Love forever 〜Destiny〜
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#201 [ゅぃ]
お風呂から上がってベッドの上にいた。
電気も付けずに、ただボーっとしているだけ。

コンコン

⏰:10/01/14 23:36 📱:PC 🆔:☆☆☆


#202 [ゅぃ]
「心、入るよ」

そう言い入ってきたのはお姉ちゃんだった。

「一緒に寝よ」
そう言いお姉ちゃんは、自分の枕をあたしに見せてきた。

⏰:10/01/14 23:37 📱:PC 🆔:☆☆☆


#203 [ゅぃ]
「・・・・ぅん」

その日はお姉ちゃんと眠った。
誰かと一緒に眠るなんて、小学生以来だった。

お姉ちゃんが側にいると思うと、安心できた。

⏰:10/01/14 23:37 📱:PC 🆔:☆☆☆


#204 [ゅぃ]
次の日家族と一緒に病院へ行った。

・・・・・・・

・・・・・幸いに、妊娠はしていなかった。

⏰:10/01/14 23:38 📱:PC 🆔:☆☆☆


#205 [ゅぃ]
あたしもお母さん達も凄くホっとした。

・・・ご飯は、まだなかなか喉を通らない。
体重、減ってるだろうな。

⏰:10/01/14 23:39 📱:PC 🆔:☆☆☆


#206 [ゅぃ]
その日は一人で眠った。

・・・・夢を見た。
あの時の光景が・・・・夢の中に出てくる。
知らない男達が、あたしの腕を掴んでいる。

⏰:10/01/14 23:40 📱:PC 🆔:☆☆☆


#207 [ゅぃ]
バッ

あたしは飛び起きた。

・・・・・夢・・・

⏰:10/01/14 23:40 📱:PC 🆔:☆☆☆


#208 [ゅぃ]
顔と身体は、汗まみれだった。

凄い恐怖が迫ってくる夢。
あのときの思いが、蘇ってくる・・・・・。

⏰:10/01/14 23:41 📱:PC 🆔:☆☆☆


#209 [ゅぃ]
その後何度も眠ろうとしたけど、眠れなかった。
またあの夢を見るんじゃないか・・・
あたしはずっと自分の身体を押さえていた。

・・・・助けて。

⏰:10/01/14 23:42 📱:PC 🆔:☆☆☆


#210 [ゅぃ]
そんな日が毎日続いた。

・・・・あたしは、学校も休み続けていた。
亜美から聞いた話によると、隣のクラスの男は、退学したと聞いた。

⏰:10/01/14 23:43 📱:PC 🆔:☆☆☆


#211 [ゅぃ]
理由は分からなかったけど、色々悪い事をしたと言っていた。

その男が学校を辞めたと聞いても
あたしは学校に行く気にはなれなかった。

⏰:10/01/14 23:44 📱:PC 🆔:☆☆☆


#212 [ゅぃ]
将来やりたい事・・・・
たくさんあったのに、もう叶わない夢かもしれない。

・・・・・あたしは弱い。

⏰:10/01/14 23:45 📱:PC 🆔:☆☆☆


#213 [ゅぃ]
ある日。

亜美があたしを襲った犯人達が誰か分かったと言った。
亜美の彼氏、一登が犯人を捜してくれていた。

⏰:10/01/14 23:48 📱:PC 🆔:☆☆☆


#214 [ゅぃ]
一登はあたしと亜美より1つ年上。
鳶職。
一登と亜美が付き合い始めた時から、一登を亜美から紹介されていた。

⏰:10/01/14 23:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#215 [ゅぃ]
車の種類。男達の特徴。
他にも手がかりになる事を亜美に話していた。

亜美は、一登が直接話したいと言っていると言って、
亜美と一登とあたしの3人で、会うことになった。

⏰:10/01/14 23:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#216 [ゅぃ]
「心。上がって。もう一登きてるよ」

「うん、お邪魔します」

亜美の家で話をする事になった。

⏰:10/01/14 23:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#217 [ゅぃ]
ガチャ

ドアを開けると、一登がいた。

「久しぶり」
一登があたしに言った。

⏰:10/01/14 23:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#218 [ゅぃ]
「久しぶりだね。・・・・ありがとう、見つかったんだね」

「あぁ、それで・・・・今から話す事は、心にはすごく辛い話だと思う」

・・・・・辛い話?

