆔:☆☆☆


#229 [ゅぃ]
もちろん直哉は、避妊はしっかりしていた。

・・・世菜さんの元彼との子供の可能性の方が、高い。

直哉は忙しい生活の中世菜さんに言い寄られ、凄く困っていた。

⏰:10/01/15 10:45 📱:PC 🆔:☆☆☆


#230 [ゅぃ]
ある日・・・世菜さんは直哉の跡を付けて、
直哉の家に上がり込んだ。

直哉は「出て行け」と言った。でも世菜さんは出て行かなかった。

⏰:10/01/15 10:46 📱:PC 🆔:☆☆☆


#231 [ゅぃ]
そして直哉にあるモノを渡した。

・・・・それが、薬物。
世菜さんは直哉に無理矢理薬物を投入した。

⏰:10/01/15 10:47 📱:PC 🆔:☆☆☆


#232 [ゅぃ]
・・・・・・・・

そのせいで、直哉は薬物中毒になってしまった。
世菜さんから、薬物をもらっている。
・・・薬物をもらう代わり、世菜さんとの関係を持つこと。

⏰:10/01/15 10:48 📱:PC 🆔:☆☆☆


#233 [ゅぃ]
・・・・こうして直哉は、狂っていった・・・。


そして、世菜さんは、斉木にあたしの事を誘い出すよう命令した。

⏰:10/01/15 10:49 📱:PC 🆔:☆☆☆


#234 [ゅぃ]
あたしを襲ったのは、世菜さんの友人。
最近その人たちは、薬物やレイプなど・・・悪い事をたくさんしているみたい。

⏰:10/01/15 10:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#235 [ゅぃ]
斉木も、そのせいでもあり、高校を辞めたと聞いた。

直哉は薬の力に負けた。
誘惑には勝てなかった・・・・。

⏰:10/01/15 10:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


#236 [ゅぃ]
・・・・・・・

「・・・・心。もう直哉君には会わない方がいい」

「・・・・・・・」

⏰:10/01/15 10:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#237 [ゅぃ]
あたしは言葉が出なかった。

全て裏で糸を引いていたのは・・・・世菜さん。
直哉を犯罪者にして・・・・。

⏰:10/01/15 10:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#238 [ゅぃ]
・・・でもあたしは、もう直哉のことも信じられなくなった。

直哉なら・・・そんなモノには絶対手を出さないと思った。
ハマらないと思った。
あたしの事が大事だからって、最後まで言い張ってくれると思った。

⏰:10/01/15 10:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#239 [ゅぃ]
・・・でも、違ったんだね。

直哉にとってあたしは、ただなんの思い入れもない元カノ。
ただそれだけだったんだね・・・・。

⏰:10/01/15 10:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#240 [ゅぃ]
もう誰も信じられないよ。


「・・・・ひどいよ。心と直哉先輩の事、切り離したんでしょ!?
許せない!!!!」

亜美は怒っていた。

⏰:10/01/15 11:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#241 [ゅぃ]
「・・・亜美。もういいよ。直哉にとってあたしの存在は、
それだけだったんだよ」

「・・・心」


そうだよ。ただそれだけ。

⏰:10/01/15 11:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#242 [ゅぃ]
・・・・


直哉の嘘つき

⏰:10/01/15 11:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#243 [ゅぃ]
それからあたしは、家に引きこもるようになった。

そんなあたしを、亜美は「たまには外の空気吸おう?」
そう言って、あたしを外に連れ出した。

⏰:10/01/15 11:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#244 [ゅぃ]
・・・でも、あの時と似たような車を見たり、
似たような男を見かけると、あたしはあの時のことを思い出し、
恐怖が止まらなくなった。

⏰:10/01/15 11:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#245 [ゅぃ]
あとから聞いた話によると、その男達は薬物所持などで逮捕された・・・
と言っていた。

・・・直哉や世菜さんも、その内捕まるかもしれない・・・・と聞いた。

⏰:10/01/15 11:04 📱:PC 🆔:☆☆☆


#246 [ゅぃ]
・・・あたしの夢の中にも出てくる、あの恐怖。

あたしはご飯も食べられない日が続いて、数日間入院した。
精神安定剤・眠剤、薬がないと寝られない日も続いた。

⏰:10/01/15 11:06 📱:PC 🆔:☆☆☆


#247 [ゅぃ]
学校には相変わらず行かなかったため、単位を落とした。


このままじゃ駄目だと何回も思った。

⏰:10/01/15 11:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#248 [ゅぃ]
毎日この世界に脅えて生活している自分が・・・・
凄く惨めだった。



そんな生活がしばらく続いた。

⏰:10/01/15 11:08 📱:PC 🆔:☆☆☆


#249 [ゅぃ]
亜美は高校を無事卒業し、地元から離れると言っていた。
亜美はあたしを、このままじゃ良くない。
と、一緒に上京しよう。と誘ってくれた。

⏰:10/01/15 11:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#250 [ゅぃ]
あたしの親も、もう大人になるんだし、自立するのもいい。と、
あたしの背中を押してくれた。


・・・・・こうしてあたしと亜美は、一緒に上京した。

⏰:10/01/15 11:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


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