⏰:10/01/14 23:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#219 [ゅぃ]
「・・・・・・・」

「・・・心が聞きたくないなら、俺は言わないけど・・・・」

「大丈夫」

「心、・・・・大丈夫?」

⏰:10/01/14 23:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#220 [ゅぃ]
亜美があたしを気遣う。

「うん・・・・」
あたしがそう返事をすると、亜美が手を握ってくれた。

⏰:10/01/14 23:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#221 [ゅぃ]
そして一登はゆっくりと口を開いた。

「・・・・・最近、女の子が襲われる事件、何件か続いてるんだ・・・」

・・・・レイプ。

⏰:10/01/15 10:34 📱:PC 🆔:☆☆☆


#222 [ゅぃ]
「俺の知ってるヤツの彼女も、襲われてさ・・・・
心が教えてくれた手掛かりも、そいつに話したんだ。
そしたらそいつが犯人を割り出したんだ
車種も、男達の特徴も、一致した」

⏰:10/01/15 10:36 📱:PC 🆔:☆☆☆


#223 [ゅぃ]
・・・・・・

一登の話してくれた話はこうだった。

⏰:10/01/15 10:36 📱:PC 🆔:☆☆☆


#224 [ゅぃ]
隣のクラスの男・・・斉木は、最近付き合っていた彼女と別れた。
その彼女の事が相当好きだったみたい。

・・・ある日、ある女からあることを協力してくれたら、
彼女との仲を取り持つ。・・・そう言われた。

⏰:10/01/15 10:38 📱:PC 🆔:☆☆☆


#225 [ゅぃ]
・・・その女が、直哉の元カノの世菜さん。

世菜さんは、直哉と別れてからも直哉が好きだった。
つまり・・・世菜さんは、直哉も元彼のことも好きだった。

⏰:10/01/15 10:40 📱:PC 🆔:☆☆☆


#226 [ゅぃ]
直哉が地元から出て、大学へ行ってバイトも両立していたとき・・・
世菜さんは、直哉の前に姿を現した。

世菜さんの元彼は・・・薬物中毒。
世菜さんも、元彼の影響で、薬物を始めた。

⏰:10/01/15 10:42 📱:PC 🆔:☆☆☆


#227 [ゅぃ]
世菜さんは直哉のことが忘れられなくて、しつこく言い寄った。
初めは直哉も、「彼女がいるから」
と、世菜さんが話を持ちかける度に拒否していた。

でも・・・・・

⏰:10/01/15 10:43 📱:PC 🆔:☆☆☆


#228 [ゅぃ]
世菜さんは、妊娠していた子供は、直哉の子供だったかもしれない。
と、脅しをかけた。

その子供は直哉と別れてから、流産したと言っていた。

⏰:10/01/15 10:44 📱:PC 🆔:☆☆☆


#229 [ゅぃ]
もちろん直哉は、避妊はしっかりしていた。

・・・世菜さんの元彼との子供の可能性の方が、高い。

直哉は忙しい生活の中世菜さんに言い寄られ、凄く困っていた。

⏰:10/01/15 10:45 📱:PC 🆔:☆☆☆


#230 [ゅぃ]
ある日・・・世菜さんは直哉の跡を付けて、
直哉の家に上がり込んだ。

直哉は「出て行け」と言った。でも世菜さんは出て行かなかった。

⏰:10/01/15 10:46 📱:PC 🆔:☆☆☆


#231 [ゅぃ]
そして直哉にあるモノを渡した。

・・・・それが、薬物。
世菜さんは直哉に無理矢理薬物を投入した。

⏰:10/01/15 10:47 📱:PC 🆔:☆☆☆


#232 [ゅぃ]
・・・・・・・・

そのせいで、直哉は薬物中毒になってしまった。
世菜さんから、薬物をもらっている。
・・・薬物をもらう代わり、世菜さんとの関係を持つこと。

⏰:10/01/15 10:48 📱:PC 🆔:☆☆☆


#233 [ゅぃ]
・・・・こうして直哉は、狂っていった・・・。


そして、世菜さんは、斉木にあたしの事を誘い出すよう命令した。

⏰:10/01/15 10:49 📱:PC 🆔:☆☆☆


#234 [ゅぃ]
あたしを襲ったのは、世菜さんの友人。
最近その人たちは、薬物やレイプなど・・・悪い事をたくさんしているみたい。

⏰:10/01/15 10:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#235 [ゅぃ]
斉木も、そのせいでもあり、高校を辞めたと聞いた。

直哉は薬の力に負けた。
誘惑には勝てなかった・・・・。

⏰:10/01/15 10:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


#236 [ゅぃ]
・・・・・・・

「・・・・心。もう直哉君には会わない方がいい」

「・・・・・・・」

⏰:10/01/15 10:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#237 [ゅぃ]
あたしは言葉が出なかった。

全て裏で糸を引いていたのは・・・・世菜さん。
直哉を犯罪者にして・・・・。

⏰:10/01/15 10:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#238 [ゅぃ]
・・・でもあたしは、もう直哉のことも信じられなくなった。

直哉なら・・・そんなモノには絶対手を出さないと思った。
ハマらないと思った。
あたしの事が大事だからって、最後まで言い張ってくれると思った。

⏰:10/01/15 10:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#239 [ゅぃ]
・・・でも、違ったんだね。

直哉にとってあたしは、ただなんの思い入れもない元カノ。
ただそれだけだったんだね・・・・。

⏰:10/01/15 10:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#240 [ゅぃ]
もう誰も信じられないよ。


「・・・・ひどいよ。心と直哉先輩の事、切り離したんでしょ!?
許せない!!!!」

亜美は怒っていた。

⏰:10/01/15 11:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#241 [ゅぃ]
「・・・亜美。もういいよ。直哉にとってあたしの存在は、
それだけだったんだよ」

「・・・心」


そうだよ。ただそれだけ。

⏰:10/01/15 11:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#242 [ゅぃ]
・・・・


直哉の嘘つき

⏰:10/01/15 11:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#243 [ゅぃ]
それからあたしは、家に引きこもるようになった。

そんなあたしを、亜美は「たまには外の空気吸おう?」
そう言って、あたしを外に連れ出した。

⏰:10/01/15 11:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#244 [ゅぃ]
・・・でも、あの時と似たような車を見たり、
似たような男を見かけると、あたしはあの時のことを思い出し、
恐怖が止まらなくなった。

⏰:10/01/15 11:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#245 [ゅぃ]
あとから聞いた話によると、その男達は薬物所持などで逮捕された・・・
と言っていた。

・・・直哉や世菜さんも、その内捕まるかもしれない・・・・と聞いた。

⏰:10/01/15 11:04 📱:PC 🆔:☆☆☆


#246 [ゅぃ]
・・・あたしの夢の中にも出てくる、あの恐怖。

あたしはご飯も食べられない日が続いて、数日間入院した。
精神安定剤・眠剤、薬がないと寝られない日も続いた。

⏰:10/01/15 11:06 📱:PC 🆔:☆☆☆


#247 [ゅぃ]
学校には相変わらず行かなかったため、単位を落とした。


このままじゃ駄目だと何回も思った。

⏰:10/01/15 11:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#248 [ゅぃ]
毎日この世界に脅えて生活している自分が・・・・
凄く惨めだった。



そんな生活がしばらく続いた。

⏰:10/01/15 11:08 📱:PC 🆔:☆☆☆


#249 [ゅぃ]
亜美は高校を無事卒業し、地元から離れると言っていた。
亜美はあたしを、このままじゃ良くない。
と、一緒に上京しよう。と誘ってくれた。

⏰:10/01/15 11:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#250 [ゅぃ]
あたしの親も、もう大人になるんだし、自立するのもいい。と、
あたしの背中を押してくれた。


・・・・・こうしてあたしと亜美は、一緒に上京した。

⏰:10/01/15 11:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


#251 [ゅぃ]
・・・・・・

「心〜仕事何時から?」

「10時から。亜美は?」

⏰:10/01/15 11:13 📱:PC 🆔:☆☆☆


#252 [ゅぃ]
「亜美もそのくらい♪」

あたしは、上京してからショップ店員になった。
10代や20代の女の子が集まるお店。
あたしはあの出来事があってから、男性が苦手になっていた。

⏰:10/01/15 11:14 📱:PC 🆔:☆☆☆


#253 [ゅぃ]
だから、できるだけ男の人と関わる仕事はしたくない。
そう思っていたし、あたしは服とか靴が好きだったから、
この仕事をしたいと思って、この仕事を選んだ。

⏰:10/01/15 11:15 📱:PC 🆔:☆☆☆


#254 [ゅぃ]
亜美のおかげで一人で出歩く事や、一人で電車に乗ったり・・・
生活に最低限の事を、出来るまでにあたしは復活した。

たまにどうしても男の人と喋らなきゃいけない時もある。
・・・でもそれは、人生にとって当たり前のことだ。
と、自分で言い聞かせる。

⏰:10/01/15 11:17 📱:PC 🆔:☆☆☆


#255 [ゅぃ]
もう、薬に頼ってもいない。
考えが少し明るくなってから、悪い夢も見ないようになった。

だからなるべくプラス思考になろうと思った。

⏰:10/01/15 11:19 📱:PC 🆔:☆☆☆


#256 [ゅぃ]
・・・・・・

「〜〜っ寒い!!!」

「ちょー寒いね・・・・・凍え死ぬ・・・・・」

⏰:10/01/15 11:20 📱:PC 🆔:☆☆☆


#257 [ゅぃ]
季節は冬。
ここ最近毎日寒い。厚着しないと外を歩けない位。

「あっ!ねぇ心」

「ん?なにー?」

⏰:10/01/15 11:21 📱:PC 🆔:☆☆☆


#258 [ゅぃ]
「一登が今日うちこない?って!久しぶりに飲もうって♪」

「あっいいねぇ!あたし明日仕事ないし♪」

「じゃっ決まりだね!」

その日の夜、一登の家に行くことになった。

⏰:10/01/15 11:22 📱:PC 🆔:☆☆☆


#259 [ゅぃ]
いったん終わります!!

⏰:10/01/15 11:23 📱:PC 🆔:☆☆☆


#260 [*]
「いらっしゃいませー」

寒い冬にも、お客さんはたくさん来る。
あたしは、お客さんと喋るのが楽しかった。

⏰:10/01/15 18:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


#261 [*]
・・・・・・

「・・ひっく・・・・ぅあぁ」

「・・・・亜美・・・・」

⏰:10/01/15 18:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#262 [*]
仕事が終わってから、買い出しをして亜美と一登の家へ行った。

ビール・酎ハイ・焼酎、色んなお酒を開けて、
3人でわいわいと話をしていた。

⏰:10/01/15 18:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#263 [*]
・・・・亜美は酔うと、わけの分からない事を喋る。
そのあと「・・・・・気持ち悪い」ってなって吐いたり・・・
急に元気になったり・・・・

亜美を見て、お酒の力はすごいと思った。

⏰:10/01/15 18:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#264 [ゅぃ]
すいませんまた消えてました↓
ゅぃです(汗)

⏰:10/01/15 18:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#265 [ゅぃ]
あたしはお酒を飲むと元気になる。
楽しい気持ちになる。
・・・でも同時に、身体が凄く寒くなる。

お酒を飲んで出る症状は、人それぞれらしい・・・

⏰:10/01/15 19:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#266 [ゅぃ]
「・・・・・吐きそう!!」
亜美はそう言って、トイレへ向かった。

「あぁあぁ・・・・まただよ。心水とって」

「冷蔵庫開けるよー」

⏰:10/01/15 19:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#267 [ゅぃ]
・・・・・ない。水がない。

「・・・一登、水ないよ・・・・」

「え!?マジ!?・・・・困ったな」

⏰:10/01/15 19:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#268 [ゅぃ]
「あたし、そこのコンビニで買ってくるよ」

「大丈夫か・・・?」

「大丈夫大丈夫、ここらへん車多いし、外灯もあるし」

⏰:10/01/15 19:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#269 [ゅぃ]
「俺が代わりに行くよ」

「いーのいーの!じゃ、行ってくるね〜」


・・・・実は生理になって、ナプキンあんまり持ってこなくて
心配だから買いに行きたかったんだよね・・・・。

⏰:10/01/15 19:04 📱:PC 🆔:☆☆☆


#270 [ゅぃ]
家を出て、足早にコンビニへと向かった。


すると・・・前から走ってきている男の人に、肩がぶつかって、
あたしは転倒した。

⏰:10/01/15 19:06 📱:PC 🆔:☆☆☆


#271 [ゅぃ]
「いった・・・・・」
「・・・・・・って」

痛い・・・尻もちついちゃった・・・・・。

⏰:10/01/15 19:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#272 [ゅぃ]
「・・・・ごめん大丈夫?」

あたしが地面に倒れ込んでいると、男の人があたしに手を差し伸べてきた。
あたしは差し出された手を握るわけもなく、
「大丈夫です。すいません」そう言って立ち上がった。

⏰:10/01/15 19:08 📱:PC 🆔:☆☆☆


#273 [ゅぃ]
・・・外灯の光が男の人を照らしている。
背が高くて、髪にメッシュが入った男の人・・・
顔を見ると、すごくかっこよかった。

⏰:10/01/15 19:10 📱:PC 🆔:☆☆☆


#274 [ゅぃ]
「俺前見てなくて・・・マジ大丈夫?」

「いえ、全然。・・・・・・あ」


男の人の口元を見ると、血が出ていた。
・・・転んだ時に!?

⏰:10/01/15 19:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


#275 [ゅぃ]
「すいません!あたし・・・・怪我してる!!」

「・・・はぃ?」

あたしは急いでハンカチを取り出した。

⏰:10/01/15 19:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


#276 [ゅぃ]
男の人は「は?」って顔をしている。

「口、血出てます!すいません転んだ時に・・・」

あたしはその人にハンカチを差し出した。
男の人はそのハンカチを受け取った。

⏰:10/01/15 19:13 📱:PC 🆔:☆☆☆


#277 [ゅぃ]
「あの、これ・・・・・」

「じゃあっすいません!あたし急いでるので・・・・」

あたしは足早にその場を立ち去った。
・・・あたし、何ハンカチ貸してるんだろう。
でもあたしのせいであの人、怪我してたしな・・・・

⏰:10/01/15 19:14 📱:PC 🆔:☆☆☆


#278 [ゅぃ]
あたしはコンビニで素早く水を買って、
走るように一登の家へと向かった。


ガチャ

⏰:10/01/15 19:15 📱:PC 🆔:☆☆☆


#279 [ゅぃ]
ドアを開けると・・・・・

「あ」
「え」

さっきの男の人がいた。

⏰:10/01/15 19:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#280 [ゅぃ]
「さっきの」
「さっきの」

声がハモった。

「え?なに、知り合い?」
一登が口を挟んだ。

⏰:10/01/15 19:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#281 [ゅぃ]
「おー、さっきたまたまぶつかってさ・・・・」

「マジ?偶然だな」

「あ、さっきは、すいませんでした」
あたしはペコッと頭を下げた。

⏰:10/01/15 19:17 📱:PC 🆔:☆☆☆


#282 [ゅぃ]
「や、こちらこそ」

男の人も頭を下げ返した。

「はい、お水買ってきたよ」

「おーわりぃな、さんきゅ」

⏰:10/01/15 19:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#283 [ゅぃ]
「翔輝、上がれよ」

「おー」

・・・・翔輝って言うんだ、この人・・・

⏰:10/01/15 19:19 📱:PC 🆔:☆☆☆


#284 [ゅぃ]
「ほら、亜美水だぞ」

「・・・・ぅ〜ん・・・・・ぅぅ」

亜美・・・潰れてる(笑)

⏰:10/01/15 19:20 📱:PC 🆔:☆☆☆


#285 [ゅぃ]
「あ、心。コイツ翔輝。同じ鳶職」

「あ、どうも」

「こんちは」

翔輝という男は、ニコっと笑った。

⏰:10/01/15 19:21 📱:PC 🆔:☆☆☆


#286 [ゅぃ]
「で、翔輝。こっちが心。亜美の連れ」

「心・・・ちゃんね。さっきはマジごめんね」

「や・・・こちらこそです」

⏰:10/01/15 19:22 📱:PC 🆔:☆☆☆


#287 [ゅぃ]
「あ、翔輝お前また喧嘩したのか?」

「あ?おー・・・まぁ余裕で勝ったけどな」

・・・喧嘩?
え?なんで一登そんなことわかるの?

⏰:10/01/15 19:23 📱:PC 🆔:☆☆☆


#288 [ゅぃ]
〜♪

・・・あ、電話。

誰だろう、こんな時間に。

⏰:10/01/15 19:24 📱:PC 🆔:☆☆☆


#289 [ゅぃ]
画面を見るとお店からだった。


「はい、もしもし?」

「あ、心ちゃん?明日急に瑞紀ちゃんこれなくなって・・・
代わりに入れない・・・よね?」

⏰:10/01/15 19:25 📱:PC 🆔:☆☆☆


#290 [ゅぃ]
・・・ここは行くべきだよね。

「大丈夫ですよ」

「ほんとに!?ごめんね!じゃあ!明日はお昼からで!」

「はい」

⏰:10/01/15 19:26 📱:PC 🆔:☆☆☆


#291 [ゅぃ]
ピ・・・・

「・・・一登、ごめん。明日仕事入ったから、そろそろ帰るね」

「マジ?」

「亜美には言っといてっ!」

「おー、気ぃつけてなぁ」

⏰:10/01/15 19:27 📱:PC 🆔:☆☆☆


#292 [ゅぃ]
「・・・俺もそろそろ帰るわ」

「来たばっかじゃん、お前」

「や、二人の邪魔しちゃ悪いし」

「・・・亜美、潰れてるけどな(笑)」

⏰:10/01/15 19:27 📱:PC 🆔:☆☆☆


#293 [ゅぃ]
「まぁまぁ。・・・じゃ、これは確かに受け取ったぞ」

「おー、明日頑張れよ、現場」

「おーまたな」

・・・・・ん?受け取った?・・・なんか袋持ってる・・・。

⏰:10/01/15 19:28 📱:PC 🆔:☆☆☆


#294 [ゅぃ]
あたしは横目にそれを見ながら、
足早に一登の部屋を出た。



外灯が照らす道を、携帯を握りしめながら小走りで歩く。

⏰:10/01/18 10:17 📱:PC 🆔:☆☆☆


#295 [ゅぃ]
誰かあたしの周りにいないか、たまに辺りを見回す。

・・・・さっきからあたしの後ろから足音がする。
誰・・・・・?

あたしは不自然に思われないように後ろに振り向いた。

⏰:10/01/18 10:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#296 [ゅぃ]
・・・・・・

え。さっきの。

「あ」

え、どうゆうこと?

⏰:10/01/18 10:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#297 [ゅぃ]
「あ、心ちゃん、だよね。危ないし、送ってこっか?」

・・・・・はぃ?

「・・・・あの」

「車で来たからさ。ついでに送ってくよ」

⏰:10/01/18 10:20 📱:PC 🆔:☆☆☆


#298 [ゅぃ]
・・・・・車。

だめ。だめ。絶対だめ。
知らない人の言うことなんか信用しちゃだめだ。

「あのっいいです!あたし、電車で帰りますから!」

⏰:10/01/18 10:21 📱:PC 🆔:☆☆☆


#299 [ゅぃ]
「や、マジ危ないし、送ってくって」

そう言って翔輝という男はあたしの腕を引っ張った。

「・・・・・やッ!!!!」

・・・・あの時が、・・・蘇ってくる。

⏰:10/01/18 10:24 📱:PC 🆔:☆☆☆


#300 [ゅぃ]
翔輝は驚いたのか、あたしの腕から手を離した。

「・・・・わりぃ、いきなり触ったり・・・・・」

翔輝は謝ってきた。

⏰:10/01/18 10:26 📱:PC 🆔:☆☆☆


#301 [ゅぃ]
「・・・・あたしも・・・ごめんなさい。いきなり大声上げて・・・・」

あたしも謝ると、そこから沈黙が続いた。

「・・・・・・」
「・・・・・・」

⏰:10/01/18 10:26 📱:PC 🆔:☆☆☆


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